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墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

めくれる

2005-05-18 21:41:31 | まち歩き
 今日は風が強い。

 少年マンガだったら、強風でスカートがめくれて女の子が「イヤン!」てなもんなんだが、現実ではなかなかお目にかかれない風景だ。

 もしかしてアレか?女の子ってみんなスカートをノリづけしているのか?
 だから、風が強くてもスカートビローンてならんのか?
 ところで、どんなノリでスカートをのり付けしているのだろう。なんだったら、おじさんの無添加な白いノリを提供してあげようか?

 さて、ひととおり電脳セクハラも終わった事だし、本題に移ろう。
 最近のおじさんは女性への嫌悪感がMAXなわけよ。
 理由は特にないんだけどね。

 しかし。3割。
 
 最近は3割だね!
 制服が長いミニスカートの女子高生。
 あー。
 「長いミニスカート」じゃ、直訳したら「長い、短い洋風腰巻き」か?

 いやいや。
 そういう意味でなくて、一時期は「超ミニ」の女子高生しかほとんど存在しなかったのに、最近は普通の長さのミニスカートの女子高生が台頭しはじめてきたね。

 超ミニが太もものギリでなんとかパンツが隠れているラインだとすりゃ、普通のミニはひざが出る程度のミニ。
 俺としちゃミニはミニなほどいい。なんだったら、はいてなくてもOKだ。

 しかし、見た目の可愛さから言うと超ミニってのはどうなのとは思ってたんだよね。
 ミニはミニらしくミニであって欲しいと俺は思う。
 超ミニは、やりすぎかもよ。

 最近の女子高生のスカート丈が長くなりはじめている事に今日気づいた。

 駅のホームで大量の人間と共に電車から吐き出され、駅の階段を人波にもまれながら登る。
 人波の道連れの隣は女子高生。
 彼女と共に階段を登りながら、ふと、彼女のケツに目をやる。

 ミニスカートを気にして中身を覗かれない様にケツをおさえながら階段を登っている。
 こんな人ごみでスカートの中なんか覗かれるはずがない。
 もちろん、となりにいる俺が手鏡でも使えば話しは別だよ。
 ある程度の距離と段差がなきゃ、スカートの中身なんて見えない。
 だから人ごみの階段でケツをおさえるのは無意味。
 人ごみが防護壁となり男が覗けるだけの距離を取れないから、覗けるはずがない。
 
 若いコは自意識過剰でいいねぇ。とか思いながら女の子のケツのあたりを良く観察してみる。
 アレ?女子高生にしちゃイヤにスカート長くない?

 あわてて、女子高校生を的にしぼっての女子観察。

 あ。

 長いミニスカートの娘が多い。約3割。

 とうとう、女子高校生もルーズと超ミニに飽きて、普通のミニに目覚めたらしい。
 女子高生におけるルーズと超ミニの長い統治の時代もとうとう終わりを迎えたわけだ。思えばけっこう長い時期であった。

 ルーズソックスは去年の年末に立川でも死滅した。
 超ミニも、今年の師走までの運命かもしれない。おじさん的には、スカートは短けりゃ短い程いいんだけど、シルエット的には普通のミニの方が可愛いかも。

 関係ないけど小学生はスカートめくりができていいよねぇとか思う。


2005-05-15 20:39:13 | まち歩き
 くもりのくせになぜか空気だけは乾燥している日々が続く。
 今朝、散歩に行った矢川緑地も水たまりがひからびていた。
 先週矢川緑地で見つけたオタマジャクシも小魚も、きっとみんな全滅してしまったことだろう。
 そろそろ雨でもふるんじゃないかな、今日あたりふってもいいはずだなと思ってたら、昼の二時すぎに突然の豪雨。
 
 昼飯を食って部屋でゴロゴロしてたら、どこかでかすかにゴロゴロとカミナリの音が聞こえる。瞬間的に雨だと思う。

 キタ~~~~~ッ!!!てかんじか。 

 リビングに行きベランダに出て外を見ると、空の雲が見る見る密度を増して行く。空気は生温くなり、風は強くなる。明らかに雨の前兆だ。
 久しぶりに雨のにおいがかぎたくなって、傘を持って表に出る。

 ポツポツとふりはじめた雨は見る間に叩き付ける様な豪雨に変わる。乾いたアスファルトにしみ込む雨。そして久しぶりにかぐ雨のふりはじめのにおい。
 雨のふりはじめのにおいは抜群に素敵だ。

 そのまま、また朝に行った矢川緑地まで歩く。

 今日は夕刊配達もない。好きなだけふれ、もっとふれ。
 豪雨でたちまち靴もズボンも汚れ、ずぶぬれになる。かまわない、ドンドンふれ。

 草が雨粒にあたり、ヒョコヒョコとまるでおじぎでもしているようだ。矢川緑地の乾いた地面にも水が溜まる。
 その後、雨は小ぶりになり西から空が青空に変わる。豪雨は30分ももたなかった。

 雨上がりの太陽は街を輝かせる、アスファルトは雨水で太陽の光を反射し、光のグラーデーションをつくる。
 そこに落ちる家々の深い影は雨上がりの景色をさらに神秘的なものにする。
 
 外に出たついでにスーパーおおたで酒を買い、自販機でタバコを買って家に帰る。

 今は酒も飲み終わり、あとは寝るだけだ。

 おやすみなさい。


くもり空の色

2005-05-15 16:51:41 | まち歩き
 今朝は朝の四時半すぎに起床。
 起きてすぐにコンピュータの電源を入れ、今朝見た夢を作文にする。それから朝風呂に入り、バナナと牛乳で朝食。七時すぎに、近所の矢川緑地に散歩に出かけた。

