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茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

ウィキッド〜二人の魔女

2025-03-08 18:45:00 | 読書・映画
久しぶりに映画をみて来ました!

ちょっと悩んだのですが、声優さんの顔ぶれを見て、信頼できると判断して吹替版にしました。
高畑充希さんも清水美依紗さんも、堂々たる歌いっぷりで違和感なく、物語にどっぷりひたれました。
充希ちゃん、と呼んでいた頃の可憐な歌声しか知らなかったので、力強い歌声には本当にびっくりしました。
アリアナ・グランデのグリンダは、本当に可愛らしくて、素敵でした。
きっとロングランすると思うので、次は字幕版で見たい・聴きたいです。
それから、舞台版よりも丁寧に背景とかを語ってくれるので、すごくわかりやすかったです。
あの怯えていた子ライオンが、将来、臆病なライオンになるのでしょうか?

私はまさか今回がパート1だと知らなかったので、いきなりエンドロールがあらわれてびっくりしました。
確かに映画の冒頭にパート1って字幕が出ていましたが、第一幕みたいなものかと思っていたので、正直、騙された!と思いました。
舞台を観ていて、内容も歌もわかっているから、ちゃんと予習してなかったせいですが。
パート2は11月公開だというので、忘れかけている第二幕を復習しておこうと思います。



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やがて海へと届く

2022-04-03 17:23:00 | 読書・映画
今日は、「喪失と再生」がテーマの一日。
もちろん、勝手に私がそう思っているだけです。
でも、晩秋に逝ってしまった茶々子の誕生日がもうすぐやってきます。
春は再生の季節。
茶々子のいない空虚な気持ちはなかなか埋まらないけど、一歩を踏み出すきっかけをつかみたいなと思って見つけたのがこの映画です。

東日本大震災の津波で、突然いなくなってしまった親友を思い続ける主人公の心の傷みやとまどいを、岸井ゆきのさんが繊細に演じていて、それだけでも、じわじわっときました。
震災のシーンは、儚げなアニメーションで表現されていて、生々しさはありません。
でも、物語の中盤、親友を探しに行った主人公が新たに造られた防潮堤の前を歩く姿が描かれるのですが、その防潮堤の巨大さに、あの日の津波の映像が蘇ってきました。
また、ビデオカメラに向かって、あの日の出来事を語る地元の人々の言葉と、その眼差しの強さに、心を揺さぶられました。
でも、これは、決して震災映画ではありません。
友情のような、愛情のような、不思議な心の繋がりのようなものを描いているのだと思います。
いなくなった親友の死を受け入れられなかった主人公は、被災地への旅の中で、親友の死を受け入れ、その上で、一緒に生きていこうと歩き始めます。
そばにいなくても、ずっと、どこかで繋がっていることを信じられる。
多分、それが「親友」だよね。

随所に、心に突き刺さるような言葉が散りばめられていて、原作を読んでみようかなと思いました。

映画を観たのは、東京ミッドタウン日比谷でした。
残念ながら雨で、日比谷ステップ広場のblossom gardenも人はまばらでした。
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ノイズ

2022-01-30 14:39:00 | 読書・映画
朝イチで見てきました。

予告編を見て、ちょっとブラックなコメディーかな?と思っていたら、とんでもない間違いでした。
なんか、釈然としない気分で映画館を後にしました。
さっき、テレビCMで、「大どんでん返し」っていってたけど、ちょっと違うよね。
むしろ、やっばりそうだったの?です。
見終わった後に、心にノイズが残りましたなんて、綺麗にまとめるわけにもいかず。
うーん。

私の好きな藤原竜也・松山ケンイチ・神木隆之介の3人が、揃い踏み。
それぞれやっぱりうまいなあと思いました。

すっきりさわやかな映画では決してありません。

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燃えよ剣

2021-10-31 07:32:00 | 読書・映画
昨日、久しぶりに映画を観てきました。
4月に「Blue」を観て以来の映画館です。
今月末でせっかく貯めたポイントが失効するので、評判の良かった「燃えよ剣」へ。
 
