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墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

水曜の朝

2008-01-23 08:06:15 | 日常
 てなわけで。

 本日より新しい職場で働く事となったワケなんだが、職種はまたパン屋だ。

 てかっ、雪だよ。雪っ!

 朝6時くらいからパラパラと降りはじめた雪が、今では積もらんかとばかりに豪雪している。出勤中に遭難するんじゃないかという勢いで雪は降る。

 今朝は9時出勤なんだが、職場には片道20分のチャリ通勤を予定していたんだが、大丈夫か? 無事に職場にたどりつけるのか?

 出勤初日から雪かよ。
 あーぁ、俺の人生は苦難に満ちているなぁ。

 なんて。
 まぁ、この程度の雪でそんな事を言ってたら雪国の人に怒られるか。

 雪はふる、あなたは来ないでは仕方がないので、遅刻しないようにそろそろ出勤しよう。

 初日から仕事をクビにならない程度に頑張ってくる。


月曜の朝

2008-01-22 11:07:03 | 日常
 おはようございます。
 パラサイトな失業者である俺ですが、皆さんは爽やかな朝をすごされていることでしょうか?
 俺は過ごしていません。
 燃えないゴミと格闘していました。

 話は昨日のことになりますが、失業者なもんで、1日ヒマだからと昨日は部屋の模様替えアンド大掃除を決行しておりました。
 失業者には時間がいくらでもありますから、こんな時でもなけりゃ大掃除なんてしてられないワケですよ。

 まぁ、基本的には大掃除と言うよりも、モノで溢れんばかりに溢れかえった我がマイルームに、中古のパソコンをもう一台設置するという作業がメインであり、その為に大掃除せざるがえないよこれがまたという状況次第であったわけでございます。

 なにしろパソコンは場所をくう。
 わずか半畳ばかりのスペースではありますが、これがなかなか。いざそれだけの空間的スペースを我がマイルームにつくろうとするとかなり難易度が難しい。
(最近、作文をさぼっていたせいか繰り返し表現が多いですね。どうも作文の腕がなまったようです)

 ようするに、物理的に、実存している部屋の中の物をある程度は片付けないかぎり、パソコンを設置するのは無理。

 だから、捨てましたよ。

 いっぱいモノを。

 ホコリと格闘しながら、部屋にある物をみんなひっくり返して、その中のいらない物をまとめつつ、電源のたこ足を配置しなおすという作業を1日かけてやっておりました。

 しかしとにかく、すごいホコリ。
 ここはホコリの国かってほどの凄まじいホコリで、とくにパソコンの裏側の配線のあたりはホコリの聖域と化していて、さすがの俺も禁断の地に足を踏み入れることには躊躇しました。

 で、はなしを今朝に戻すと、今朝は昨日まとめたゴミを、ゴミ捨て場に出したのです。

 ところが、今日は「燃えないゴミの日」だと思っていたのですが、どうもおふくろに言わせるとそうではないらしい。

 正確には、「燃えないゴミの日(プラスチック限定)」であるらしい。
 
 プラスチックのモノしか今日は回収してくれないらしいのだ!

 なのに、俺には「燃えないゴミ」って意識しかなかった。

 なかったから、燃えそうもないゴミは、ザクのフィギュアに、壊れた目覚まし時計、ジッポー・オイルの空き缶、バイクのミラーに、原付の半キャップ、いらない CD、発泡スチロールに包装のビニールと何から何まで、燃えなそうだと一緒くたにしていた。
 ところが、そういったガラクタの中で今日回収してくれるのは、プラスチック限定であるから、ザクのフィギュアと発泡スチロールとビニールだけ。

 あーぁ。

 分別し直し。

 朝っぱらから、昨日の燃えないゴミをまとめたゴミ袋をあさって、ゴミ回収車がいつ来るかとあせりながら分別しなおしてました。
 疲れた。

 ところで、あした収縮する。
 いや、修飾。
 いやいや、就職します。

 また明日から仕事だ。 


日曜の朝

2007-08-26 14:18:47 | 日常
 朝の8時過ぎに散歩に行こうと外に出てみると、風が涼しい。
 爽やかな風が吹いていて気持ちいいなぁとか思いながら、直射日光のあたる路地を歩き出したら、やはり今日も暑い。もっと早くに、太陽が昇りきる前に散歩に出れば良かったと後悔する。
 多少雲があるものの今日も晴天。朝のうちは風が涼しい。

