ウィトゲンシュタイン的日々

日常生活での出来事、登山・本などについての雑感。

尾骨損傷療養日記(完)

2008-11-07 19:51:08 | 尾骨損傷

尾骨にひびが入ってから2週間が経過し、X線写真の撮影のため、整形外科へ。
先日、身のこなしがあまりにも軽くなったため
何の気なしに畳にお尻からしゃがもうとして激痛が走り
経過が後退してしまっているのではないかと気になっていたところだ。
整形外科で医師にその旨を告げると
「フフッ、油断しないでくださいね」
といわれた。
ああ、油断か~。
まさしく日常生活は油断の連続。
まさか自分の洋服に歯磨き粉が付いているとは思っていないし
まさか自分の頭上から鳥の糞が降ってくるとも思っていないし
まさか自分の料理に青虫が入っているとは思いもせずに生活しているのだ。
まあ、程度問題だが、常に警戒している生活では戦国時代と同じで
「人間50年…」ということになるのかな。
お楽しみのX線写真は、まだひびは確認できるものの
随分とひびの色が薄くなっていて、経過も良好
運動はまだ駄目だが、よほど痛みを感じる行為をしない限り
仕事も遠出も大丈夫ということだった
さあ、あとは痛みを感じない程度にトレーニング(運動ではない)を再開し
今月いっぱいを目安に、鈍った体を元に戻さないと。


金峰山でのアクシデントでは、今考えると、反省点ばかりだ。
① 稜線に出て、少し大きな岩場を越えてホッとし、油断をしたこと
② 水分摂取量の不足
③ 歩くペースが速すぎたこと
④ 貧血の可能性があったこと(未検査)
⑤ ②~④をふまえ、恐らく高所反応が出ていたこと
②は従来からの懸案で、夏期でもあまり水分を摂取しない傾向があるため
ハイドレーションに2リットルのスポーツドリンクを持っていっても
良くて1リットル飲むか飲まないか(食事の際に飲む味噌汁かお茶を別として)。
金峰山のときは、帰宅してびっくり
500ミリリットルも減っていないのだ。
これは、明らかに問題がある。
女性の場合、トイレの問題もあって
意識的に水分を控えるようになってしまうということもあると思う。
皆さんはどうしているのだろうか。
飲んで、出さなければいけないとはわかっちゃいるが…
③に関しては、ぴすけはどちらかというと、ガンガンパワータイプで
傾斜の緩やかなダラダラ登りより、岩場の急登が得意だ。
しかし、そういう登り方は、標高の低い山ではそれほど問題が顕著でなくても
標高が2000メートルを超えたり、或いはそれに近くなったら問題かもしれない。
意識してスローペースを心がけるようにしよう。
貧血の検査は、今年の5月にしたときは正常値を保っていたが
ひと夏を経過してどうなっているのかわからない。
12月に検査に行く予定ではあるが、既に貧血になっているのかもしれない。
⑤いままで、明らかに高所反応が出ていると感じたのは雲取山だけだ。
雲取山の標高は2017メートル。
しかもこのときは、夜に悲惨なことがあり、それが原因で高所反応が出た可能性もある。
それほど標高が高くなくても、いろいろな条件や体質などの個人差によって
意外と簡単に高所反応は出てしまうものなのかもしれない。


まずは反省点を踏まえ、今後に役立てて、早く山を歩きに行きたいな



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