Lostorage incited WIXOSS
第7話 進化/純白と漆黒 △+
ひでえゲーム(現実)の中で「白」と「黒」が深化するという
それこそリアルな姿で現実がこういうモノ「だから」と
現実がこういうモノ「だけど」の違いというか
ささいだけれども決定的な違いがそこにはあるねえ。
すず子がそういう「白い」モノを迷わずに選べて、そして
それを助ける人があらわれる幸運にちーちゃんが嫉妬(クロだ)を
おぼえるのも無理からぬことではあるね。
ところで、今回はこのデスゲームのもともとの趣旨ってのが
宙にういていて「ブックメーカー」なるヤツの遊び場に
なっているねえ、「金と見世物」っちゅうよくある遊技場だ
まあ理不尽であることに変わりはないがな。
ところで「純白と漆黒」ってのはぱんつの色のことなのかな(ほくほく)
Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-
第7話 上映開始 △+!
「魂」が「記憶」に依存している以上、何らかの手段で
肉体なしにそれが保持できれば「幽霊」として「生きている」ことも可能、と。
なんか論理学的ロジック詐欺ぷんぷんで、たのしい。
自分の屍体を自分で確認するほどぞっとする経験はそうなかろう。
ふつうは「特権的」に「幽霊」になれるはずのおはなしが
256体もの幽霊がブラつく異常事態になっているという
そこでは視点も会話も常識もかなりのブレが発生するね
でもまあその足下崩れる感が「オカルト」たるゆえんだろう。
肉体による主張が用を為さないこのセカイにおいて
妙に元気で乳をぶるんぶるんしてる娘がおるけど何者なんだろうねえ。
WWW.WORKING!! 第8話 おかしなはなし △+
今回の「ワグナリア」ってあんまりメシうまくなさそうなのよね
まあさんざんに料理を殺人兵器あつかいしてるからねえ
つまり「ファミレス」っていう前提すら崩壊しているありさまなのだw
せっかくの男女のキャッキャウフフがまったくたのしくないしなあ
しかし、しかしである、この最低の環境でもそれが破綻しないのね
それは「最低」を許容できる何かがここにはある、ということだ
そしてこの国でおおむね職を持つ人は「最低の職場だ」と一度ならず
思うわけで、そういういやーなリアリティがここにはあるのかもしれない
そして「最低の恋愛」だからこそ、もう破綻しないともいえる。
ろんぐらいだぁす! 第5話 変わる世界 △(+)
ねんがんの ろーどばいく を てにいれたぞ!
折角の新車をおろしても、走れないのはつまらないわなあ
そして良い性能にはおおむね弱点がつきもので(そもそも高い)
「新品は傷つきやすい」という法則そのままに物語が展開するねえ。
ま、当作品、新車と亜美ちゃんがともどもに「新しいコト」を
はじめた時につきものの「失敗」とともにあるねえ
そしてそれに手を貸してくれたり、暖かく見守ってくれたり
してくれる周りの人達がほんとうの宝やね
これは「自動」の乗り物に乗っている人にははたらかない
不思議な共感みたいなものがかんじられるねえ。
フリップフラッパーズ 第7話 ピュアコンポーネント △+
イケメンかよ
ひとりで何役もこなすのってコント的なありかただよな
セカイが入れ替わり立ち替わり、ひとしきり笑いがとれれば
あとは使い捨てられる、そういうインスタトントな劇。
今回のはパピ○さんの入れ替わり立ち替わりは
ココナがパピカに対して抱いている印象なんだろね、その多様性。
たいしてココロの深いとこにいっていろいろやると
容易には変えられない個人の人格が変わってしまうという
その二義性にココナさんが正しく戸惑っている、というとこだ。
ただまあ言い訳がましいことを代わりに言うと画を捨てた先輩も
けして「悪い」ことではないともおもえる
芸術に駆り立てるパッションはいつも「楽しい」ことばかりでは
ないのだから、ただ他人に影響を与えるということの
責任と不安にピュアに対面しているその姿は「善い」ことにおもえる。
魔法少女育成計画 第8話 ゲリライベント発生中! △+
このサバイバルゲームの中じゃ
「なんちゃらストーン」を集めるのもいないわなあ
ぶっちゃけぶっ殺した方が早いからなあ、という。
しかしまあアレだよな、一体何の為にこのコロシアイやってんのかね
「マナがうんちゃら」とか方便にもなってないわな
「楽しければいい」とか最低の理由でないことを祈ろう。
「現実の姿」を公開した人から死んでいく法則っぽいから
先に公開している人はなんかかんか生き残っているねえ
そういうかんじで「印象によく残る」演出を当話はゆるまず
選び取っているようにおもわれるね
「魔法少女」に「コロシアイ」をしてもらう、と
ちゃんと幸せな生活も不幸な生活も用意してそれを
ちゃんとぶち壊すというその律儀さよな、容赦なく。
しかしその「義務感」ともいえる演出は「1クール」でカタを
つけるアニメとしては適している志向ともいえよう
もはや限界なのかもしれない「1クールの深夜アニメの大量生産」の
中で生き残ったのがこういう作品だとすれば、思うところはある。