茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

シネマ歌舞伎を観てきた^_^

2019-04-09 08:13:30 | 読書・映画
今日はシネマ歌舞伎で「桜の森の満開の下」を観てきました。
先日、WOWOWでチラッとだけ「贋作桜の森の満開の下」を観て、ちゃんと見たくなったのです。
中村勘九郎の耳男が、どうしても「いだてん」の金栗四三にしか見えなくて困ったのですが、疾走感溢れる舞台の魅力は、映画になっても伝わってきました。
「桜の森の満開の下」という題名ですが、内容はむしろ「夜長姫と耳男」がメインになっています。
満開の桜の木の下は、耳男と残酷な姫君の約束の場所で、冒頭のシーンとラストのシーンが繋がった時、なんか、ものすごく感動してしまいました。
今考えても、夜長姫の中村七之助さんの声がすごく素敵だったなあ。
ちょっとわけのわからないところもあるし、饒舌すぎる言葉遊びに笑いながら、どこへ転がるんだろうなんて思いながらみていたのですが、わからないところが面白いと感じました。
「鬼」は、すぐそこにいるのに気づかない。見えているのに見えないふりをして、そして突然「鬼だ!」と指を指し、追い詰める。でも、鬼ごっこは鬼の方が楽しい。
わかるような、わからないような。
そんなお話です。
歌舞伎ですがあまり歌舞伎臭くないので、初めて歌舞伎を見る人でも楽しめますが、どの一コマを切り取っても、美しい画になるという、歌舞伎的な魅力もちゃんと備えています。
今年度の月一歌舞伎の第一弾に選ばれたのも、なるほどの作品です。
スタンプラリーの用紙をもらっちゃったので、話題の「ワンピース」でも観に行こうかな、なんて思ったり。
すっかり松竹の策略にはまったかな?

やっぱり、勘九郎は金栗四三に見える。





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