松本大洋作「竹光侍」(漫画)の紹介である
今のところ、1巻から4巻まで出ていて現在も進行中
竹光とは本身の刀を売ってしまったり、重くて刀を持つのを嫌がった侍が
竹を削ったものを刀身にし、刀のように見せかけ体裁を繕ったモノである
テレビで放映されている時代劇とは異なり
平和で切り合いの少なかった江戸時代には、よくある話であった
長屋に住む大工の息子「勘吉」が、その若いお侍をはじめて見たのは
正月の寒い朝のことであった。
長屋にある「かわや(トイレ)」は遠い
だいたいが長屋の奥、とっつきにあるので、そこまで外を歩いて行かねばならない
意を決して外へ出た「勘吉」の目に「狐の化け物」が見えた
あまりの恐怖に小便を垂らし座りこんでしもうた「勘吉」を
「狐の化け物」は親切にも「勘吉」の着物を洗ってくれ
「瀬能宗一郎(せのう・そういちろう)と申します
本日よりこちらの長屋でお世話になります」と挨拶をした
よく見ると可なりな狐目であるが、若い人間のお侍であった
子供の目とは不思議なもので、大人には見えない何かが見える時がある
その狐目のお侍は確かに「狐の化け物」な一面も持っておった
でもな、またまた子供とは不思議なものでの~
良い人と悪い人をちゃ~んと見分ける力も持っておる
「勘吉」は、この狐目のお侍が何故か気になり側をくっついて離れない
そうして二人は仲良くなっていったのである
この漫画は、ある日長屋にヒョイっと現れた不思議な浪人の話なのだが
正真正銘人間であるのに…異様なほどに人間離れし過ぎている
ココに読者は「勘吉」と同じように惹かれていく
「この侍の過去には何かイワクが隠されている」
そう思ったら最後、目が離せない(笑)
めっぽう剣の腕が立つ。しかし腕が立ち過ぎ禍の匂いすらする。
見事な妖刀を持っている。が…妖刀に主従逆転されそうになり竹光侍となる。
怖いけど優しい。賢いのに世間に疎い。知らなそうで知っている。
このような主人公「瀬能宗一郎」から長屋の住民達は目が離せなくなる
そうして彼が少々怖いのに、好きになってしまうのである
作者は「鉄コン筋クリート」を描いている松本大洋
ウィキペディアによると、父は作家の松本東洋。
母は詩人の工藤直子。妻は漫画家の冬野さほ
従兄弟の井上三太も漫画家らしい
彼の作品を見るのはコレが始めてであるが、漫画原稿用紙の枠を超えてくる
飛び出す絵本のように感じるのだ(笑)
それでいて画面下隅に描かれている小さな「モノ」もクッキリと見え
普段見逃しそうな虫ですら命を持って動いている感がある
鳥獣戯画さながら宗一郎の周りの人々の心の内を
モノや動物、虫までもが代弁して語る時もある(笑)
絵柄は人によって好き嫌いがあると思うが
機会があったら読んで欲しい漫画の一つである
なにせ、面白い(笑)
今回、面白い漫画を私に紹介してくれたのは
「小耳書房」のさくらさん
このブロガーさんも面白くって好き。どことなく竹光侍っぽい(笑)
ポヨ~ンとしておるのかっ?っと思えば時々毒も吐く
ヤル気のなさを前面に出したな~っと思えば漢字検定試験なんぞも頑張る
私と同じく本も漫画も読み、色々と紹介してくれている
こちらも病みつきになりそうなブロガーさんである(笑)
今のところ、1巻から4巻まで出ていて現在も進行中
竹光とは本身の刀を売ってしまったり、重くて刀を持つのを嫌がった侍が
竹を削ったものを刀身にし、刀のように見せかけ体裁を繕ったモノである
テレビで放映されている時代劇とは異なり
平和で切り合いの少なかった江戸時代には、よくある話であった
長屋に住む大工の息子「勘吉」が、その若いお侍をはじめて見たのは
正月の寒い朝のことであった。
長屋にある「かわや(トイレ)」は遠い
だいたいが長屋の奥、とっつきにあるので、そこまで外を歩いて行かねばならない
意を決して外へ出た「勘吉」の目に「狐の化け物」が見えた
あまりの恐怖に小便を垂らし座りこんでしもうた「勘吉」を
「狐の化け物」は親切にも「勘吉」の着物を洗ってくれ
「瀬能宗一郎(せのう・そういちろう)と申します
本日よりこちらの長屋でお世話になります」と挨拶をした
