意志のなかにいる

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3ターン目に大内家が攻めてくる (アニメ感想)

2015-03-28 17:14:24 | アニメの感想2015年Season1









アブソリュート・デュオ 第12話 
絶対双刃/アブソリュート・デュオ とまとめ △(+)










アヴェンジャーズ










このおはなし動機が「2-1」からスタートするのよね
「デュオ」であることが「正義」で「独り」でいることは
「戦うべきモノ」ということになる、それは本来「デュオ」である
ユリエが暴走した時や、あるいは入学式の時からすでに
積極的に関わってきた伊万里と刃を交えていることからもわかる。
そういう「引き裂かれる運命」はともすればなんとなくハナシが進んでいく
「ラノベもの」に比べるとはっきりしたところがあって長所ともいえるのだけど
困るのはその「残酷な運命」の「唐突さ」ですよねえ、ここが弱点でもあった
確かにまあ「現実に」「残酷な運命」がおとずれるということはあるけど
例えばそれは「社会」がそうだからとか「モンスター」に襲われたとか
まだなんぼか納得できる理由があるもので、なんだろう当作品はその「-1」の
「空気さ」加減ってのがどうも気になるのね
みやびの件とかはともかく(それも説明不足だった気がするけど)
トールやユリエが肉親を失うとことか、ウサミミ先生が裏切るとことか
ふってわいたような「喪失」が彼等の「悲しみ」をこっち側に共有させるヒマを
与えないような気がする印象がある。
ほんらい「復讐」というのは定番の「動機」でそれに足りる描写や説明が
マイナス的なものではあれ人を魅了し、ひいては作り手そのものの力量の提示と向上に
繋がるのだけどそこを「ラノベ的にやりたいこと」のもとに通り過ぎた結果が
せわしない印象に繋がったような気はするのね。
こういう「復讐」のような大仰なテーマは1クールで1つも果たせば充分で
あとは「たのしい学園生活」でスイーツに埋めれば充分モトはとれたとおもうのだけど
いろいろと「足りない」と思わせるとこがあったとはおもう。
まあ、女の娘はかわいかったし、「やろうとしていること」そのものは
設定に流されているような作品よりはよっぽどマシなわけで
言い換えれば「成長中」なんかもしれないね、この作品。














銃皇無尽のファフニール 第12話「アンリミテッド・ファフニール」とまとめ △












このおはなしギリギリやったな、いや「攻めた」結果じゃなくて
ギリギリ「崩壊」する手前で間に合ったような、そんな印象。
美少女達が協力して巨大なモンスターと戦うって形式は
偉大な先輩がいて、その先輩の勇士を知っている人もいるわけで
それを「やってみた」ってことなんでしょうっておもう。
まあにしても真似するにしても相手が悪い気はするね
「小説」っていう別分野なら可能な「省略」や「変換」が
またアニメに「再変換」することによってその無茶さ加減が露わに
なるって寸法ではある、そこをやりとおしたこと自体が「奇跡」なんかもしれん
アラを探せば山のようにあるけれど作り手側にとってはとりあえず「終わった」ことが
「メディア展開のためのラノベのアニメ化」としての最低限の義務を果たした
ということになるのかもしれない、もっともそんな悠長な感想をもってるのは
僕のような変なヒマ人だけで「えりすぐりの面白いアニメを見たい」って
人からすればとうてい容認できなかったろうけど。














新妹魔王の契約者 第12話  この夜、このときのために とまとめ △(+)










ボスを拷問でなぶった上で首を吹き飛ばしてぶっ殺すという
あと味のわるーい〆かた、まあ相応にわるいやつだったけど
このおはなし「新妹魔王」にちょっかいかけてくる「魔属」には
容赦のないところがあるような気がするね、過剰防衛ともいえるけど
なんだろう「護る」っていうことの製作者のポリシーなんだろうかね
手を出したらぶっ殺すぐらいでないと馬鹿はちょっかいをかけてくる、的な。
残念なのはその「護る」っていうことの「ご褒美」の演出に「制限」が
かかってしまうことなんだよねえ、まあこれぐらいで「等価値」といえんくもないけど
律儀に「カラダ」で支払ってしまうともう何をやってるのかが分からんぐらいに
「規制」がかかってしまうというジレンマ。
まあ逆に言えばそれだけ真面目にやっているということで
そういう意味ではこの「KEEP OUT」も真面目に仕事をしているあかしと
いえなくもないね、もうちょっと融通が利くとうれしいのだけど(何の)















聖剣使いの禁呪詠唱 第12話  二つの生を越え とまとめ △(+)










なんだろう、このおはなしを思い出す時のニヤニヤの止まらなさは
「ライトノベル」のひとつの主流派「中二病ファンタジー」の精髄
「思い,,,出した」にはじまる後付け設定の嵐とか
巨大な敵と戦っているときとは思えない緊張感のない戦闘とか
なにもかもみな懐かしい気分だぜw
しかしあれだよねえ不思議なことに上記のラノベ作品全部が当作品も含めて
「大切なモノを護る」ってのが戦いの動機なのよねえ
まあ「専守防衛」が旨の当邦ではまことに聞こえがよいフレーズだけど
言い換えれば「小さい枠のなかで汲々とする」とすることを良しとする
島国根性丸出しの神経ともいえるわけで、真に「護る」と言う時それはそれらをおびやかす
「巨人」が如き「敵」の存在が必要なわけで、そいつらは兄様の「怒り」なんて
簡単に踏み砕いて大切なものを滅茶苦茶にするものであるべきなのね
でもまあそれらを説得力をもって描くことにはやっぱりいろいろリスクを背負うわけで
相当「信用できる」お話があって初めて製作に踏み切れるってとこはある
こんな感じで当邦のファンタジー事情は大作じみた「ガチ」なやつと
そのガチなやつの周辺のメタ的なやつと(「魔王・勇者を止めた~が」的なの)
そして当作品のようなインスタントなものとに大別できるような、そんな印象ではある。
まあ別に「ホンモン」じゃないから咎めているわけではなくて「軽い」ものには
それなりに味わいがあるから、それでいいのね、ただその場合はその「軽さ」により
「記憶」に留まるところが少ないから幾度もそういう「楽しいこと」があることを
「思い出す」べく何度もこういう「同じ話」が繰り返されているという
そういう「ライトな無間地獄」に僕等は陥っているわけだ。
この作品はそういう「典型」をありありと見せつけることによって
「ラノベの内部のラノベ」を作品にしてしまったようなそういう軽みに達していたとおもう





















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