プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
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米原万理著「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」角川文庫

2009-11-30 10:33:03 | 読んだ本
新潟への行きに読んで行きました
久しぶりに泣き女状態。
新幹線、すいていたので不審な人にならないですみましたが、
特に最後の「白い都のヤスミンカ」は何ともいえない。
転校生を何回かやった自分のことを考えたり、
帰国子女だった夫のことを考えたりしてしまった。
子どもは親の都合でいろんな体験をすることになる…

米原万理著「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」角川文庫

この本を読むと1990年代東欧(中欧)情勢について、
「そういうことなんだ」とリアルな生活体験レベルで理解できる。
こういう書き方だったら、解説書ではよくわからない、するっと
流れてしまうことが、実感として理解できる。すごい
実体験があることと、その体験を外側の目で見られること。
視線に対する視線に対する視線。きっとこれが必要

それにしても、私の1990年代以降、世界情勢などにほぼ
関心を向けること無いまま過ぎてしまった。
(それ以前だって大して関心はなかったけど)
娘と息子が生まれてからは、TVニュースを見ることさえも無く
過ごしている。これでも特に問題がない。

ところが、このごろ急に「歴史」に関心が向いてきた。
年をとると「歴史」が面白くなるのかな…

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