バレエ・メソッド アンサンブル・ド・ミューズ スタイル

クラシック・バレエの実際のレッスンをモデルとして、正確に無理なく美しく動き踊るためのヒントやアドバイスをお伝えします。

ポワント・レッスン パ・ドゥ・ブーレ・ドゥシュ

2012-06-04 09:18:07 | 日記
前回練習したピケ・シュル・レ・ポワント、重心をしっかり押し上げて先行する脚の膝を緩めることなくポワントで立つことが出来るようになりましたか?
今回はピケ・シュル・レ・ポワントすることからパ・ドゥ・ブーレの練習をしましょう。ク・ドゥ・ピエやルティレにピック・アップしないほうのパ・ドゥ・ブーレです。
でははじめましょう。
両手バーで右脚後ろ5番ポジシオン。
プレパラシオン→8 5番ポジシオン・ドゥミ・プリエ→1 右脚ポワン・タンジュ・→2 ア・ラ・スゴンド→3 ピケ・シュル・レ・ポワント→4 左後ろ5番ポワント→5 右脚を横に開いて→6 2番ポジシオン・ポワント→7 左脚を前に引きつけて→8 左脚前5番ドゥミ・プリエ→1 右脚ポワン・タンジュ・→2 ア・ラ・スゴンド→3 ピケ・シュル・レ・ポワント→4 左後ろ5番ポワント→5 右脚を横に開いて→6 2番ポジシオン・ポワント→7 左脚を前に引きつけて→8 左脚前5番ドゥミ・プリエ→…
いかがですか?
はじめはポジシオンを確認しながら少しゆっくりのテンポで練習して、すこしずつテンポを速くしていきましょう。もちろん、無理をすることはありませんよ。
では、大事なポイントをチェックしてみましょう。
まず、前回練習したピケ・シュル・レ・ポワントできちんと5番ポジシオン・ポワントに立つことが出来ていますか?ポワントの前側の爪先よりも前にアンダー・バストの位置があるようにトルソーを引き上げましょう。
前側の脚を横に開いて2番ポジシオン・ポワントの真ん中に重心を移動した瞬間に上体が後ろに反ったりしていませんか?壁にもたれかかるような姿勢にならないように注意しましょうね。
5番ポジシオン・ドゥミ・プリエに飛び降りるように、あるいは崩れ落ちるように重心を落としてはいけませんね。
それではもっともシンプルなアンシェヌマンにしてみましょう。
両手バーで右脚後ろ5番ポジシオン。
プレパラシオン→8 5番ポジシオン・ドゥミ・プリエ→1 右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→2 ピケ・シュル・レ・ポワント→3 2番ポジシオン・ポワント→4 左脚前5番ドゥミ・プリエ→5 右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→6 ピケ・シュル・レ・ポワント→7 2番ポジシオン・ポワント→8 左脚前5番ドゥミ・プリエ→1 右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→2 ピケ・シュル・レ・ポワント→3 2番ポジシオン・ポワント→4 左脚前5番ドゥミ・プリエ→5 エシャッペ→6 右脚前5番ドゥミ・プリエ→7 右脚前5番ルルヴェ→8 5番ポジシオン・ドゥミ・プリエ⇒1 左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→2 ピケ・シュル・レ・ポワント→3 2番ポジシオン・ポワント→4 右脚前5番ドゥミ・プリエ→5 左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→6 ピケ・シュル・レ・ポワント→7 2番ポジシオン・ポワント→8 右脚前5番ドゥミ・プリエ→1 左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→2 ピケ・シュル・レ・ポワント→3 2番ポジシオン・ポワント→4 右脚前5番ドゥミ・プリエ→5 エシャッペ→6 左脚前5番ドゥミ・プリエ→7 左脚前5番ルルヴェ→8 5番ポジシオン・ドゥミ・プリエ
いかがですか?
1カウントに1ムーヴメントとして丁寧な動きを心掛けましょう。
力任せ、勢い頼みでは体重を感じさせない軽やかな動きは出来ませんよ。
パ・ドゥ・ブーレだけでも様々なニュアンスを表現することが出来るのですから、中途半端な動きにならないようにポジシオンを大切に練習して下さいね。

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