満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

夏休みの映画鑑賞

2010-08-30 | 映画・ドラマ紹介
 

短い夏休みに「二子玉川」へ出かけた。
オシャレ~なゴルフショップがあると聞いたので、顔をのぞかせてみたのだが
文字通り「顔をのぞかせた」だけで終わった(アハハハハハ)

写真はそのビルの屋上にあるビュッフェである。
時間制限の食べ放題となっていたが、老夫婦の腹は、どんなに減っていても
食べ放題で元を取るだけの力はない。
よって我等夫婦は中で売っていたパンと飲み物を購入し、パラソルの下で食べた
この…クソ暑いなか・・・ちょっとだけオシャレな雰囲気を味わった(ハハハハハ)

その横に変な魚のオブジェがあり、口から水を噴出していたのを見て…
「そうだ、ポニョを見よう!」と思い立った

「崖の上のポニョ」とは、2008年夏のジブリ作品である
今年の夏にジブリ新作の「借りくらしのアリエッティ」が公開されたので、
その宣伝を兼ねテレビ放送されていた「ポニョ」を、HDDに撮っておいたのだ

←DVDのポニョ

映画は見てないが「ポ~ニョ、ポニョポニョ魚の子~」ってな歌は聴いたことがあるだろう
映画を見て解ったのだが、ポニョは魚の子ではなかった(アハハハハ)
人魚と人間の子・・? いや、海の女神と仙人のような科学者の子・・?
申し訳ない。映画を見たのだが、ポニョがいったい何モノなのか解らんかった(笑)

ポニョを海辺で拾った宗介の母「リサ」の気風が好きかな

「出会って事件が起きて、小山があって、最後に大山があって
 ハッピーエンドというパターンをずっとやってくと腐ってくる
 こういうものは捨てなきゃいけない」と監督の宮崎駿さんが言っておったが
余分な所は削除してあったが、結局は通常パターンのままだったようだ
絵がシットリとしている分、余分な部分にこそエエ味が出ていたんでないかな…?
っと少し残念な気がした。

 ←DVDのサマーウォーズ

こちらは、スタジオジブリの研修生採用試験を受けるも不合格となった「細田守」の作品
絵がヘタで落とされたのではなく、才能が溢れ過ぎジブリには向かないと言われたらしい
そののち、宮崎駿さんに抜擢され、出向としてジブリ作品「ハウルの動く城」監督となるが
「何かがあったらしく」(ジブリ側が口を濁すので良くは解らない)
私が気が付いた時には「ハウルの動く城」は、宮崎駿監督作品になっていた
一瞬自分がボケたのかと驚いた(ハハハハハ)

「サマーウォーズ」がテレビ放送されていたので、HDDに撮っておいた。
是非、細田さんの監督作品を見てみたいな~と思っていたのだ

実に生き生きと、登場人物たちが動く良い作品であった。
昔の宮崎監督作品のように「風」を何度も感じることが出来た。
彼が「ハウルの動く城」を作っていたら、どんな作品になっていたか…
そんなことを「フっ」と思わせる動きの数々に、見ていて引き込まれてしまった
内容は若者っぽい雰囲気バリバリであったが、それでもちゃんと古いものを大切にする
心みたいなものは芯にあったので、私が見ても面白かった(笑)

今回アニメを2作品見たが、私の中では「サマーウォーズ」の勝だの~
とてつもなく広い縁側を配した部屋の中から見える、外の景色が圧巻であった。
日本の夏の象徴だの~~。
ああ、こんな田舎が欲しいっと思ってしもうた(笑)
だが…もし本当にこんな田舎を私が持っていたとしたら…親戚関係の煩わしさを想像し
決して近寄らないだろうと思うがの(アハハハハハ)

 ←DVDのSEX AND THE CITY

ほいで最後に「SEX AND THE CITY」。こちらもこの夏「パート2」が来たので
宣伝を兼ねてテレビで放送していたのを、HDDに撮ってあった。

なにやらアラサーとかアラフォーに大人気だと聞き、見てみたんだが…
本当にかい?っと思った(笑)
アメリカのテレビ番組だったというから、その時にファンが付いたのだと思う
映画を見ただけでは、面白さはあったが理解出来ない場面も多々あった。

それぞれがキャリアを磨き、肉体を磨き、真実の愛を求め人生を楽しんでいる様は
とっても好感が持てた。彼はいなくとも同性の友との絆を大事にしている所が好きかな
最初にこの4人はどうやって知り合ったのだろう?仕事かな?

日本人の良い所でもあり、悪い所でもあるのだが
とても素敵な人を見つけると、その人の真似をしだす。ファッションでも生き方でも。
もちろん真似から入ることは、いけないことではないのだが
その真似が長引き、結局本人の個性が消えてしまっている姿を見かけることが多い。

この映画の4人は、それぞれが自分を知っていてオシャレを楽しんでいる
自身の個性を大切にし、自分に自信を持っているので、
たとえ自分と違う個性と出会っても、それが似合っていればちゃんと認める事が出来る
だから誰もが自由に堂々と個性を活かしたファッションを楽しんでいる

間違っていると思えば「それは間違いよ」と言う。
それでケンカになったとしても、私達は何時か解り合えるから。
それだけの信頼と絆をもった友情が、本当に羨ましいと思った。

日本人の場合は、ちょっとでも異質だと毛嫌いしてしまう傾向があるからな~
奇抜さを前面に出していても、それは自分の個性を光らせるためではなく
むしろ自分の個性を隠すために使っている人も見受けられる
喧嘩、もしくは叱られることを極端に嫌い、言いたいことも言わずに我慢する人も多い

先に述べた映画の監督さんも、お互いの力量は認め合っていたようだが
お互いの個性を受け入れ尊重することが出来なかったようだ

この「SEX AND THE CITY」は、一見するとチャラっとした映画に見えるが
それだけではない大事な要素を沢山含んでいた
パート2も見てみたいな~っと思ってしまった。

これからは本当の意味での「女性の時代」が来て欲しいな
この映画を見て憧れている若い人が、彼女たちのような生き方を上手に学ぶことを願う

私も頑張るぞ!(ハハハハハハハ)

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