茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

ムーラン・ルージュ2024

2024-07-13 17:21:00 | 舞台・コンサート
「ムーラン・ルージュ」2024年再演版、今日が私の初日でした。

仕事の大きな山は昨日で乗り越えたので、今日は大好きなミュージカル鑑賞です。
本日マチネのキャストはこちら。

本日のサティーン&クリスチャンは望海さんと芳雄さんです。
昨年はチケットが取れなかったので、嬉しい初見です。
公爵のKさんとニニの加賀さんも初めてなので、これでメインは全て網羅できました。

今日の私の座席は1階下手のブロック。
ちょっと遠い席でしたが、センター側の通路席だったので、見切れも視界を遮られることもなく、ストレスフリーで楽しめる席でした。
これが眺め。


望海さんと芳雄さんの組み合わせは、とても素敵でした。
雰囲気がすごく似ていて、見ていて違和感がない。
二人ともミュージカル畑の人間なので、歌詞がしっかり伝わって、ストレスを感じないのです。
芳雄さんはやっぱり上手いです。
2幕のロクサーヌからの流れは,やっぱり目が離せませんでした。
今日の狂気は、冷たい炎のイメージでした。
昨年の、若さで暴走するクリスチャンではなく、少し大人なクリスチャンに思えました。
無理して若々しく演じているのではなく、恋に落ちた男の可愛らしさや愚かしさが溢れていて、それが若々しく見えるのだと思います。


風車と象さん。
ムーラン・ルージュの世界は、とてもおしゃれで、露出の多い衣装や激しいダンスシーンにも関わらず、全くいやらしく感じません。
そこが魅力的です。

とりあえず、本日の感想です。

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CROSS ROAD

2024-04-27 10:18:00 | 舞台・コンサート
シアター・クリアへ行ってきました。
「CROSS ROAD」の再演です。

予定より早く到着したので、あっきー友から教えてもらったシャンテ3階で開催中の特別展示会を駆け足で覗いて気分をあげます!

結構力を入れてもらっているようで、大型パネルがドーンと並んでいました。

とりあえず、あっきーね。
この顔、あんまり好みじゃないんだが、悪魔だから、ま、しかたない。
楽にもう一度来るので、そのときにゆっくり鑑賞しようと思います。

さて、22年の初演版は、色んな意味で残念でした。
音響のバランスが酷かったことや、話がなんとなくとっ散らかっていたこともあるけど、なんてったって、最前列で観劇予定の公演が突然中止になったという真っ黒な思い出に尽きます。
だから、今回はリベンジです。

問題のアーシャ役は若手のホープ加藤梨里香ちゃん。
パガニーニーは相葉裕樹さんで、アルマンは山寺宏一さん。
信頼の組み合わせです。

さて、演出に手直しがあるという話だったのですが、もともと一度しか観ていないのと、記憶力が衰えてきたのとで、正直どこが違うのかよくわかりませんでした。
お笑い要素が増えていたかな、くらい?

前列の端っこだったせいかもしれませんが、オープニング曲はなんかモワモワして全然歌詞が聞こえないし、なんかいやーな予感。
でも、あっきーが小高い丘の階段から降りてくる演出でふっとびました。
そして、大きな違いに気がつきました。

あっきーは、端っこの席の私の方にまっすぐ微笑みながら降りてくるのです。 
(あくまで本人の感想です)

この勘違い目線は、階段の向きが斜めってこと?
  あ、盆だ!

舞台の雰囲気自体はかわらない(と思う)けど、十字型の小高い丘みたいなのが盆で回転することで、パガニーニーの邸や楽屋になり、場面転換がスムーズになっていたようです。
(あとでパンフで確認しました)

過去と現在を行き来するので、相変わらず小間切れっぽい印象は拭えません。
脚本が変わっていないので仕方ない。
それに、語られない時間のなかにあったであろうあれこれを想像で埋めていくのはたやすい。
でも、それでも、アルマンとアーシャが全く面識がないというのは、やっぱり違和感を感じてしまいます。
そして、一番大きな違和感は時間の経過。
血の契約から100万曲時間ってことなのでしょうが、アーシャだけは時間が止まっている感じなんですよね。
明るく元気なアーシャは加藤梨里香ちゃんにピッタリでいいんだけど、そこがちょっと不満だったり。

