意志のなかにいる

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正気ですか!? (アニメ感想)

2016-07-10 21:39:27 | アニメーション雑感2016 Q3





ReLIFE 第1話  海崎新太(27)無職 と 
第2話 コミュニケーション能力0点 △+







「職と収入源を失った人間」が金につられてあやしいクスリに
手をだすのが切実でおますw
ま、一番ダイレクトに社会にコミットする手段であり目的だからね
そこを損なうってことは「死ぬ」ということだ、半分ぐらい。
次に学校生活ですね、結局日本という国には「学校」と「会社」しか
説得力がある「モード」が無いということなのかもしれんねえ。
新太さんがカラダは高校生でもタバコを吸っていたり
学力が落ち込んでいたりってのが「リアル」やね、リハビリが要るわけだ。
そしてその過程で出会いがあるのが救いだ
その学校もある程度の質の学校だあね、なにせ「底辺」みたいなとこだと
教育施設じゃなくて動物園みたいなとこだからねえ
ガチでいうと先進国の当邦においてもそういうまんが的「最低限の文化的質」
とそれすら維持できない「動物的な生活」に二極化されている
という現実があるということだ、そういう背景があるからこその
それから一時にでも切り離されるこの環境のかがやきが一層まぶしい、というしかけ。











ももくり 第1話 告白…ももくんと栗原さん 第2話 衣替えの季節に
     第3話 はじめてのデート?! 第4話 勉強会 △+








オトコノコもオンナノコもカワイイので2倍お得だ
こーゆーハナシってもう今時のオンナノコは中学生にもなると「くだらない」
とかってなるのかねえ、私のようなオッサンになると小学生むけの
ぬるい少女漫画とかの空気ぐらいがちょうどよかったりするのよねえ。
冷静に考えるまでもなく栗原さんがやっていることは犯罪ですw
でもまあ恋をした人間が何をしたいかを忠実にやっているということかもね
当邦においてはそれすら「空気を乱す」という名の下に抑圧されるから
こういう抽象度の高い場においてのみ許されている、ということなのかもしれない
「カワイイ」ものや「子供騙し」が「真実」を描くというのはよくあることだ。
こちらも友達連中のEQが高いんで、なまあったたかく見守ってくれるのがありがたい。










Rewrite 第1話 世界か、自分か と 第2話 青春が始まる場所 △+








まとまりがないねえw これは今までビジュアルアーツ的な
「ボリュームたっぷりの原作ゲームをアニメとしてまとめるメソッド」を
「あえて」していないのだと好意的に解釈することもできよう
個人的にはこういうやや無理っぽい「ごっちゃまぜ感」も嫌いではない。
主人公の瑚太朗くんのキャラづけですら5分ごとにちょっとずつブレているような
そんな印象を受けるぐらいの混沌ぶり。
でもまあ「1話目」だからね、「何をやってもいい」のだとおもう
あとは「学園」に「おんなのこいっぱい」に「部活」だ、無敵でしょう
そこでは今まで「Key」的なモチーフ「せかいのりふじん」ですら
バラバラに解体するような、そんな勢いだ。










食戟のソーマ 弐ノ皿 第1話 その箱に詰めるもの △++







「前期のあらすじ」とかまったくせずにハナシをしれっと続けるのが
まあ凄い自信だね、そして申し分ない見世物になってる
強い原作を信じている強いアニメの作り手ってことだ。
「温度」ですよね、弁当を通じて「熱」と「冷」が戦っている
もちろん創真とアリスのキャラクターを踏まえているわけで
その単純さが見事に画としてハナシになっているのがきもちいい。
あと、このクッキングコロシアムだと「個人」なんですよね
普段は結構なれ合っていても戦場ではひとり、ということだ
これはすぐ「ファミリー」だとか「仲間」だとか言い出すヌルい
漫画事情において珍しく「硬派」なオトコノコを貫ぬく場がある
ということなのかもしれない。











甘々と稲妻 第1話 「制服とどなべごはん」 △++








「土鍋」でごはんが作れるってのを今時の若人はどれぐらい知っていようか。
母子家庭・父子家庭における食事の事情ってのが切実だわな
別にこれぐらい「あたりまえ」って言ってしまってもいいわけで
もっとしんどい生活をしている人達もいっぱい居ると言ってもいいわけで
でも― ってのはあるわなあ「あったかいごはん」すら食べられないってのは
そういうことなのだと。
そしてそういった事態が変わる「何かのはじまり」が「白めし」と
共にはじまっていくのにウキウキするね、見ているこっちのハラが減って
ハラがたつよりもずっと多くココロが満たされたような、そういう感じだ。










ラブライブ!サンシャイン!!
第1話 輝きたい!! と 第2話 転校生をつかまえろ! △++








輝くものと音と仲間とヨハネ探し







はて、これは「始まり」なのか「続き」なのか
「ラブライバー」という人種が一人もいなかった時が「START」なのか
また新しいスクールアイドルの物語がはじまる今がその時なのか。
なんもかんも「新規」だったμ'sの物語とちがって
「ラブライブ」をやるのに必要なモノはそろってるのね
そういう中で千歌ちゃんが「なんかしたい」って奔走するのは正しい
前作の1期であった「学校の存続」という枷すらなくて
「仲間捜し」に時間がかけられるのが2代目のありがたみよな
もちろんそれは「越えるべき」「先代」がいるという重荷と引き替えで
つまりは「ラブライブ!」を越えるためのハナシが始まったのだということだ
それは海の中で音を探すようなむつかしい行為なのかもしれない
でもまあ「女の娘が3人画面に出ているとき」のたのしさは相変わらずなので
とりあえずは心配しなくてもよいかとおもう。









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