無彩限のファントム・ワールド 第1話 ファントムの時代 △++
なんか「アニメっぽいアニメ」がはじまってた
学園異形退治に、美少女に、おっぱいだw
これらはボク達の脳ミソに余計な負担を与えないので
酒と肉にまみれた(自分だけか)時分には助かるハナシ。
特徴としては「軽い」のよね、いろいろ、特に「敵」
女の娘が蹴っ飛ばして、おいしくいただきますできるぐらいにな
まあ序盤のチュートリアルの敵なんで味方が食べられたりは
せんだろうし、そういうセンで見るものではないってのはよくわかる
かわりに女の娘の「質感」の重いことよなあ(失礼か)
おっぱいにフトモモに大活躍じゃないか、といういつもの流れ
まあそういう「A定食」にオトコノコの晴彦が
「ラッキースケベ的な展開にはならないぞー」って頑張ってみたり
「知力」で解決したりって感じで風味を与えているのが
現代で「物語」をやることの最低限の恥じらいだとおもう。
少女たちは荒野を目指す 第1話 「夢を追う少女」 △+
衝撃特価
でだしはそれこそ「エロゲー」の学園モノのきりだし
こっから「青春語り」なんかしちゃってもいいのだけどね
「モノづくり」っちゅう現実から遊離していない設定が後半にねじ込まれるわけだ。
遊園地でふつうにおデートをしていてもいざ「アキバ」に行けば
やっぱり「そういう世界」があるわけでそのあたりの強引な転調が
つくりばなしっぽくてかつ「強引に主人公を連れ回す美少女」とか
いろいろ1クールでカタつけるのに必要な加速力をつけてる感じはある
ただまあ「何でも出来るけど情熱だけはない」主人公を
焚きつけるにはそれぐらい必要なのかもしれないね
そして「青春」の情熱がないと「エロゲー」をうつくしく
ハナシに組み込むことがむずかしいかもしれない。
僕だけがいない街 第1話 走馬灯 △+!
漫画を持ち込んだ先の編集が「自分をさらけ出してないんですよねェ」
っていうのが「自分を出して傷ついた人間」に対してつらいせりふ
「不幸な未来が見える」っちゅう便利な不便な能力が
「物語」的には扱いやすい調度いいラインではあるね
そしてそれにつきまとう女の娘が昔と現代
そして血のにおいが違和感なくついてくるというしかけ
母ちゃんが暴漢に包丁でブスーッとやられるのが
静かで、それゆえ却ってなまなましいひどさ。
「小学生」に戻った時の寸借と視界の変化と
北海道の灰色の情景の描写が的確で、かつ「始まった」って
かんじがあるね、あんな非道い目にあったら小学生に
戻ってやり直したくなるのもわかろうというものだ。
ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション
第1話 「はじめまして」から始まるRPG △(+)
「オンゲー」を設定に組み込んでウケた作品は数あれど
オンゲーそのものでウケがよかったものとなるとはて、
なんかあったかしらんってなるのよね
「アニメーション」と「ゲーム」のあいだの差異が大きいってことなんだろうけど。
つーのも「ゲーム内」では無敵の大活躍をしていても
現実ではじーっと座ってゲームしているわけで
そのあたりの距離感をアニメーションでは弁別しにくいってのがあると思う
当作品は主人公をややリア充よりのアクティブな人間に仕上げて
アニメーションとしてモトがとれる動きをつけている感じ
で、ゲーム内世界では「初心者」としてそこそこの動きで
満足するっていう感じになっているね
そこでは「俺TUEEE」っていう馬鹿馬鹿しさと快感はなく
「はじめまして」に相応しい無垢な「主人公」がいた。
だがしかし 第1話
うまい棒とポテフと…/コーヒー牛乳キャンディとヤングドーナツと… △++
「さし向かい」ってことですよね、美少女と。
ありえないほどの田舎とそしてあふれんばかりの駄菓子
それがミニマムな異空間をつくりあげているかと。
ほたるさんが駄菓子をほおばっているときの顔と
サヤがコーヒーを飲んでいるココノツ君を見ている時のまなざしがよい
それは一切合切余計なところが切り飛ばされて「2人の世界」が
できているということだ。
つまりニッチな「駄菓子」というものを
ダシにして、その実女の娘と親密になるっていうたのしみを
提示しているのね、勿論駄菓子に対する愛着も半端ないけど
とにかくうまい設定だ、うまい棒だけに。