 
「関ヶ原」と同じ司馬遼太郎原作・原田眞人監督・岡田准一主演、ということで、時代は違うけどテイストは似通ってました。
どちらも、滅びる側の「義」または「誠」が描かれていました。
とにかく血がドバッと流れるので、正直、私には無理な映画かなと、覚悟しての鑑賞。
あ、やばそうと思うと、下を向いてやり過ごしていました。
でも、市村正親さん、新納慎也さん、吉原光夫さんなど、舞台でお馴染みの方々が、ちょこっとだけなんだけと、結構いい味を出していらして、それがとても楽しかったです。
斎藤一役の松下洸平さんも、朝ドラですっかり人気者ですか、私が最初に知ったのはミュージカルの舞台だったので、舞台でお馴染みにカウントしたいと思います。
今回、右近さん演じる会津藩主松平容保が、私の中では一番感情移入できました。
春に青森に旅行して、戊辰戦争で生き残った旧会津藩士の移住先である斗南藩のことを知っていたということもありますが、右近さんの容保公がとても良かったのです。
残念ながら公演中止になってしまった「ジャージー・ボーイズ」では、トラブル・メーカーのトミー役を演じる予定でした。
「inコンサート」で、オラオラトミーで味のある演技と歌声を披露していて、そのイメージが強かったので、今回の容保役は少し意外でした。
でも、誰よりも「義」の狭間で揺れ動く容保公の愚かなまでの誠実さが、心に響いたのです。
「誠」であろうと願うことは尊いけど、その願いのままに生きることは、何と厳しいことか。
そんなことを思いました。
私的には、あそこまで、血はいらない。
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Blue/ブルー

2021-04-17 22:25:00 | 読書・映画
今日は、早起きして、川崎で映画を観てきました。

朝一番の「名探偵コナン」がちょうど始まった後だったので、がらんとしています。
ちょっと拍子抜けですが、大混雑を避けるための朝一番なので、狙い通りです。
パンフレットも並ばず買えました。
あ、観たのは「コナン」ではありません。
浜辺美波ちゃんが出ているので、観たい気持ちはありますが、きっとロングランするだろうから、いろいろ落ち着いてからにしようと思います。
(でも、売り切れると困るので、パンフレットは、買いました)
で、川崎まで来たのは、この映画のためです。

松山ケンイチ主演の「Blue/ブルー」です。
近所のシネコンではやらないので、プチ遠征です。
東京は論外、横浜だとお昼からの上映で、コナンで混雑するのが見えているので、朝早い上映がある川崎にしました。
マスクは二重、水筒、クレベリン持参。
終演後は寄り道せずにさっさと帰宅。
でも、そこまでした価値はあったと思える映画でした。
決して派手じゃないけど、じわっと心にしみいるような、そんなタイプの映画です。
松山ケンイチ演じる瓜田が、とにかくいいのです。
努力家で、技術はしっかりしてるのに、実戦では全く勝てない。
いろんな感情を心に秘めて、いつも穏やかな微笑みの仮面を被っている温和な性格のボクサー役。
嫉妬も怒りも悲しみも、全て押し殺していた瓜田が、たった一度だけ本音を吐き出すシーンの静かさがよかった。
どんなに努力しても報われない。
自分には才能がないとわかっていても、好きだから諦められなくて、必死にしがみついて生きている。
そんな無様とも言える姿がカッコいいし、そして、本当に強い人間なんだと思えてくる。
ブルーとは、ボクシングでは、挑戦者を意味する色なんだそうです。
挑戦者であり続けるためには、無駄になるかもしれない努力を続けなくてはならない。
挑戦者であることの厳しさと、挑戦者でいられる幸福。
瓜田だけじゃなく、東出昌大演じる小川も、柄本時生演じる楢崎も、みんな努力は報われない。
だけど、ラストの二人の走り続ける姿に、長靴で静かにシャドー・ボクシングを続ける瓜田の姿に、なんかいいなと思った。
これからも、挑戦者として生きていく諦めの悪い男たちのカッコ悪いかっこよさ。
きっと、一般受けはしない映画だけど、好きです。
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映画三昧