久しぶりに聞く「カーサ・ノスタルジア」に癒され、坂ケンさんの存在感に笑わされ、すっかり頼もしくなった相葉裕樹さんの大きな演技に目を奪われ、山ちゃんの老執事の愛に涙しました。

そして、舞台の上のあっきーは、不思議な存在感溢れるアムドゥスキアスでした。
初演より、お茶目で人間ぽい感じが強くなっていたような気がします。
帽子とニーハイブーツで階段を降りる姿は宝塚みたいでしたが、衣装のイメージがハエだというのを何かで読んでいたので、座っているとき、ブーツの前膝の部分が突き出たみたいに見えて、ちょっと笑ってしまいました。
舞台の真ん中にいるのをみると、やっぱり嬉しいです。

次は楽公演で、ダブルキャストが変わるので楽しみです。

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メディア/イアソン

2024-04-02 22:31:00 | 舞台・コンサート
31日は「メディア/イアソン」東京公演の楽日でした。

三軒茶屋の世田谷パブリック・シアターは、600席のこじんまりとした劇場ですが、緩やかな半円形の客席になっていて、平場を使ってギリシャ悲劇の上演にも対応可能な劇場です。
でも、今回は額縁舞台を使って、影絵のような幻想的な空間が立ち上がっていました。
全体的に少し暗い照明が、ギリシャの野外劇場を思わせ、物語のシーンごとに姿を変える月の、なんと美しかったことか。
「メディア」の物語はなんとなく知っていても、そのおどろおどろしさから、これまでちゃんと戯曲を読んだり、舞台を観たことはありませんでした。
この「メディア/イアソン」では、前半部分に「メディア」の前日譚が、わくわくするような冒険の物語とメディアのイアソンに対する強い愛が、描かれます。
メディアは、イアソンのために国を捨て、弟を殺し、全てを犠牲にして愛を貫いたのだから、イアソンの裏切りを許せない気持ちはわかります。
また、もともと巫女のような存在だったから、神への誓いを破ったイアソンは大罪人なのかもしれません。
とはいえ、子どもを殺すという行為はあまりにもむごたらしい。
そして、イアソンにとって愛する子どもを奪われたことは、自分が殺されるよりもずっと残酷な罰だったはずです。
メディアの復讐は、見事に果たされた。
けれど、去っていったメディアは、どんな気持ちだったのだろう?
それがわからない。

この物語の語り手は3人の子どもたち。
月の光に照らされた双子の兄と、幼い妹。
妹はあどけなく、それを見つめる兄は哀しいまでに優しい。
月の光から外れたところに遠くを見つめて双子の姉がうずくまっている。
月の光の中に立つ2人は、母に殺された子どもたち。
光から外れたところにいる姉は逃げ出して生き残り、その記憶を抱いたまま、暗い夜の中に生きている。
イアソンは「こんなふうに殺されるのなら、生まれてこない方がよかった」と子どもたちの死を嘆いたけれど、殺された方が生き残るよりも不幸だったとはいえない。

この、3人がすごい。
兄役の三浦宏規さんは、バレエで鍛えた身のこなしが優雅で靭く、ため息がでるほど美しいのです。
旗や大蛇や巨人を器用に操り、全く印象の異なるヘラクレスとメディアの弟役を演じ分けていました。
また、姉妹を演じる永野貴以さんと加茂智里さんも、何役も演じわけ、あどけない妹が一瞬にしてイアソンのおじさんに変わるのには驚かされました。
小物の受け渡しなども3人で助け合っていて、「カム フロム ウェイ」に通じるのも面白いと思いました。

今回、3階席からまず全体を眺めながら観て、その後、平場で前の人の頭に遮られながら観て、千秋楽は階段席でした。
それぞれみ見え方が違って面白かったです。

今回、ノンストップ2時間は、集中力の限界に近いものがありました。
メディア役の南沢さんの台詞回しが独特で、ものすごい早口で捲し立てるように長々と語る(怒鳴る)ので、結構しんどいです。

10年くらい前に、新進気鋭の演出家だった森新太郎さん演出の「幽霊」を観ました。
シンプルで象徴的な舞台装置と真っ白い衣装と照明の効果に驚かされたノンストップ2時間のイブセンでした。
面白い演出家さんだと思います。

