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★つくる会が栗原宏文元愛媛大教授に「退会勧告」→「会員権停止」→「除名」

ミッドナイト・蘭さんによりますと、
栗原宏文・元愛媛大学教授が
「新しい歴史教科書をつくる会」東京支部から
「退会勧告」を受けたそうです。
http://midnight-run.iza.ne.jp/blog/entry/273060/
 
栗原先生は、東大工学部を出てマサチューセッツ工科大学の博士号を持ち、民間企業を経て愛媛大学法文学部教授(コミュニケーション学、メディア学、情報管理学)になった異色の学者です。扶桑社の教科書をめぐる異常な報道について授業で取り上げ、学生たちが洗脳から脱していく過程を描いた『歴史洗脳を解く! ネット授業で大学生はどう変わったか』(扶桑社)を出版し、大きな反響を呼びました。
産経新聞記事http://www.k5.dion.ne.jp/~hirokuri/051003-3etc.html
私も先生が主宰する研究会の講演会にお邪魔したことがあります。
 
今は退官して東京の自宅に戻り、「つくる会」東京支部に属しています。妄想で暴走する「つくる会」の現状を憂い、警鐘を鳴らす発言を続けられてきたそうです。
 
権力中枢を純化するボルシェビキ路線(最近意味を教えてもらったばっかりですが、だんだん実感してきました)を突き進む「つくる会」では、前会長の小林正さん(元参議院議員)が除名されたばかりです。
小林さんは「本部に無断で本部批判の文書を出した」とイチャモンをつけられたわけですが、人事に関する文書を本部に無断で出した東京支部には何のお咎めもないのでしょうか? どういう意思決定を経て「退会勧告」が出されたのでしょうか? この組織には既に「法の支配」なんて存在しないのでしょうね。
 
いやあ、教科書問題に貢献してきた栗原先生にも「辞めろ」とは、論評する言葉が見つかりません(末期症状という言葉は既に使いましたので・・・)。

※追記 栗原先生はその後、つくる会本部から会員権停止を通告された後、除名されました。一般会員の除名は初めてです。

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