2020-06-07 08:44:00 | 読書・映画
昨日は、夕方からだらだらTVで映画を観て過ごしました。
まず、一本めは「アルキメデスの大戦」
私の好きな浜辺美波ちゃんご出演。
財閥令嬢役で、変顔なし。
ああ、本当に綺麗な子だなあと思いました。
昭和の美人女優といった雰囲気。
男だらけの中で、パッと画面が華やぐ感じでした。
物語は、おもしろいんだけど、なんとなく釈然としないというか、よくわかりませんでした。
100%こちらの知識不足と理解不足だと思うのですが、妨害をはね除け、数式の力で戦争を食い止めようとする姿を応援していたのに、いきなり山本五十六の方が悪役?みたいになって、最後は、悪役のはずの造船中将にみんなもってかれちゃうし。
いったいなんだったんだ?と、よくわからん状態で終わっちゃいました。
消化不良。
(茶々子のお散歩タイムで空白の20分あり)
二本目は、ばーっと能天気に「おっさんずラブ」
ドラマはほとんど見ていないのですが、あらすじくらいはちゃんと知ってました。
お兄ちゃんの会社が映像協力していて、テロップにも名前が出ているというので、そこを確かめるために見ました。
お兄ちゃんの会社が制作したのって、これかな?とすぐに分かったので、あとは賑やかなドタバタを愉しみました。
くだらないといえばくだらないけど、娯楽だと割り切れば、許せます。
(録画したので途中でお風呂タイムあり)
三本目は「ドラゴンクエストユアストーリー」
これは正直許せません!
みんなが怒っていた理由がよく分かりました。
「ドラクエ」をあんな風にしちゃうなんて、ひどい、ひどすぎる。
ついでに、棒読みの声優陣もにイライラ。
なんだかなあでした。
そして、なんと4本目。
吉岡里帆さん主演の「見えない目撃者」
元々は韓国のホラー映画のリメイクだそうです。
私には無理な映像多数で、盲導犬がすごく可愛くて、それがなかったら、見るの諦めていたと思います。
韓国映画って、過剰に暗いイメージがあります。
韓国映画だけじゃなく、韓流ミュージカル(フランケンシュタイン、マーダー・バラッド)も、過激で過剰でした。
実はこのあと、本家本元の「見えない目撃者」も続けて放映されていたのですが、さすがに見るのはやめて寝ました。

一度にこれだけ続けて見たのは久しぶりです。








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屍人荘の殺人

2019-12-19 16:12:00 | 読書・映画
 

仕事のピークが去り、今日は勤務変更の代休を取って、のんびり映画に行ってきました。
観たのは「屍人荘の殺人」です。
映画のレビューを見たら、「お金と時間の無駄遣い」とか「絶対観るなと宣伝します」とか、なにかこの作品に恨みがあるの?というレベルのものが並んでいて、びっくりしました。
私はこの作品の原作はちゃんと読んでいるので、ゾンビと探偵もののコラボだというのはちゃんとわかっていたし、探偵役が早々と死んでしまうのも、ラストの印象的なシーン(台詞?)も知っていました。
だから、的外れな批判にはちょっとムカつきました。
それに、映画ってそもそも娯楽ですよね。
暇つぶし・時間つぶし。
それのどこが問題?
ミステリー三冠となった原作の面白さは、多少改変されていましたが、ちゃんと映画に反映されていて、私は楽しく観たのですが、あの、ヒステリックなコメント、なんだかな、です。
それに、血が飛ぶ残虐シーンNGの私ですが、ゾンビ退治の場面は上手にCG処理してあって、全く平気でした。
リアルも嫌だし、想像力に訴えられるのもダメだけど、ああいう方法ならむしろ笑えます。
面白い、面白くないはそれぞれの感じ方。
私は神木隆之介くんも浜辺美波ちゃんもどちらも好きです。
だから、神木君が「かわいい」と言うたびに、わたしも「美波ちゃんかわいい」と、デレデレしていました。
白目剥く浜辺美波ちゃんが可愛くて可愛くて、それだけでもう、大満足です。
だから、浜辺美波ちゃんのファンなら、大満足の萌え萌え映画だと思います。
そうそう、どっかで見たような大学だなと思ったら、ご近所にある大学がロケ地でした。
あの学食で、わたしも以前、ご飯食べました!
神木君たち、ロケに来ていたんだ〜。