芳雄さんを観に行ったのですが、芳雄さんの印象は果てしなく薄く,薄っぺらいイアソンは大正解かなと思いました。

やっと感想が書けました。









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カム フロム アウェイ

2024-03-28 19:50:00 | 舞台・コンサート


日生劇場の「カム フロム アウェ」のマチネ公演を観てきました。
劇場のロビーには、大きな世界地図。

いつもならキャストボードがあるのですが、今回は見当たりません。

その代わりに、物語の背景を解説するボードが隣に並んでいました。
この物語は、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロの裏側で起きていた真実の出来事を描く、1幕ノンストップ100分のミュージカルです。
すごくテンポが早いので、ざっと目を通しておいてよかったです。

日生劇場名物、ストーリーを象徴するリスのジオラマ。

このミュージカルは、テロのために行き場を失った38級の飛行機たちを受け入れた、カナダのニュー・ファンドランド島のガンダーという小さな町の住人たちと、遠くからやってきた乗客たちとの人種や言語や宗教をこえた心のふれあいの物語。
それが伝わってくると思いませんか?

この作品は、安蘭けい・石川禅・浦井健治・加藤和樹・咲妃みゆ・シルビア グラブ・田代万里生・橋本さとし・濱田めぐみ・森公美子・柚希礼音・吉原光夫(50音順)の12人の豪華なキャストが100の役を演じ分けます。
それぞれ主役を張れる方々ですが、その12人が、場面場面でアンサンブルになって、コーラスや大道具の移動も行っているのです。
万里生くんは、ケビンというゲイの役から、アリというイスラム教徒の乗客に早変わりをします。
禅ちゃんは、イギリス人のニックと現地人のダクという、性格の異なる、でも愛すべき二人の男性を演じわけています。
浦井くんは動物の声も演じていて、笑い声を誘っていました。
女性陣がアンサンブルに徹する時には、オーラを消して、メインに復帰するとばっと華やかになるのもすごいなと思いました。

開演前は写真撮影できました。
椅子とテーブルと木々だけのシンプルな舞台おお装置です。
中央近くの折れた2本の木は、貿易センタービルの象徴だそうです。
今回、GS席のA列というちょっと遠いけど、眺めのいい席でした。
この物語には同時多発テロという、大きな悲劇を背景にしているし、その後の復讐の連鎖の記憶やガザの現状など、いろんなことを考えさせられる劇ですが、観終わった後の感覚は爽やかで明るく、希望を感じられるものでした。

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中川晃教東京会館コンサード2024

2024-02-11 06:53:00 | 舞台・コンサート
もう、一週間経ってしまいました。

毎年恒例の東京会館のコンサート。
長いこと、私にとっては行きたくても行けない幻のコンサートでしたが、ここ数年は,頑張って参加させていただいています。
今年は、立春の2月4日の開催で、春を運んできたコンサートでした。
(実際にはこのあと、寒波と雪を運んできました)
上野の東京会館の小ホールと、園田涼さんのピアノとあっきーの歌の相性が抜群にいいんですよね。
今回、最前列の席を発券してもらったので、シースールーの衣装から覗く脇や背中の素肌が眩しくて、眼福席すぎて、目のやり場に困りました。
でも、洋楽のカバーとオリジナルがないまぜになったセットリストと、迷走しては園田さんに丸投げするMCと、やっぱりきたか!の客席むちゃぶりと、あっきーらしさ満載のコンサートは妙に居心地がよく,来年もまた参加したいと思って、会場をあとにしました。

ファンからの黄色いスタンド花。
元気が出ますよね。

今回、「戦場のメリークラスマス」がすごく美しくて、感動しました。今さら映画をみたいとは思わないけど(かなり覚悟しないと無理だと思うから)、ピアノとあっきーの歌声と東京会館の小ホールの響きが絶妙で、いろんなことを考えていました。
また、あっきーのデビュー当時の歌を久しぶりに聞たのも嬉しかったです。
美しいメロディーにのせられた「いま確信している」という歌詞に、まだ高校生のあっきーが一生懸命ことばを紡ぎ出している様子が浮かんできて、「確信」ということばの響きが微笑ましく感じました。
今回のコンサートで、私はあっきー愛を「確信」しましたよ。

来年も、やっぱりまた参加したいコンサートです。

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日比谷野音ミュージカルフェス!

