バレエ・メソッド アンサンブル・ド・ミューズ スタイル

クラシック・バレエの実際のレッスンをモデルとして、正確に無理なく美しく動き踊るためのヒントやアドバイスをお伝えします。

センター・レッスン vol.5 ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール

2010-12-06 08:46:42 | 日記
前回練習したバットマン・タンジュ、左右交互にタンジュをするときにトルソーが傾いだり揺れたりすることがないように、コントロール出来るようになりましたか?
今回はロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールとパ・ドゥ・ブーレ・アン・トゥールナンを組み合わせたアンシェヌマンを練習します。
パ・ドゥ・ブーレ・アン・トゥールナンはピック・アップする方ではなく、5番ポジシオン・ルルヴェと2番ポジシオン・ルルヴェを通過する方で行いましょう。
鏡に対してアン・ファスで1番ポジシオン、アームスはアン・バからプレパラシオンからア・ラ・スゴンドへ。

→8 プレパラシオン⇒1 右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→2 ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドへ→3 ポワン・タンジュ・デリエールへ→4 1番ポジシオン→5 ポワン・タンジュ・ドゥヴァンへ→6 ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドへ→7 ポワン・タンジュ・デリエールへ→8 1番ポジシオン→1 →2 ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・ドゥオール→3 →4 ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・ドゥオール→5 ポワン・タンジュ・ドゥヴァン、左ドゥミ・プリエ→6 ドゥミ・ロン・ドゥ・ジャンブから右後ろ5番ルルヴェ、右斜め後ろの方向→7 更に右回りに向きを変えながら左脚をア・ラ・スゴンドに開いて2番ポジシオン・ルルヴェ、左斜め前の方向→8 右脚を1番ポジシオンに引き付けてアン・ファスでア・テール⇒1 左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→2 ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドへ→3 ポワン・タンジュ・デリエールへ→4 1番ポジシオン→5 ポワン・タンジュ・ドゥヴァンへ→6 ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドへ→7 ポワン・タンジュ・デリエールへ→8 1番ポジシオン→1 →2 ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・ドゥオール→3 →4 ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・ドゥオール→5 ポワン・タンジュ・ドゥヴァン、右ドゥミ・プリエ→6 ドゥミ・ロン・ドゥ・ジャンブから左後ろ5番ルルヴェ、左斜め後ろの方向→7 更に左回りに向きを変えながら右脚をア・ラ・スゴンドに開いて2番ポジシオン・ルルヴェ、右斜め前の方向→8 左脚を1番ポジシオンに引き付けてアン・ファスでア・テール⇒
パ・ドゥ・ブーレ・アン・トゥールナンのトルソーの方向について★右脚ロン・ドゥ・ジャンブからの場合=はじめの5番ポジシオン・ルルヴェに脚を引き付けると同時にロシア派の4番:チェケッティの4番の方向を向きます。次に2番ポジシオン・ルルヴェに脚を開くと同時にロシア派の8番:チェケッティの2番の方向に向きを変えます。
★左脚ロン・ドゥ・ジャンブからの場合=はじめの5番ポジシオン・ルルヴェに脚を引き付けると同時にロシア派の6番:チェケッティの3番の方向を向きます。次に2番ポジシオン・ルルヴェに脚を開くと同時にロシア派の2番:チェケッティの1番の方向に向きを変えます。

アンシェヌマンとしてはいたってシンプルなものですが、気をつけなければならないポイントはありますよ。
4カウント使ってゆっくり各ポジシオンに脚を動かしていくところはまだ良いのですが、2カウントでロン・ドゥ・ジャンブをする場合、動作脚の動きに連られて軸脚のターン・アウトが失われないように気を付けましょうね
2カウントでロン・ドゥ・ジャンブをするとき、動作脚の動きに連られてトルソーが揺らがないようにしっかり吊り上げておきましょう。
パ・ドゥ・ブーレ・アン・トゥールナンのはじめの部分、5番ポジシオン・ルルヴェに動作脚を引き付けるとき、ポワン・タンジュ・ドゥヴァンからア・ラ・スゴンドまできちんとドゥミ・ロン・ドゥ・ジャンブをすることを忘れないで下さいね。
次に5番ポジシオン・ルルヴェの脚をフェッテをするようにア・ラ・スゴンドに開きながらトルソーの向きを変え2番ポジシオン・ルルヴェをしますが、このとき重心が後ろに落ちてトルソーが反らないように気をつけましょう
最後にアン・ファスに向きを変えて1番ポジシオン・ア・テールにおりますが、このとき脱力したようにトルソーを落っことしてはいけません 床に下ろすカカトとトルソーが上下 に引っ張り合いをするイメージを持ちましょう。

全体の動きに慣れたら、はじめの4カウント使ってゆっくり脚のポジシオンを移していく部分を2カウントでロン・ドゥ・ジャンブするように変更して練習するといいでしょう。軸脚のターン・アウトをしっかり守らなければならないことがよくわかりますよ

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