よく見ると可なりな狐目であるが、若い人間のお侍であった
子供の目とは不思議なもので、大人には見えない何かが見える時がある
その狐目のお侍は確かに「狐の化け物」な一面も持っておった
でもな、またまた子供とは不思議なものでの~
良い人と悪い人をちゃ~んと見分ける力も持っておる
「勘吉」は、この狐目のお侍が何故か気になり側をくっついて離れない
そうして二人は仲良くなっていったのである
この漫画は、ある日長屋にヒョイっと現れた不思議な浪人の話なのだが
正真正銘人間であるのに…異様なほどに人間離れし過ぎている
ココに読者は「勘吉」と同じように惹かれていく
「この侍の過去には何かイワクが隠されている」
そう思ったら最後、目が離せない(笑)
めっぽう剣の腕が立つ。しかし腕が立ち過ぎ禍の匂いすらする。
見事な妖刀を持っている。が…妖刀に主従逆転されそうになり竹光侍となる。
怖いけど優しい。賢いのに世間に疎い。知らなそうで知っている。
このような主人公「瀬能宗一郎」から長屋の住民達は目が離せなくなる
そうして彼が少々怖いのに、好きになってしまうのである
作者は「鉄コン筋クリート」を描いている松本大洋
ウィキペディアによると、父は作家の松本東洋。
母は詩人の工藤直子。妻は漫画家の冬野さほ
従兄弟の井上三太も漫画家らしい
彼の作品を見るのはコレが始めてであるが、漫画原稿用紙の枠を超えてくる
飛び出す絵本のように感じるのだ(笑)
それでいて画面下隅に描かれている小さな「モノ」もクッキリと見え
普段見逃しそうな虫ですら命を持って動いている感がある
鳥獣戯画さながら宗一郎の周りの人々の心の内を
モノや動物、虫までもが代弁して語る時もある(笑)
絵柄は人によって好き嫌いがあると思うが
機会があったら読んで欲しい漫画の一つである
なにせ、面白い(笑)
今回、面白い漫画を私に紹介してくれたのは
「小耳書房」のさくらさん
このブロガーさんも面白くって好き。どことなく竹光侍っぽい(笑)
ポヨ~ンとしておるのかっ?っと思えば時々毒も吐く
ヤル気のなさを前面に出したな~っと思えば漢字検定試験なんぞも頑張る
私と同じく本も漫画も読み、色々と紹介してくれている
こちらも病みつきになりそうなブロガーさんである(笑)
早速、ダッシュで遊びに行きました
連絡ありがとう!
少々、ガッカリしておったんよん(笑)
これでまた、楽しみが消えないですみました
復活してくれてありがとう
突然消えるってこともあるんだの~~
マジで怖いっす(笑)
いや…私のは「ひなめくり」みたいな貴重品がないで
消えても簡単に復活出来るがの~
本当に良かったっす
わ~~~くまちゃん。ありがとう!
ほうか~~「吾」ってのもあるんか?
それは初めて聞きました
どっちもくまちゃんレビューだと面白そうだの
やっぱり作品によって絵柄が少し変わるのかっ?
スゴイ腕の持ち主だね(笑)
色々と見比べてみたくなりましただ
booで売ってるとよいな~
探してみますだ~~
はい。竹光はこういう字を書くのです
稲光 七光など光が後ろに付く漢字は多いです
が…意外にも
竹光は難読漢字の一つにあげられております
普段、竹光なんて使わないですもんね~(笑)
よもぎ社長。
ダメですよ~竹光なんて買ったりしちゃ
(ハハハハハハハ)
な・なんと!
師匠ってばそんなセコイことを考えておったんかっ?
(アハハハハハハハハ)
そんなことを考えておったら…
本当にイザって時に役にたたなくなりますよん(笑)
そういえば…ゴルフを技巧ですり抜けるようになると
あちらも技巧しか利かなくなるとかっ?
本当か???(フフフフフフ)
更新が早い?????
ここんところサボリ気味なんだがの~(ハハハハハ)
作太郎さんの方が断然早いぞ
コメを入れようっと思っておるうちに
次の記事になってることがままあるもん(笑)
作太郎さんも大洋さんを知っておるんか?
ほうか~やっぱ有名人なんね
「小耳書房」のさくらさんはオモロイよん
ユル~い雰囲気が私も好みっす(ハハハハハハ)
んでも…作太郎さんに似てると思うのは私だけか?