2023-10-29 07:10:00 | 舞台・コンサート
もう、1週間もたつのですが、忙しくて、なかなか記事をあげられませんでした。
日比谷ブロードウェイと芳雄のミューのコラボによる、日本初の野外ミュージカル・フェスに参加してきました。

日比谷野音(大音楽堂)の入り口です。
1000人規模の野外ステージが、立ち見席も出るほどの大盛況でした。

スタンド花がお出迎えしてくれました。

今月は私にとってコンサート月間だったのですが、その締めくくりにふさわしいミュージカル・フェスでした。
私の二大推しのあっきーと芳雄さんに、まりおくんにしょうまくんに…と、豪華なメンバーの熱く楽しい、笑いあふれる野外コンサートでした。
その人に合わせた選曲やコーラス割りも素晴らしくて、感動しつつも笑みがこぼれる、不思議に楽しい時間でした。
私の座席は後方応援席でしたが、センターど真ん中ということもあり、ステージ全体が視界に入り、真正面から歌声が届く素敵な座席でした。
お天気にも恵まれ、夜空に響く歌声を堪能させていただきました。

噂のあっきーの「ボヘミアン・ラプソディー」は、生バンドの熱のこもった演奏もあいまって、すごかったです!
この一曲だけでも大満足の歌声でした。
あっきーはあいかわらず自由奔放でしたが、その暴れ馬の手綱を握れるのは、やっぱり芳雄さんしかいないなあとも感じました。
でも、暴れ馬は他にもいて、個性も実力も兼ね備えたメンバーが勢揃いする贅沢さを満喫した3時間弱でした。
とにかくみんなすごい声量で、絶対マイクなくても届くよなと思わせるドッカーン、ドッカーンに、音って振動なのよね、実感したり。
また、野外ミュージカルフェスやってください!


さて、日比谷公園内では同時にガーデニング・ショーも開催中。
ちょっと心惹かれましたが,お友達と待ち合わせをしていたので、看板だけ撮影させてもらいました。
ところが、看板を撮影したことで、そのあと方向感覚が狂ってしまい、このあと、あらぬ方向へと進んでしまいました。
つまり、簡単にいうと、町田の二の舞。
日比谷公園内迷子になってしまい、警備のジャケットを着た人に泣きつき、地図アプリの案内機能の使い方を教えてもらい、なんとかお友達と合流できたのでした。
遅れて本当にごめんなさい。
方向感覚の鈍さを呪います。


終演後は、人波に流されて歩きました。
大噴水のライトアップが綺麗でした。
来月には、あちこちで本格的にクリスマスのライトアップが始まります。
残暑が厳しくて、感覚的には秋もまだ始まったばかりですか、もう、年末になるのですね。

別の方角からも、もう一枚。
さあ、今年もあと一踏ん張りです。

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ボストンポップス2023

2023-10-14 06:10:00 | 舞台・コンサート
10日は六本木、サントリーホールのボストンポップス。
2日連続のコンサート三昧。
仕事帰りに出かけました。

一度は行きたいと思っていたサントリーホール。
芳雄さんが連れてきてくれました。

世界最高峰のポップス・オーケストラとの共演。
「ラグタイム」が終わったばかりの芳雄さんですが、とても楽しそうで、リラックスして歌って踊っていました。
会場のお父様に「アラジン」から「自慢の息子」を歌っていましたが、すごくよかったです。

フルオーケストラで聴く映画音楽は、わくわくした気分が最高でした。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ハリーポッター」「ET」と、畳みかけるようなセトリで、仕事の疲れも吹っ飛びました。

指揮者のキース・ロックハートさんは、すごくフレンドリー。
「マンボ」のあと、ちょっと緊張気味の私達に「Sing a long」と声をかけてくれたのですが、次の歌が「ボヘミアン・ラプソディ」
いや、歌えませんと苦笑していたら、その後出てきた芳雄さん、「いきなり歌えっていわれてボヘミアン歌えるの、中川晃教しか知らない」とジャパニーズ・ジョーク。
会場をあたためてくれました。