ちなみに、私は今日はポイントを使ってタダで観ました。
だから、金返せ!なんて言いません。
ポイントで観るのにちょうどいい映画です。
あれ?
あんまり褒めてない?
いや、褒めてますよ。
 

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アナと雪の女王2

2019-11-26 13:52:16 | 読書・映画

仕事が忙しくなる前に、ちゃちゃっと行ってきました!
お得意の早起き映画。
「アナと雪の女王2」です。
なんと、お一人様でもシニア割引でとってもお得になりました。
ありがたいということにしておきます。
そうだ、入場プレゼントに、葉書サイズのクリア・ファイルをもらいました。

実は、あんまり期待していませんでした。
前作が好きだったので、予告に流れている「イントゥ・ジ・アンノウン」にびんとこなかったというか、二番煎じみたい感じられたので。
でも、その歌が、物語の中にびたっと収まると、ものすごい破壊力を発揮したのです。
まさしくこれは、ミュージカルの歌です。
この映画は、絶対、舞台化前提ですね。
台詞も歌ってるし、そのまんまミュージカルの舞台に載せられそうです。
物語は少し大人向けになっていますが、適度に笑えるシーンもあって、小学生ぐらいならちゃんと楽しめそうです。
今日は、吹き替え版で観たのですが、もう、みんな歌がうまくて、違和感なく楽しめました。
映像もものすごく進化していて、I MAXにすればよかったと途中で後悔しました。
だから、次は字幕版のIMAXを観たいと思っています。
行けたらいいな。

そうだ、私、サラマンダーが可愛くて気に入ったのですが、全然グッズがなくて悲しかったです。
何か、作って欲しいなあ。


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名探偵ピカチュウ

2019-06-08 14:58:45 | 読書・映画

ピカチュウの、このまんまるな目に、やられちゃうのよねえ。
可愛いです。
それで十分よ。

「見に行きたいねえ」と言っていたところ、茶々子が椎間板ヘルニアになってしまい、行きそびれていた映画です。
茶々子が退院してじたばたする前にと思い、夫婦50割引きでチケットの予約をしていたのですが、父ちゃんが昨日から熱を出してしまい、結局、私ひとりで見てきました。
もふもふのピカチュウは可愛かったので、それで満足です。
内容は、まあ、あんなもんでしょう。
ハリウッド映画ですが、意外と昔の「ポケモン・ムービー」的なテイストが強かったように思いました。
テーマは「家族の絆」でしょうか?
おおきなお友達もたくさんいたけど、ちいさなお友達も意外とたくさん見に来ていました。

本編の最後に、夏休みの「ミューツーの逆襲」の予告編もやってましたが、本当に懐かしいなあと思いました。
小学生だったお兄ちゃんが、父ちゃんですもんねえ。
時の流れは加速度的です。
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なんだか、すごい映画だった

2019-05-28 16:30:00 | 読書・映画
今日、たまたまチャンネルをかえたら、「茶々」の文字が飛び込んできました。
なんだ?と、思ったら、和央ようかさん主演の「茶々〜天涯の貴妃」でした。
たしかこれ、ものすごい爆死映画だったはず。
怖いもの見たさで、見ちゃいました。
見ちゃった上で、なるほどね〜と、納得。
いったい何に納得したのかは、いちいち書きませんが、あのファンタジー大河「江」が、全然ファンタジーじゃないように感じたということで察してください。
そして、何より驚いたのは、原作、井上靖「淀どの日記」というテロップ。
本当に、井上靖がこんなすごい物語を書いたのですか?
井上靖が、お墓の中で怒ってませんか?
私も未読なのですが、すごく気になってきたので、さっそく図書館で探してみようと思っています。
そういう気持ちにさせるほどの破壊力を持った映画でした。