 上着を着ておもてに出てみると、今朝も五月中旬とは思えぬ寒さだ。気温だけではなく、風も冷たい。
 空を見上げると、密度のある雲が空全体に均一に広がっている。今日もくもり。くもりの日がもう何日も最近は続いている。

 しかし、この空の色を文字で書き表すとしたらなんて表現すれば良いだろう?
 普通なら、くもり空は灰色とかグレーで表現されるが、俺にはこのくもり空の色は、あまり灰色に見えない。
 灰色やグレーはもう少し黒みがかかった濃い色だよなと思う。あえて言うなら、このくもり空の色は薄い灰色であるが、灰色ではあまり俺の中の色感覚と一致しない。
 どちらかと言えば灰色よりは白。そうこの空の色は俺の中では白色なのだ。

 例えるなら、薄暗い雨の日に家の中から見る障子の障子紙の白さがこの空の色に似ている。障子ではあまりに例えが古いので、あるいは白い薄手のカーテンに置き換えてもかまわない。
 もしかしたら、雲が光をはなっているかのように見えるから、くもり空を灰色と言うのにためらいを覚えるのかもしれない。
 もちろん、雲そのもの自体が発光することはありえない。太陽の光を拡散させているだけ。雲は、よくリビングなどの天井にとりつけられているドーム型の蛍光灯のカバーのようなものだ。蛍光灯のドーム型のカバーが発光しているわけではなく、なかの蛍光ランプが発光しているのと同じように、くもり空の光源も太陽だ。
 しかし、くもり空を見上げると空自体が、まるで雲が発光しているかのように見えてしまう。
 現実は違うんだけど、雲が光っているとなるとやはりくもり空の色は灰色ではなく白だなと思ってしまう。

 「白い光」は言葉的にありえても、「灰色の光」や「グレーの光」は俺のなかでは変な言葉だ。発光しているかのごとく見えるくもり空に灰色という色をあてがうのを俺がためらう理由がこれだ。

 ただ、くもり空の色がなに色かと人に聞かれたら、たぶん薄い灰色と答えるだろう。実際、灰色にしか見えないときもある。あるいは、格好よく「無色」と言ってもいいが、理由を問われると面倒なのでやめておこう。

 でも、今朝のくもり空は白い。
 
 白は背景色だ。
 くもり空を背景にした物件は絵の中に描かれたかのように細部までもあきらかにする。電柱の細かい部分から、木立の葉っぱの一枚一枚までが、まるで絵に描いたかのように、ハッキリクッキリ浮きあがる。
 こんな白いくもり空の日は非現実的な気分にさせられる。

 白いくもり空の中を真っ黒いカラスが、欠けた羽毛のディテールまでさらしながら黒いシルエットと化し北の空へ飛んで行く。
 くもりの日はカラスも不吉に見える。  


アイスクリーム

2005-05-09 18:49:24 | まち歩き
 仕事を終えて六時頃、立川駅で電車をおりる。

 改札を出て、人波をかきわけながら南口へと向かう。

 今日は特に寄る所もなければ、金も無い。
 スーパーおおたでビールと350円のワインを買ってまっすぐ(もちろん右折や左折はする。モノのたとえだ。)うちに帰ろう。
 駐輪場に一番近道なエレベーター脇の階段から、下に下りる。ここには常にティッシュ配りがまちかまえていてうざい。
 でも、階段を下りていると、登ってくる女の子の乳の谷間などが見えたりして嬉しい。可愛い子だと、もっとうれしい。

 階段を下りると、なにやらいつもと違う風情。

 あっ!

 女の子が大量にいる。

 女の子が453人(推定)たむろして行列している。

 なんなのだ。なにが女の子をどうやって行列させているのだ!
 俺も行列させたい。
 あの百分の一。いや、千分の一でいいから行列させたい!

 行列のできる男になりたいとか思いながら、真ん中あたりでぼんやり女の子をながめながら警備をしているフリをしている若い警備員に行列の原因を聞く。

「なんすかコレ?」

「アイスクリーム。」

「あぁ、アイスクリーム。」

 わかった。どうやらアイスクリームが行列の原因らしい。
 「アリか、あんたらは!」と一人つっこみながら行列の先頭に行く。

 行列の先頭にあるお店は?

 サーティワン・アイスクリーム!

 はぁ?
 こんなもん並んでまで食うものか?

 どうやら、ボランティア募金をすると、ただでアイスをくれるらしい。
 その行列か。

 募金でアイスねぇ。女の子は可愛いねぇ。

 俺はボインで愛すの方が、まだなんぼかましだ。 


ダルマさんが転んだ

2005-05-08 19:36:26 | まち歩き
 家に帰ろう。立川通りを南に向かう。

 スーパーおおたで酒を買って帰らねばならない。おおたにでる道の手前にある信号で立川通りを横断する事にする。
 道は日曜日らしく乗用車でギッシリだ。無理な横断はやめよう。信号を守ろう。

 歩行者信号が青になるのを待つ。

 ペタペタペタ。

 サンダルの音。誰かが近づいてくる。どうせ信号待ちの人なんだろうが、つい気になって振り向いてしまった。

 太ったおばさん。

 俺が振り向いたとたん。おばさんは歩きかけた姿勢のまま、ピタリと停止してしまった。

 ピクリとも動かない。

 ダルマさんが転んだじゃないんだから。苦笑いして信号に視線を戻す。