国内最高のクラッシックホールとも呼ばれるサントリーホール。

休憩時間に、ちょっと贅沢してジンジャーエールをいただきました。
シャンパンを注文している人もいて、昨日の町田市民ホールとは、全く違う雰囲気。
でも、それはそれでいいんだよね。

今度は、クラッシックのコンサートに来てみたいなと思いました。

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町田に迷う

2023-10-14 04:35:00 | 舞台・コンサート
三連休最終日の9日は、久しぶりにあっきーのコンサートでした。
雨が降る少し肌寒いお天気でしたが、いざ、町田へ!
会場は町田市民ホール。
駅から徒歩8分。
ところが、久しぶりすぎる町田は、私の知っていた20世紀の町田ではありませんでした。
歩けども、歩けども、それらしき建物は見えず。
何かのイベントの準備中だったおじさんに声をかけ、反対側に歩いていたことが判明!
慌ててタクシーに乗って辿り着きました。
ワンコインで済んでよかった。

何食わぬ顔で外のポスターを撮影。

会場内のポスターには,二人のサイン。
あっきーのサインは、衣装の色でわかりにくいんだなあ、これが。
藤岡くんはゲストということでしたが、「with friend」というコンサート名にふさわしく、ほぼ舞台に出ずっぱり。
しかも、故郷町田凱旋ということで、すごくアットホームな感じで、楽しくあったかい雰囲気でした。
二人の歌声はもちろん、友達同士のたわいもない思い出話に笑わせてもらいました。
藤岡くんのおばあちゃんがいらしていて、コンサートを乗っ取って、ハッピ・バースデーを祝ったり、アットホーム感が強いコンサートでした。
JBBコンサートからの曲目中心のセトリで、オリジナル曲は少なめ。
でも、二人の絶妙な歌とトークに大満足のコンサートでした。

藤岡正明くんへのお花。
なんか、地元凱旋感がいいなあ。
町田を随分ディスっていましたが、あったかい雰囲気で、愛を感じます。

あっきーへのお花はこちら。
町田市民ホールの改装記念イベントの一環として開かれた地元感あふれる満員御礼コンサート。
また、二人でやってください。

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ラグタイム千穐楽

2023-09-30 16:34:21 | 舞台・コンサート
今日は、「ラグタイム」東京公演の千穐楽でした。

「ムーラン・ルージュ」に続いて、楽公演のチケットをとれたのはラッキーでした。
楽独特の空気感はやっぱり特別です。

私は今回3回目の観劇で、今回はグランド・サークル。
3回とも見える景色が違ったのですが、今日は、歌っている表情が真正面に見える勘違い席でした。
これまで、背中とか横顔だったので、嬉しい席でした。
なかなか重たくてしんどいミュージカルなのですが、あちこちから嗚咽の声が聞こえてくるので、私も我慢せずにいっぱい泣きました。
ほんと、泣きっぱなし。
コールハウスとサラが、わが子の未来は希望にあふれていると歌っているのに、もちろん、その歌も感動的なのですが、次のシーンで待っていることがわかっているので、涙が溢れてきてたまらなくなるのです。
カーテン・コールの挨拶で、主演のお三方とも口にしていましたが、本当に重たいテーマでした。
でも、マザーの最後の「もう戻らない」という強い歌声や、全編を彩る軽やかなラグタイムのミュージックに救われ、子役ちゃんの姿に慰められました。

今日の子役ちゃんは、こちらです。
3回とも同じだったかな?
本当に可愛いリトル・コールハウスでした。

シャンテの3階に、芳雄さんのサインが展示してありました。
撮影可だったので、アップします。
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ミュージカル 「ラグタイム」2回目

2023-09-19 07:38:00 | 舞台・コンサート
日比谷に行ってきました。
ゴジラにご挨拶。

神木隆之介さんと浜辺美波さんが出演するゴジラのポスターが掲示してあったので、写真を撮りました。

どんなゴジラになるのでしょうか?
実は、楽しみにしています。

でも、ゴジラを探しにきたのではありません。

「ラグタイム」の2回目です。
かなりずしりと重たいミュージカルですが、時々クスリとさせられるところや穏やかな気持ちになるところもあります。
ところで、イブリンとフーディーニってどういう役割なの?という疑問はなかなか解消できません。
イブリンの嬌声には、彼女のやりきれない思いがつまっていて、悲鳴のようにも聞こえてきます。
マザーが自分の足でしっかり立っている姿と、ブランコに乗ってふわふわ浮いている姿は対照的ではあります。
うーん。

