吾妻小舎周辺でも、場所によっては紅葉が進んでおり、浄土平野営場のCサイトから眺める紅葉は、目にも鮮やかです。
桶沼歩道も、ミネカエデやオオカメノキが色づき、青い空に黄色や赤が映えています。
浄土平夜営場や桶沼歩道を歩いていて、いくつかのあかい実を見つけましたので、御紹介します。
まず御紹介するのは、桶沼の斜面を小さく可憐な花で埋めつくしたマイヅルソウです。
宝石のように透き通るあかい実をつけています。
こちらはゴゼンタチバナです。
陶器のような質感があります。
そしてこちらが、初夏にたくさんの花を咲かせたナナカマドです。
台風で落ちた実もありましたが、花と同様に実もたくさんつけていて、かなり目立つようになりました。
熊爺の天敵(?)、ハナヒリノキの実はかなり深いあかい実です。
こちらも、初夏にたくさんの花を咲かせたオオカメノキです。
あかく色づいた葉とともに、あかい実がリズミカルについていて、とてもよく目立ちます。
「あか」という字は、「赤」「朱」「丹」「緋」とさまざまで、あかい色も日本の染色名においては、相当数の色があります。
あかい実をみつけながら、色や字について思いを巡らすのも、面白いですね。