昨日は、日比谷へ行ってきました。
ゴジラがお出迎えです。
天気予報がいい方に外れて、雨に降られなかったのでラッキーでした。
観たのは、シアタークリエの「CROSS ROAD〜悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ〜」です。
7日に幕が開いたばかりの、新作オリジナルミュージカルです。
あっきーは、音楽の悪魔、アムドゥスキアス役。
一応、主演の扱いなのかな?
タイトル・ロールのパガニーニーと、狂言回しのアルマンドはダブルキャストで、昨日は、水江健太・山寺宏一組でした。
水江健太さんはお初でしたが、長身イケメンで、とてもカッコいいパガニーニでした。
山寺宏一さんは流石のうまさで、暗い物語の中、笑いを誘っていました。
天才音楽家が主役ということで、「モーツァルト」や「オペラ座の怪人」を思わせるような演出がちらほら見え隠れしていました。
まだ、一回しか観てないし、また、幕が開いたばかりので、あまり厳しいことは書きたくないのですが、いろんな作品のコラージュを見ているような印象を受けました。
舞台がとっ散らかっちゃった、というか。
例えば、パガニーニの母とナポレオンの妹とジプシーと、彼をめぐって3人の女性が絡むのですが、本当に3人必要だったのかな?
それぞれのエピソードは秀逸だと思うけど、整理してスッキリさせた方がよかったかなと思ったのです。
上演時間も、2幕が少し長く感じました。
ミュージカルも含め、だいたい2幕ものは、人物紹介や説明的な1幕目が1時間15分から30分、伏線回収の2幕目は怒涛の展開!で1時間、というのがだいたいのパターン。
映画だって、クライマックスからは早いでしよ?
それに慣れているので、なんか、え?まだ続くの?って感じになったのです。
さて、今回、香寿たつきさんの温かな母の歌声に魅了されました。
香寿さんの優しい歌声は「モーツァルト」の頃から大好きでしたが、何度もリプライズされる「casa nostalgia」は、この作品の裏テーマ曲と言えそうです。
昨日は音響のバランスが悪く、デュエットやカルテット、アンサンブルの歌になると、歌詞が聞き取りにくく、舞台上のオケの音も大きすぎる気がしました。
まだ、開幕したばかりなので、これからいろいろ変化していくのかなとも思います。
チケットはもう一枚あるので、次回を楽しみにしたいと思います。
さて、お昼ご飯は,ズコットにしました。
ミックスベリーのズコットは、甘すぎないので大好きです。
チケットの半券で紅茶がサービスになったので、ラッキーでした。
でも、これ一つでちょっとしたランチをいただけるお値段なのですよね。
贅沢三昧の1日でした。