目を背けてはいけない、現代にもつながるテーマは、正直重すぎてつらいです。
でも、千穐楽のチケットもあるので、それまであれこれ思いを巡らせていこうと思います。
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ラグタイム

2023-09-12 17:17:00 | 舞台・コンサート
60周年の日生劇場。

今日は、9日に開幕したばかりの「ラグタイム」に行ってきました。
アメリカの汚点ともいえる人種差別にメスを入れたミュージカルです。

割引のチケットが出回っていて、チケット苦戦してるのかと思っていたら,なんと平日の昼公演なのに「満員御礼」の札が出ていました。

結構重たい内容だから、お客を選ぶのかなと思っていましたが、心配はなさそうですね。
ユダヤ人・白人・黒人の違いは、肌の色ではなく、着ている衣装の色やしぐさで表現されていました。
わかりやすい記号を使わず伝えようという試みに敬意を表したいです。

「ラグタイム」のメロディーがずっと流れていて、それでストーリーが展開していくのですが、そこに泣きたくなるような歌がドカンドカンくるので、一幕目から涙腺ゆるゆるでした。
衝撃的なラストの余韻を引きずって帰るのはつらいと思っていたら、カーテンコールでの子役ちゃんの可愛さに慰められました。

この三人の子役ちゃんがとにかく可愛らしくてうまくて。
三人を見ていたら、今はまだ壁を壊せないでいるけど、未来に希望を繋げたい気持ちになりました。

石丸幹二さん、安蘭けいさん、井上芳雄さんのメインの三人だけでなく、カンパニー全員、本当に素晴らしかったです。
メッセージ性が強い作品なので、好き嫌いはありそうですが、うねるような音楽の魅力に溢れた作品です。
冒頭が少しはずまなかったので、次はどんな風に変わっているか、楽しみにしたいと思います。

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忘れないうちに、ムーラン・ルージュ!

2023-09-04 17:57:00 | 舞台・コンサート
フィナーレで、バズーカから舞い散った紙吹雪と銀テ。
観劇の記念品です。


ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル。
かなり記憶が薄らいでいますが、忘れないうちに2回分の感想をまとめておきます。

こちらが、8月12日ソワレのキャストボード。

こちらが、8月26日マチネ。
芳雄さんの一足早い楽でした。

まず、チケットが2枚しか取れなくて、希望さんのサティーンを拝見できなかったのが一番の心残りです。
他にも、ダブルキャストを網羅できなかったので、それは来年のお楽しみということにしたいと思います。

「ムーラン・ルージュ!」というミュージカルの世界観は、正直私の趣味ではあありません。
でも、音楽とダンスで一気に駆け上がっていく疾走感にすっかり騙され、華やかなフィナーレで、美しい愛の物語を見たという幸福感に包まれてしまう。
マジックです。

芳雄さんのクリスチャンは、想像以上の若々しさで,驚きました。
しかも、12日よりも26日の方が、さらに若返っているように感じました。
それは、クリスチャンの恋の暴走と狂気が、12日よりも26日のの方が激しく感じられたからだと思います。
とにかく、実年齢を感じさせないクリスチャンでした。
カンカンでも綺麗に足が上がっていて、ダンサーの中にまじっていると、見失うくらい溶け込んでいました。
来年の再演は,まだ十分やれると思いました。

平原綾香さんのサティーンは、とてもチャーミングで、可愛らしいサティーンでした。
独特の歌声はダイナミックで、力強くかっこいい。
ただ、とても死ぬようには見えません。
そして、上品で、育ちの良さを感じさせるサティーンでした。

ジドラーは、さとしさんと松村雄基さんの両方観ることができました。
実は、26日の公演で、一幕目は全く松村さんだと気がつきませんでした。
今日のさとしさん、おとなしいな、くらいの感覚で、二幕目にはいって、あれ?違う?となり、カーテン・コールの挨拶で、あらまあ、となりました。
二人とも遜色なく、さとしさんがやや自由で、松村さんが優しさがにじみででいるジドラーでした。

ロートレック役も両方観ることができました。
ロートレックは、お芝居も要求される結構大きな役なのですが、上川さんの方が歌は上手だったかな?