 昼前に、炎天下の中を買い物に出かける。
 遠くから祭り囃子が聞こえてきた。
 どっちからだとあたりを見回すと、道筋で真っ正面に、小さく祭りの山車が見えた。かなり距離は遠く、山車に向かって歩いてみたが、祭りの山車は立川駅の方向へ曲がって消えてしまった。

 立川の祭りとかで、一昨日ぐらいから街中のあちこちでお囃子が聞こえる。
 そういえば、ツクツクボウシの鳴き声も一昨日ぐらいから聞こえだすようになった。まだ、他の蝉の鳴き声に邪魔されてツクツクボウシの鳴き声は良く聞こえない。
 だが、これから秋が近づくにつれ、耳にする機会も増えていくだろう。


次の絵

2007-08-24 19:11:56 | 日常
 次にその作者の絵に出会ったのも、同じ駅前の公衆便所であった。
 今度は、ゴジラかなにかの怪獣の絵で、記名はないが、一目で同じ作者の手によるものと識別できた。
 また、やっぱり、絵は洗面所の横に飾られていた。

 俺は迷った。

 どうせ、絵をこのままにしておいても、公衆便所の清掃の人に捨てられるだけだ。なら、俺が貰って帰っても問題ないだろう。
 俺は、なるべく折り曲がらないように注意して絵をカバンに入れて持ち帰った。

 下の絵は、持ち帰った絵をスキャンしたものだが、少々見やすいように色分けしたのでオリジナルとは少し違う。



Kyouryuu_1


2007-08-24 18:57:53 | 日常
 その作者の絵に、はじめて出会ったのは昨年の6月だった。

 俺は、パン屋でバイトをしているフリーターで、毎朝5時起きして立川市の自宅から小平市の職場まで電車通勤している。
 
 去年の6月の、その朝も、職場まで電車で通勤した。

 35才を過ぎてから、酒の飲みすぎなのか胃腸の調子が良くない日が多い。
 その日もハラ具合が悪く、通勤電車の中で既にハラがグルグルなっていた。
 駅の改札を出る頃には、すっかり大便がもよおしていた。
 クソをしようかと、駅前にある公園の公衆便所に足を踏み入れたら、洗面台の横に絵が置いてあった。
 それは女性の顔のみが大きく描かれた絵だ。

 ドキリとした。

 上手いとか下手とかを超越した絵である。
 デッサン力のみで言うなら、シロウトが一生懸命に写真を見ながら描いたアイドルの似顔絵といったレベルだが、絵の持つ迫力が凄い。

 正直、怖い。
 怖すぎる。

 もの凄い衝撃力のある絵だ。この絵を100人に見せたら100人とも確実に「怖い!」という第一印象を持つだろう。
 絵に触るのも怖いほど、指一本でも触れたら祟られそうなくらい怖い絵。

 絵は、スケッチブックにボールペンで描かれている。
 線だけで描かれ、輪郭線は存在しない。
 いろんな色のボールペンで刻まれるように力強いタッチで女性の顔は描写されている。線は縦横無断に同じ密度で引かれている。
 筆圧は強いが、線が重なりあいすぎて、描きはじめと終わりはあいまいでビシバシ線どうしがかすれ絡み合っている。線は迷路のようでさえありながら出口は見いだせない。

 画面の端に、やはりボールペンでタイトルと制作者の名前が刻まれ、最後に仏様に感謝しますというような意味の文が書かれていた。

 なんで、この絵は便所に置き去りにされているのだろうか。

 スケッチブックからその一枚だけ丁寧に破り取られ、その絵のみポツンと公衆便所の洗面台の横に飾られていた。
 もちろん、わざと、制作者がみんなに見てもらいたくて、置いていったのだろう。どういうつもりにしろ、見てもらいたかったのだけは確かだと思う。
 絵の印象を、怖いとだけ言うなら間違いで、たしかにオドロオドロした怖さはあるが、真摯な純粋な気持ち、普通ではあり得ない力強さが、この絵には存在する。

 どんな人物がこの絵を描いたのだろうか?
 俺はなんとなく線の細い若い男性を作者に思い浮かべた。