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★藤岡信勝さんの上司は「つくる会」ではなくフジサンケイ教科書に執筆協力


日本教育再生機構の広報誌「教育再生」の平成20年葉月号が届きました。「新しい歴史教科書をつくる会」会長、藤岡信勝さん(拓殖大学教授)の上司である渡辺利夫・拓殖大学学長(日本教育再生機構代表委員、教科書改善の会世話人)と八木秀次先生(日本教育再生機構理事長)の対談が載っています。その中で育鵬社(フジサンケイグループ)・教科書改善の会の中学歴史教科書の執筆に渡辺学長が協力することが明らかにされています。藤岡さんの上司は部下の教科書ではなく、育鵬社(フジサンケイグループ)・教科書改善の会の教科書を作るのですね。
 
対談の中で渡辺先生は、東大などの大学教授に浸透するマルクス主義の話をされています。拓殖大学も例外ではないのでしょう。それに対し八木先生は「『保守の顔をした左派の先生』については、私と中西輝政先生との共著『保守はいま何をすべきか―日本国家を回復するために』(PHP研究所)で中西先生と意見が一致したのですが、例えば近現代史の極めて論争的な問題にマニアックに取り組むだけで、日本の歴史の豊かさだとか、深み、全体像を知らないというのでは、保守とはいえないと思います」と応じています。
 
その1つ前の号である「教育再生」平成20年水無月号には元文化庁長官の三浦朱門先生(日本教育再生機構代表委員、教科書改善の会世話人)筑波大学名誉教授の村上和雄先生(日本教育再生機構代表委員、教科書改善の会世話人)が「生命」について語り合っています。この対談の内容が育鵬社(フジサンケイグループ)・教科書改善の会の歴史、公民、道徳教科書に反映されるそうです。
 
同じ号では前東京都東村山市教育委員長で元全国中学校社会科教育研究会会長の高山昌之先生元東京都国立市教育長の石井昌浩先生(日本教育再生機構副理事長)が対談しています。全国中学校社会科教育研究会というのは全国の中学校の社会科の先生の集まりだそうです。聞き手の八木秀次先生によると「高山先生は中学校の社会科の授業法についての著書も多く、全国中学校社会科教育研究会の会長も務められた社会科教育のプロで、教育委員として教科書採択の実態も見てこられました。教科書づくりにもぜひアドバイスいただきたいと思います」と述べています。教育現場の実力者が育鵬社(フジサンケイグループ)・教科書改善の会の教科書執筆に助言してくれるのはとても心強いですね。
 
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