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シネマ歌舞伎を観てきた^_^

2019-04-09 08:13:30 | 読書・映画
今日はシネマ歌舞伎で「桜の森の満開の下」を観てきました。
先日、WOWOWでチラッとだけ「贋作桜の森の満開の下」を観て、ちゃんと見たくなったのです。
中村勘九郎の耳男が、どうしても「いだてん」の金栗四三にしか見えなくて困ったのですが、疾走感溢れる舞台の魅力は、映画になっても伝わってきました。
「桜の森の満開の下」という題名ですが、内容はむしろ「夜長姫と耳男」がメインになっています。
満開の桜の木の下は、耳男と残酷な姫君の約束の場所で、冒頭のシーンとラストのシーンが繋がった時、なんか、ものすごく感動してしまいました。
今考えても、夜長姫の中村七之助さんの声がすごく素敵だったなあ。
ちょっとわけのわからないところもあるし、饒舌すぎる言葉遊びに笑いながら、どこへ転がるんだろうなんて思いながらみていたのですが、わからないところが面白いと感じました。
「鬼」は、すぐそこにいるのに気づかない。見えているのに見えないふりをして、そして突然「鬼だ!」と指を指し、追い詰める。でも、鬼ごっこは鬼の方が楽しい。
わかるような、わからないような。
そんなお話です。
歌舞伎ですがあまり歌舞伎臭くないので、初めて歌舞伎を見る人でも楽しめますが、どの一コマを切り取っても、美しい画になるという、歌舞伎的な魅力もちゃんと備えています。
今年度の月一歌舞伎の第一弾に選ばれたのも、なるほどの作品です。
スタンプラリーの用紙をもらっちゃったので、話題の「ワンピース」でも観に行こうかな、なんて思ったり。
すっかり松竹の策略にはまったかな?

やっぱり、勘九郎は金栗四三に見える。





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ゴジラっておもしろい^_^

2019-03-15 21:21:37 | 読書・映画
CSで東宝チャンピオンまつり版「ゴジラ」特集をやっているのですが、昔の「ゴジラ」は理屈抜きに楽しくて好きです。
今日は「ゴジラ対モスラ」と「ゴジラ対キングギドラ」(「怪獣大戦争」を改題)の2作品を連続放映したのですが、お馴染みのザ・ピーナッツの双美人が出てきたり、水野久美さんの妖艶な金星人が出てきたり、海洋汚染に宇宙戦争、放射能汚染に電磁波と盛りだくさん。
お腹いっぱいなります。
大型計算機やおかま型空飛ぶ円盤は笑えるし、今見るとかなり貧相な特撮シーンも、むしろ味があって、私は好きです。
「ゴジラ」ファンにはあまり評判が良くないこのシリーズですが、懐かしい昭和な街並みが再現されたジオラマを見ているだけでも飽きません。
ほんと、楽しいわ。



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翔んで埼玉

2019-03-10 16:46:18 | 読書・映画
昨日、父ちゃんと「翔んで埼玉」を見てきました。
馬鹿馬鹿しくて笑っちゃう映画です。
くだらないともいえますが、本当にディスられているのは、埼玉じゃなく東京。
埼玉で人気があるのは、ちゃんとその辺りをわかっているからなのでしょう。
私は地方出身だから、都会人の田舎いじりってどうしようもないなあと思って見ていました。
しかし、東京に住んでいてもヒエラルキーはある、という設定はシビアで、でも、誰もが感じていることでもあります。
笑っちゃっていいのかな?と思ったりもするけれど、バカバカしいと笑い飛ばすのが正解なのかもしれません。