(ハハハハハハハハ)
アッシも最初パッと見絵柄が好みじゃなかったんすけど、読み始めるとかえって味があるっていうか…
あの書き込みの細かさとかデフォルメの仕方とか、読み終わる頃には寧ろ好きになってましたし(笑)
お話の内容は、
宝町といううらびれた歓楽街に住む2人の孤児の少年<クロ>と<シロ>。
喧嘩がめっぽう強く<飛ぶ>ことの出来る2人は、その筋のものに<ネコ>と呼ばれ、一目置かれる存在。
掏りやカッパライなどをして自由気ままに生きてきた2人だが、新興のマフィアが街を徐々に変え始め、2人も更に大きな暴力の波に巻き込まれることになる…
といった感じの始まりです。
アッシはどっちかっていうと「吾(ナンバーファイブ)」の方が好きなんですけど、このマンガも「鉄コン~」の絵柄とはまた少し違ってて、でも個性的な点はそのままで、何といっても色使いがとても綺麗でイイです
こっちのお話の内容は、
最先端科学によって誕生した組織<虹組>を裏切って、恋した女性<マトリューシカ>をさらって逃亡した、組織きってのスナイパー<№吾>。
組織の掟により、彼に一人、また一人と、かつての同僚でもある刺客が送られていく…
といった始まりです。
アッシの下手な説明では分かりにくいかもですが、どっちもアッシには面白かったッスョ
今日も一つ賢くなりやした。
その「安全牌」が「ロン! ! ! !」の一言で・・・。
突然同年代の狼に変身・・・・。
逃げようとしても、その時は既に雁字搦め????。
こんな感じでいかがでしょうかっ(笑)
しばらくこないうちに更新ペースが早いですね。
さらに今回の記事は
『鉄コン筋クリート』『ピンポン』の松本大洋さんの作品ではありませんか。
なるほど、満天さんは竹光侍好きですか(笑
「小耳書房」のさくらさん
僕はこのなんとなくゆる~い感じが好きです(笑)
まずい、またファンがひとつ増えそうだ・・汗
まさに、今!
トミーさんの所でコメ書いて帰って来たらコメ来てた
(アハハハハハハハハ)
絵柄はトミーさんの好みと少しズレるかも?
でも、すぐに慣れるよん
また次回くらいに箱に入れて送るね
内容的には面白いっと感じると思うだ~(笑)
「ピンポン」読んだの?
私は映画は見たけど漫画は読んでないっす
やっぱ「鉄コン筋クリート」はアニメになってたか~
どこかで見た記憶があったのよね~
んじゃ~アニメで見るか(ハハハハハハハ)
漫画もいずれはなるだろうけど…
DVDに早くならんかね
買うと重いし嵩張るし大変なんだもん(笑)
最近、チラっとダンナが…
家を本で潰す気か?って言い出してな~~~
ダンナの目に触れない所に隠してあるのに…
何かの拍子に見たんかの?(ハハハハハハ)
この写真とは全然違う絵柄だったけど中は少しまた違うのかね ? 個性際立つ人なのはピンポンでも思ったが、これも面白そうね~
ブワハハハハハハハハ
宗さんに…目がねに…八重歯????
想像が…想像が~~~~~(ハハハハハハ)
しかも…人を切ったことがありそう???
おいおい。(笑)
ってことはアレだろう
一見、かなりとっつき難いタイプに見える(笑)
>おほほほ。やだねぇ。
↑
この言葉の現す裏の裏が怖い~~(アハハハハハハ)
5巻発売日了解しやしたっ!
良かったでやんす。今日帰りに寄ろうって思ってた~
前にさくらさんが紹介していた重松さん。
あの方を他でも良いわ~っと紹介している人も居てね
読んでみようっと思ってたのよん
10月頭に本屋へダッシュしますだ~~~(笑)
くまちゃんは「鉄コン筋クリート」
読んだことあるの?????
面白い?
あれ、たしかアニメにもなってるでしょう
だから興味津々だったんだよね~
一度、チラっと見た時は絵が趣味じゃない気がして
立ち読みで終わったんだけど
私も今回の「竹光侍」を読んで好きになったで
他のも読んでみようかな~~~って思ってますだ
この人の絵とワンピースの作者の絵は
平面では納まりきらない感じがするだ~
初めてアラレちゃんを読んだ時もそう思ったがな
鳥山氏とは別なエネルギーを感じるだね
松本さんちはスゴイね
父が作家で母が詩人。
これだけでも強力な血が流れてる気がするっす(笑)
あちゃ~~~ホントだっ!
(ガハハハハハハハハ)
速攻で直しておきました
ありがとうございます
ほれ、年齢が年齢だでな
間違った言葉、「鉄コン筋クリート」を
自然に、ごくごく自然にキーボードを叩く指が
勝手に訂正し「鉄筋コンクリート」って打つだ
私の指は素晴らしい~~~~(ブワハハハハハ)
独裸絵悶さんは「鉄コン筋クリート」読んだこと
ありますのん?面白い?
