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墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

聞いて買う

2005-06-22 20:47:24 | 園芸
 小平の園芸店で、ガジュマルについての、いろんな質問をお店の人にぶつける。
 時間をつぶさせただけじゃ悪いんで、ガジュマルを一株と植木鉢と園芸用の土を購入。
 千いくらかかったが、収穫はあった。


ガジュマルの育てかた

2005-06-21 21:00:57 | 園芸
 ガジュマルは「多幸の木」とかも呼ばれている。
 日本での原産地は沖縄。インドから東南アジアと広く分布し、樹齢何百年もの木は20m以上に成長する。
 丈夫だが高温多湿を好む植物である。
 沖縄ではキジムナー(木の精霊)が住む木として信仰されているそうである。
 クワ科の植物でイチジク属と言われている。ベンジャミンゴムと似た植物であるらしい。

 強い光を好み丈夫な上に耐陰性も強いので、年間を通して室内に置いておけるが、真夏の強い光に当てると葉が日焼けすることもあるので、日光の強い時期は日陰か室内に置いとくと良いらしい。
 生育適温は20~30℃程度。耐寒性は比較的強く0~5℃あれば、普通の室内で容易に越冬できるそうである。
 水やりは、生育期には土が乾いたら十分に水を与え、霧吹きで葉水をかけて湿度を保つ。
 冬は土への水を少なめにし、葉水を与えて湿度を保つ。
 夏の生育中のみ緩効性肥料の置き肥か、液肥をときどき与えるとのこと。しかし、基本的にはガジュマルにはあまり肥料は必要ないらしい。

 5~6月が植え替えの適期であるそうだ。
 株が大きくなったら一回り大きな鉢に植え替える。
 1~2年、あるいは2~3年に1回が目安。極端な根詰まりは下葉が落ちる原因になりますとのこと。

 タネや苗から新株が育てられるが、丈夫なので挿し木や取り木でも増える。
 そして現在では、タネから育ててる業者は少ないそうだ。
リンク: 実生でいこう.

 本来の野生のガジュマルは上へ上へと成長する。
 そして、支持根として木根を伸ばす。
 挿し木で増えたガジュマルは本来の野生の姿を再現する。
 しかし、取り木で増やした株は、匍匐性の人参ガジュマルと呼んでいるらしい。
 リンク: 人参ガジュマル.

 挿し木はそんなに罪はない。本来は植物に悪影響だが、丈夫なガジュマルなら髪の毛いただきましたてなもんだ。
 取り木はやばい。人間でいや内蔵いただきましたみたいなもんだ。いくら丈夫なガジュマルでも寿命が縮まる。
 いまはやりの、根っこの形が面白いガジュマルは、どこかのガジュマルの根っこそのものなのだ。
 人間に置き換えたら、どっかの誰かの足のおやゆびを切り取ってきて育ててる様なもんだ。
 
 マジで園芸って悪趣味でしょ?


盆栽より趣味が悪い

2005-06-20 20:19:52 | 園芸
 盆栽はなんとなく嫌いだ。趣味が悪い。本来は大きく育つもんをねじまげ矮小に育て上げ、自分の趣味嗜好にあわせた上に、悦に入る。

 まぁ、他人の趣味だからどうでもいいんだけどさ。
 てゆーか。俺が可愛いと感じて買って来たガジュマルが盆栽並に、いやそれ以上に趣味が悪いものだと気がついて己の業の深さにゾッとしている。

 可愛いから所有したいというのは、罪だ。
 可愛いモノが可愛いのは、観察者のエゴである。可愛い当人にとり可愛い事なんか付加価値に過ぎない。
 可愛い当人はこれから、可愛くなくたくましく育つのかもしれない。

 観察者のエゴにあわせてヒトやモノをねじまげちまうのは、ひたすら見苦しい。


木の根っこ

2005-06-20 19:56:42 | 園芸
 うちに帰って来てからコンピュータを起動して、えんえんとネットで「ガジュマル」について調べていた。

 そして、やっと理解した。
 俺はガジュマルの木の根っこを399円で購入したんだ。
 十分に成長したガジュマルの根っこを切り取って、鉢の培養土に植えて、根づいたモノが、俺の目の前にあるコレなんだ。
 本来のガジュマルはこんな姿にはなりえない。
 これは木の根っこだ。


ガジュマル

2005-06-19 23:42:51 | 園芸

Img_8275

 昔、知人の家で見たガジュマル。

 そいつの残像がどうしても俺の脳から離れない。
 ガジュマル可愛い。
 俺も欲しい。
 たぶんなんだけど人から見たら俺って知的に素敵なんで、そういった感情をいっさいおもてにあらわさない。( ´_ゝ`)ふーんってかんじ。
 でも、俺はしつこくて強欲。一度、欲しいと思ったものは脳内でリストアップされこの値段以内なら必ず手に入れろという蓄積があふれる泉のごとくです。

 そんなで、やって来ましたケーヨーディツー。
 目的は60Wの電球2個の入手。

 しかし、いい大人はまっつぐ家電売り場なんかには足をはこばない。むしろ、はじから店内を堪能する。
 まずは園芸コーナー。
 あぁ、いいね、草木はいいね。丑三つ時だよねとまずは堪能。
 ハエ取り草まで売ってやがる。
 こんなもんを誰が買うんだと、指をつっこんでみる。パクリとも言わないのでつまらない。他にもモウセンゴケとかウツボカズラとかサラセニアまで販売されている。
 次はサボテン。電磁波を吸収しますと無理矢理なキャッチで販売されている。サボテンも大変だな。人語が理解出来たり電磁波吸収したり。なんか付加価値つけないと売れないのか?

 そして。
 ドキュウウン!
 運命の再開。

 ガジュマルだ!
 
 ガジュマルが399円で売っている!

 いかん。今の俺にはタバコと酒以外に無駄金を使う余裕はない。たとえガジュマルといってもだ!

 あわてて二階に駆け上がり電球を購入。
 そして、ガジュマルの事は忘れようと家電コーナーをさまよう。そして思う。

 ガジュマルが欲しい。

 いかん! 俺は何も買わない。なにもいらない。必要以上の所有になどなにも意味がない。むしろ害毒であり有害である! 考えるんだ、ガジュマルは必要か? いやいらない。ガジュマルは食えないし、ガジュマルじゃ抜けない。
 こういう時は現実を直視するのだ。
 もう一度だけガジュマルの元に戻る。

 なーんだ、良く見たらこのガジュマルは男根ぶらさげて直立している男に見えるよ。こんなもんならいらないな。安心安心。
 しかし、ガジュマルは二鉢ある。念のため、奥のガジュマルも手前に出して鑑賞する。
 奥の子は、少しだけ全面にうつむいていて清楚で可憐だ。

 、、、、、。
 

 気がついたらその子を手に持ってレジに並んでた。

 後で、ネットで調べたらガジュマルは巨木になる事が判明。最終的には精霊の住処になるらしい。こんなもん買ってどうしようというんだろう。