中垣内さんと伊礼彼方さんについてはすでに12日の記事に書いているので、省略させていただきます。
また、ダンサーについては、そもそも語る資格がないので、控えさせていただきます。

さて、17000円のチケット問題。
確かに高いけれど、もっと高いチケットも出てきたので、仕方ないのかなとも思います。
ただ、もしそれをやるのなら、もう少し厳密に席を分けてもらいたい。
楽で座った1階のS席は、絶妙に見切れました。
隣の席は空席で、見切席なので販売してなかったようです。
正直、ファンクラブで取ったのに、こんなS席ありなの?という気持ちでした。
「ハリーポッター」の座席は区分が細かくて驚きましたが、それもアリかなと思いました。
センターブロックのSS席は、とても眺めがよくて快適そのものだったからです。
帝国劇場は、とにかく大きな劇場なので、もう少し席割りを考えて欲しいと思います。
一階センターの前席と上手や下手の見切れる席も同じS席だなんて、正直納得できません。
音の聞こえ方だって違います。
売ってしまった後に見切れるのがわかったなら、当日券の席と交換するとか、誠意を見せて欲しいです。
金額に見合う舞台なら高くても仕方ないと思うから、席の不平等感は本当になんとかして欲しいなと感じました。
と、愚痴っておしまいにします。
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ムーラン・ルージュ!来年夏再演です!

2023-08-26 16:32:00 | 舞台・コンサート
今日は、芳雄さんのラスト・クリスチャン。
一足先に楽です。
たった2枚しかとれなくて、すごく悔しくてたまらなかったのですが、素敵な楽公演を過ごせたので満足です。

キャストはロートレックが劇団四季にいらした上川一哉さんに変わっている以外は、ほぼ変わりません。

今回は一階席。
前列ではありましたが、ちょっと見切れるやや悲しい席でした。
でも、近くで迫力あるダンスや歌を堪能させていただきました。
楽らしい盛り上がりで、一幕冒頭のクリスチャンの台詞がなかなかいえず、ショー・ストップというか、ショーがはじまらないよ、でした。
すごく盛り上がっていて,一足早い楽をもったいなく感じました。
芳雄さんの歌声や演技に、涙腺ゆるゆるです。

さて、スペシャル・アンコールの最後に、素敵なお知らせがありました。
2024年夏帝劇、秋梅田芸術劇場で再演決定です。
キャストは、継続なのかな?
アンコールの撮影カメラが入っていたので,きっと今晩あたり東宝のHPにアップされるんじゃないでしょうか?

来年の夏。
楽しみです。

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ハリーポッターと呪いの子

2023-08-20 10:28:00 | 舞台・コンサート
息子の誕生日プレゼントに渡した「ハリーポッター」の舞台チケット。
いろいろあって、急遽私が一緒に行くことになりました。

ロングラン公演2年目になりますが、初ハリポタです。
噂通り、ACTシアター周辺はすっかりハリーポッターの世界に変わっておりました。
物語の核になるタイムターナーは、サカス広場に繋がる階段のなかほどにありました。

階段の両側には、ずらりと並んだ肖像画。
隠れキャラクターもいます。
残念ながら、映画は全く観ていないので、誰が誰なんだかさっぱりです。

シアター階段の脇には、ポスターにも使われている時計のフォトスポット。
終演後はライトアップされていました。
ACTシアター壁面の大看板は健在でした。
これを見ると、一気に観劇気分があがります。

ACTシアターです。

ACTシアターの向かい側にあるBizタワー2階にも、フォトスポットがあります。
今日のハリー、藤原竜也!
藤原竜也ファンのお兄ちゃんは、楽しそうに並んで写真を撮りました。(非公開)