前から読みたいな~っと思ってました~
ザックリ見ると中身の絵は似てますです(笑)
5巻は9/30発売どす。
これだから、おんなじ巻何回も買っちゃうのよね~
私は宗さんにメガネと八重歯足した感じですわ。
ふふふふ。
人斬ったことある顔してるって言われたこともあるよ。
おほほほ。やだねぇ。
そうなのよ~~
秋は時代劇のシーズンなのよね~~(笑)
実はここのところ…
本当に時代劇モノ…特に江戸モノにハマってて
本も数冊、続けて江戸時代トリップでやんす(笑)
おかげでブログUPが間に合わない(ハハハハ)
この「竹光侍」。パラパラっとめくると拒絶が出る
最初、主人公が突飛な登場シーンなのにも関わらず
面白くないかも?っとチラっと思う
全ては絵のなせるワザなんですけどね(笑)
絵には力があるのでスグに慣れます(ハハハハハ)
目が慣れるとホットケーキの一枚目と二枚目の間に
挟まったバターが溶け出すような芳香が味わえますだ
表面舐めただけでは…
中のバターに気が付かないでやんす。そんな本です
な~んて。ここまで薦めておいて
そんなに面白くなかったらどうしたらイイ?(笑)
今度会えたら一杯奢りますか?(ハハハハハハ)
えっ????
5巻。出てるのっ?????
そりゃ~ダッシュで買いに走らねば(笑)
これだもんな~
ネット検索もしないし…出版社情報も見ないし…
ほいで本屋へ行けば大量買いし
しばらく本屋へ行かなくなるで…
情報遅れや、情報モレが多い(ハハハハハハ)
さくらさんのことを勝手にリンクしてごめんな~(笑
ナヌ?宗さんに顔も似てる????
(ガハハハハハハハハ)ほんまかいな~?
会った時に違ったら怒るぞ(笑)
だ・ダメじゃ~~~ん
さくらさんってイメージすると…
宗さんが出てくるようになっちゃったよ~~
(ハハハハハハハ)
ぶーさん、漫画や本は今は読めないっしょ~
だから大きく表紙絵をUPしてみたんだけど…
ピンボケでやんす(ハハハハハハ)
絵だけでも見て楽しんでもらおうと思ったのにな~
残念(笑)
読んだり、見たりは辛いかもしれんから
な~んとなく想像しておいてたもれ~~
表紙はこんな風だけど
絵柄は…一種の「ヘタウマ」さんです(笑)
こういうタイプの漫画家さんって
いろんな絵が描けるのね~~ビックリよ
なので満天さんがとっても分かりやすいレヴューを書いてくださったのでありがたかったです♪
早速買ってみよう♪
ところで松本大洋さんってご家族も作家さんだったり漫画家さんだったりするんですね!!
全然知らなかったっス!
この方も世界観が凄く生き生きしてるっていうか…満天さんも仰ってますが、ホント「飛び出す絵本」のようですよね~
作品によって絵柄が違う感じなのも凄いッス!!
いつもながら面白い本を教えてくださって、ありがとうでやんす~
上にもありますが・・・
「鉄筋コンクリート」でなく「鉄コン筋クリート」ですよ。
ウィッキィでは漫画家、イラストレーター、劇作家ってなっているんですよね。
この漫画も「鉄コン筋クリート」とは全然画風も違いそう(表紙をみた感じ)
才能豊かな人って色々な事ができるんですねぇ・
読んでみようかと思ったこともあるけど、ぱらぱらとめくって、なかなか手が出せなかったんだけど、満天さんお勧めの「竹光侍」はレビュー読んで、気になる漫画になりました。
チャンスあれば読んでみたい。
表紙の絵がよいですね。動物が、絵本風にかかれてあるし、着物姿がなんかよいです。
今日ダンナと、時代物読むのは秋が似合うな~と話ました。
満天さんの振子に、ちょっと触れたと思うと嬉しいですわ。
「なにがあるの?」と思い始めると止まらないですよね。
また、いろんなものがはみ出してたり、余計なものがしゃべってたり、その辺の遊びも私は好きなので。
5巻もいよいよで、いいですよ。
続きが楽しみな本です。
そういえば、狐目なので宗さんに似てるかも…。
おほほほ。おほめいただいてありがとうごじゃりやす~
先ず其れに見ほれました。
読むのは?
となると、エヘヘヘ此処で読んだ事にしてしまおうかな?
でも、小さな虫でも代弁してくれる動いているような絵の書き方を観てみたいのもあります。
買えるか買えないか分からないけど、一応コピーして置こうっと…(^▽^)
来週からちゃまが学校の授業の一端でアメリカへ行ってしまいます。
暫く前から其の準備で大わらわです。
ネットでいつも買ってもらっているので、帰ってきたら相談してみようと思います。