時間をつぶさせただけじゃ悪いんで、ガジュマルを一株と植木鉢と園芸用の土を購入。
千いくらかかったが、収穫はあった。
昔、知人の家で見たガジュマル。
そいつの残像がどうしても俺の脳から離れない。
ガジュマル可愛い。
俺も欲しい。
たぶんなんだけど人から見たら俺って知的に素敵なんで、そういった感情をいっさいおもてにあらわさない。( ´_ゝ`)ふーんってかんじ。
でも、俺はしつこくて強欲。一度、欲しいと思ったものは脳内でリストアップされこの値段以内なら必ず手に入れろという蓄積があふれる泉のごとくです。
そんなで、やって来ましたケーヨーディツー。
目的は60Wの電球2個の入手。
しかし、いい大人はまっつぐ家電売り場なんかには足をはこばない。むしろ、はじから店内を堪能する。
まずは園芸コーナー。
あぁ、いいね、草木はいいね。丑三つ時だよねとまずは堪能。
ハエ取り草まで売ってやがる。
こんなもんを誰が買うんだと、指をつっこんでみる。パクリとも言わないのでつまらない。他にもモウセンゴケとかウツボカズラとかサラセニアまで販売されている。
次はサボテン。電磁波を吸収しますと無理矢理なキャッチで販売されている。サボテンも大変だな。人語が理解出来たり電磁波吸収したり。なんか付加価値つけないと売れないのか?
そして。
ドキュウウン!
運命の再開。
ガジュマルだ!
ガジュマルが399円で売っている!
いかん。今の俺にはタバコと酒以外に無駄金を使う余裕はない。たとえガジュマルといってもだ!
あわてて二階に駆け上がり電球を購入。
そして、ガジュマルの事は忘れようと家電コーナーをさまよう。そして思う。
ガジュマルが欲しい。
いかん! 俺は何も買わない。なにもいらない。必要以上の所有になどなにも意味がない。むしろ害毒であり有害である! 考えるんだ、ガジュマルは必要か? いやいらない。ガジュマルは食えないし、ガジュマルじゃ抜けない。
こういう時は現実を直視するのだ。
もう一度だけガジュマルの元に戻る。
なーんだ、良く見たらこのガジュマルは男根ぶらさげて直立している男に見えるよ。こんなもんならいらないな。安心安心。
しかし、ガジュマルは二鉢ある。念のため、奥のガジュマルも手前に出して鑑賞する。
奥の子は、少しだけ全面にうつむいていて清楚で可憐だ。
、、、、、。
気がついたらその子を手に持ってレジに並んでた。
後で、ネットで調べたらガジュマルは巨木になる事が判明。最終的には精霊の住処になるらしい。こんなもん買ってどうしようというんだろう。