サカス広場側には、ハリーの息子アルバスのフォトスポットもありました。

劇場ロビー内は、敷き詰められた真っ赤なじゅたんや、石畳の階段など、ハリー・ポッターの世界を演出していて、興味深かったです。
本棚の本にも仕掛けがあります。

ハリー・ポッターの本に混じって、背表紙に本日のキャストが書かれています。

開演前後の舞台セットは撮影可です。
こうしてみると大したことないのですが、ここに照明の力が加わると、客席までもがホグワーツの世界に変わります。
今回、あらためて照明の力に感動しました。
舞台上ではいろんな魔法が出てくるのですが、そのほとんどが照明の力を存分に活かしたマジックであり、イリュージョンです。
黒子やキャストたちがまとうマント、キャストのダイナミックでシステマチックな動き、そういったものが魔法の世界を支えています。
特に,ティメンターの不気味で幻想的な姿には驚かされました。
頭の真上を飛ぶ優雅な姿を、ずっと目で追っていました。
2階席の方は、目の前でその姿を眺められたんだろうなあ。
羨ましい。
こういった、安易に映像に頼らない、人海戦術ともいえる舞台。
私、好きです。
たとえば、階段を使った場面転換は舞台の定番ではありますが、階段の動きと、キャストの動きが、すれ違う心情とシンクロするようで、印象的でした。

一幕・二幕とも各1時間40分。
間に20分の休憩時間をはさんで4時間近い上演時間は,正直長すぎる!と思いました。
退屈したわけではないのですが、お尻は痛くなりました。

私は「ハリー・ポッター」は最初の3作までははるか昔にリアルタイムで読んでいますが、映画は観ていません。
なので、呪いの子の戯曲を読んで予習しました。
ストーリーの大筋はシンプルなので、予習なしでも迷子になることはなかったと思いますが、台詞が結構早口で、展開が早いので、読んでいてよかったと思いました。

藤原竜也さんのハリーは、藤原竜也のハリーでした。
何をやっても藤原竜也とよく言われますが、それは大根という意味ではないと思います。
悩み苦しむ藤原竜也のハリーはハリーそのものでした。
藤原竜也の個性を纏ったハリー。
その存在感が藤原竜也の魅力なんですよね、きっと。
来年4月までのロングランキャストが決まっていますが、藤原竜也で刷り込まれたハリーを超えるハリーが出たら面白いと思います。
さて、どうかな?
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やっと,行けた(^^)ムーラン・ルージュ

2023-08-13 08:35:00 | 舞台・コンサート
本当なら、7月のファンクラブ貸切と私の誕生日に観劇を済ませているはず(というか、予定)でした。
ところが、全然チケットが手に入らなくて、結局、昨日が待ちに待った私の初日でした。

帝劇の外も、ムーラン・ルージュ一色。

正面玄関。

大きな看板です。

道の反対側から。
実はこの3枚の写真は7月の「devil」の公演の時に撮ったものです。
人が少なかったので前撮りしました。

さて、キャスト表。

これを撮るために、久々に開演前から外に並びました。
でも,ライトの加減で、どうしても光ってしまうのです。いつも思うのですが,設置場所、変えてくれないかなあ。

メインはこの方々。
主演のお二方は後にして、二段目センターは悪役敵役貴族のスペシャリスト、伊礼彼方さん。
「らんまん」の高藤さんと丸被りの公爵役が最高に楽しかったです。
「ジャージー・ボーイズ」以来の中河内さんはタンゴ・ダンサー役。
踊れる人だったんですね。
さとしさんのシドラーは、楽しくて温かで、なくてはならない要役でした。


ロビーもルージュ一色。
甲斐翔真さんの若々しいクリスチャン!

芳雄さんのクリスチャン。
リアル20代の翔真さんと比べたら無理がありますが、舞台の上ではちゃんと30代前半に見えます。
映画はユアン・マクレガーだったので、そういう意味では、私的には全く問題なし。

開園前の舞台。
赤い風車、回っていました。

青い象さん。
一階から。

アップ。

赤い風車、アップ。
客席開場直後だったので、ゆっくり撮影できました。

今日は、2階のA列。
目の前に青い象さん。
センターブロックではなかったのですが,見切れはなく、意外といい席でした。

舞台全体は、こんな感じ。
バミリのラインがすごく丁寧に引かれていて、感動的でした。

アンコール後の、撮影OK時の写真。
開演前の静謐さと、終演後の興奮と喧騒。
この2枚が、「ムーラン・ルージュ」です。

7月にチケットが取れていなくてよかった、と思いました。
中毒性があるので、下手に取れていたら、追加して大変なことになっていたんじゃないかなと。
次は、芳雄さんの一足早い楽です。
詳しい感想は、その時にまとめて書く予定です。

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