ガクトさんも伊勢谷さんも、バカバカしいことを真面目に演じていて、そこがとてもよかったです。
まるで宝塚みたいにゴージャスな、ボーイズ・ラブ映画です。
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やっと行けた^_^ボヘミアン・ラプソディ

2019-01-23 14:41:26 | 読書・映画
去年から、ずっと行きたかったのですが、なかなか行けなくて、やっと行けました。
朝9時からの上映だったのですが、客席はほぼ満席。
まだまだ人気は衰えていないみたいです。

彼、フレディ・マーキュリーの物語。
民族的マイノリティーであり、性的マイノリティーてもあったフレディ。
「ボヘミアン・ラプソディー」の歌詞の意味は、長いこと謎だったのですが、そうだったのか、と始めて自分の中で腑に落ちました。
そして、涙が溢れて止まらなくなってしまいました。
クイーンのヒット曲が贅沢に流れて、いわゆるジュークボックス・ミュージカルみたいなんだけど、フレディの心の旅路が丹念に描かれていて、ものすごく良かったです。
ラストの21分もの「ライブ・エイド」は圧巻で、ホンモノ?と思ったくらいです。

さて、クイーンの「キラー・クイーン」って、当時中学生だった私には、とても衝撃的でした。
こんなロックがあるのかと。
また、ふわふわしたお嬢様然とした高校の同級生が、熱くクイーン愛を語っていたことなんかも思い出して、懐かしくなりました。
明日は、声出しオーケーの上映があるそうです。
残念ながら、仕事の後に頑張って駆けつけても間に合いません。
また、チャンスがあれば参加したいです。
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メアリーの総て(追記しました)

2018-12-15 16:11:41 | 読書・映画
今日、頑張って早起きして観たのは、「メアリーの総て」です。
「フランケン・シュタイン」の作者、メアリー・シェリーの物語です。
新宿の「シネマ・カリテ」という、本当に小さなミニ・シアター。
ロビーも、びっくりするくらいの狭さですが、映画愛を感じるシアターです。

こんな、ポップがお出迎えです。

映画を見に行こうと思い立つ理由はいろいろあるけれど、メアリーが墓地で母の墓石にもたれて物語を書く新聞広告の写真にひきつけられたのが、第一の理由。
まるでウオーター・ハウスの絵のようで、その美しさに目がとまりました。
この映画は、衣装や美術、19世紀のイギリスの風景など、映像には絵画的な美しさがあふれています。
だから、その第一印象は間違いではありませんでした。

けれども、もう一つの理由は「フランケンシュタイン」です。
再来年に再演が予定されている「フランケンシュタイン」は、陰惨すぎて私には辛いミュージカルでした。
歌はすごいけど、どうにも物語に入り込めなくて、私の中では微妙だったのですね。
その「フランケンシュタイン」をわずか18歳の若さで書いた女性がこの映画の主人公、メアリー。
「フランケンシュタイン」のパンフレットには、バイロンの邸を訪れた際に怪奇小説をみんなで書いて発表したとしか書かれていなくて、遊びで書いたのか、みたいな印象でした。
ところが、この映画を見て、怪物とメアリーの孤独が繋がっていたんだいうことに気がつき、なんだか、再演が待ち遠しくなりました。
メアリーが「フランケンシュタイン」を書くためには、どれだけたくさんのものを失わなくてはならなかったか。
喪失と絶望、深い孤独。
メアリーは、それを物語を書くことで昇華させていったのですね。
孤独な怪物の叫びが、ストンと腑に落ちました。
そして、ホント、男って最低よね!ってことも。

楽しい映画ではないかもしれないけど、心に残る映画でした。
頑張って早起きしてよかった。

シネマカリテでの上映は21日まで。22日からは、これまた観たい!「シシリアン・ゴースト・ストーリー」です。
(「メアリーの総て」は、1月中旬までやるみたいです)
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