意志のなかにいる

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ゴブリンをスレイ(殺)しに行ったのよ (アニメ感想)

2018-12-27 13:57:37 | アニメ感想2018年・四季







となりの吸血鬼さん 第12話 巡る季節と吸血鬼 とまとめ △++








ソフィーちゃんの灯に対するせりふ
「トモダチ(共に歩む存在)だからだ」がすべてか
食うか食われるか、という関係はゴミ箱にポイポイだ。
「文化」が吸血鬼の無聊を託つ刺激と生命維持を提供する
ってのはありがたいことだわな、あとは確かに「友」ぐらいか
吸血鬼としての「弱点」が致命傷にならずに「笑い話」に
なっているってのは確かにコペルニクス的な回天かもしれんねえ
このおはなしにはそういう当邦における価値観のまったくの変換
吸血鬼っちゅう至上の怪物ですら取り込む「日常」が
実に強力に展開していたといえよう、当の吸血鬼本人が
喜々として受け入れているのだから、まことに強靱な支配といえよう。










アニマエール! 第12話 One for All, All for One とまとめ ○







ほかの競技者の応援もチアでやる、とかもう言うこと無いね
「競争しててもネガティブではない」とか帝愛の会長が聞いたら
激昂しそうではあるw
「エール」ということでいわゆる「裏方」的なネガティブな
意味合いがあるのだけど、まあそれがこんなにも見事に
花も実もあるハナシになってしまっているのが驚くねえ
性善説を信じるに足りる支え合いのうつくしさが
「チア」っちゅうカタチで完璧に着地してしまっているのだから
幸福としか言いようがないね、君たちがチアに出会えてしあわせなように
私もこの作品と君たちに出会えてしあわせだよ、本当に。










RELEASE THE SPYCE 第12話 ツキカゲは永遠に とまとめ △+







最後はこうエージェントものとしてエンタテインメントの責は
果たした感じで、そこはひと仕事って感じですわな
問題は「プライベート」としてこう「師匠⇔弟子」の関係を
消化しきれたかどうかってとこで、モモが言うとおり
もうちっと師匠に甘えていたかったような気もするわなあ。
まあ「仕事」を真面目にやってるぶん、どこか疎かになるのは確かで
「百合」がこう「箱庭」的な世界に護られている舞台でないと
なかなかこう浸れないのはあるかもしれないってのはある
こう命の掛かったハナシをしていると「子孫を残そうとする本能」てきに
性欲をあつかいがちで、それが百合っちゅう非生産的な行為にも
適応されるようなそんな感じで、慌てて花を愛でたような損をしたかと。











ゴールデンカムイ 第24話 呼応 とまとめ △++







「のっぺらぼう」っちゅう物語の焦点のあたる男との出会いと
そこで起こる戦闘と関係の爆発がこの物語の濃密さを顕しているかと。
どのキャラクターから見ても凄い見物になっていて、見る側の視点が混乱する。
と、同時にそれはこの戦闘(戦争か)の混沌を共有しているともいえよう
このおそるべきおはなしは「土方歳三」っちゅう希有なキャラクターを
「登場人物のひとり」という枠に据えることに成功していて
それは土方が背負っている「歴史」に応じるだけの質と量のハナシを
してきたということなのだろうということだ。
当作品はもう「これこれのオハナシ」っちゅう単純な域を超えて
何かこう得体の知れないばけものみたいなのの観察日記のような
そんな興奮と畏れを抱かざるをえないところにきているかとおもう
その化け物の穢らわしさと愛しさよ。










宇宙戦艦ティラミスII 第13話
BATTLE OF THE HEKATONKHEIRES PART II とまとめ △++







「地球を滅亡せんとする敵と、それまで敵だったやつらとの共闘」とか
ロボットアニメの最高潮を最低の方法でブチ壊しにする当作品のヤバさw
まあもうそれだけですね、それだけで十分だ。
この作品はもう「ロボットアニメ」っちゅう聖域をブチ壊すっていう
メソッドを見つけただけで偉大で最低な評価を得ることができたとおもう。
と、同時に自分が今まで培ってきたン十年のロボットアニメの「お約束」が
こんなしょうもないものだったのかというのを笑いながら視聴していた時の
爽快感と寂寥感のないまぜになった複雑なたのしみが当作品にはあったかと
でも15分の番組でよかったね、いろいろな意味でw










中間管理録トネガワ 第24話 終着 とまとめ △++







諸事情によりお見せできませんっ・・・







別にバラしてもよかったのにね「高層ビルで飛び降りさせてた」ってw
まあこのどう見ても容認できない「人殺し」を
視点を「帝愛」の側に変えるとそこには平凡な日常があって
僕ら「一般人」に手が届く境地と据わりのいいハナシがあるということに
まあ社会の複雑さを感じないでもないってのはあるわなあ。
「自分たち」の側から見ればえげつない行為にも「正当性」が発生する
というのをこの作品は徹底して、かつ見事に描いているとおもう
それに嫌悪をおぼえることもなく、変えようとすることもない
流される人たちのことを「凡人」というのだろう(ボクもそうだ)
「トネガワ」も「ハンチョウ」もそうだ、その雷同と安堵。
























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