上野駅に出ると、母子の皆さんがいっぱい。夏休みになるとまるで人口の半分は子供で、少子化はどこの国の話かと思わせる。
わが吉天の家でも、週はじめの三日間W孫姉妹のご一行様ご来訪で賑わった。
下町とはいえ、都会からこの田舎にやってくると幾分夏休みの気分にひたれる姉妹。年は少し離れていても双子のように仲がよいが、ともに負けず嫌いで張り合って、ときに眼からにわか雨のこともある。
さて、都会で見られない星を見たいと夕食後、おばあちゃんと表へでた。
「星を見るお椅子はどこにあるの。」「?」
星は先日プラネタリウムで見たそうだ。生の星空も椅子にかけて仰いで見ると思っているらしい。星と星の間に線は引いてないよ。星座の解説もないよ。残念ながら、この夜は薄雲がかかっていて生のお星様はよく見られませんでした。
姉は、このほどめがねをかけて、視力を補っている。小さなめがね美人になった。夏休みといえば、宿題。爺、婆のうちにくるのも、ドリルだなんだと、山のよう。妹は宿題ないので好き勝手に遊べる。
これをやってからと思うと、思わず泣けてくる。にわか雨、通り雨ひとしきり雨を降らして、鉛筆握って漢字の書き取り。
おじいちゃん、石像になるの巻。
爺の今年の出し物は、「石像」になって固まることだ。パントマイムよろしく、コッキと固まって、突然動き出す、また一瞬不動の姿勢で顔の表情も、お面のようにとめてしまう。この芸が意外と笑いを取ってW孫とも打ち解けて和やかに過ごした。遊んでもらっているのは、爺の方らしい。ほかに、今風のいろはカルタにも、入れてもらった。
かくして、孫達との短い夏は終わり、立秋となった。が暑いのは、当分続く。
お孫さん達との楽しいやりとりが目の前です。遊んで貰ってる?、いえいえ、彼女たちはずっと後まで楽しかったことを覚えていらっしゃいますよ。
日ごろ、静かな我が家が、打って変わって活気溢れる子供たちの声!
泣いたり笑ったり賑やかなこと!
可愛いから一生懸命にサービスですが・・・疲れました(^ ^;)ゞ
どちらでも、“じいじ”はマゴを笑わすことにはサービス精神旺盛ですね。
我が家でも、笑いをとるのは“じいじ”のほうがうまいです(*^。^*)
そうですね。
子供のころの楽しかった思い出は、ビデオに残さなくても心のビデオにながくとどまることでしょう。
お隣さんのお孫さんたちが帰ったあと今度は我が家の「孫連」がやってきました。おばあちゃんがおいしいもの作ってくれて、おじいちゃんとお遊び、ともに喜び、お疲れさんでした。またおいで。
また来る時のお遊び道具もしっかり置いてゆきました。