最近よく思う。自分のために裏で仕事をしてくれる人がどれだけ苦労しているのだろうと。
お店に行けば何でも買える。そろっている。そのために作る人、運ぶ人、並べる人、処分する人、、、、それが仕事だから当たり前と言ってもいい。お金もらっているんだから当然のこと、感謝するのはお門違いなのかも知れない。お金をもらっていない仕事も同様。うちでは病気や特別なことがない限り、ご飯を作るのは家人の仕事になっている。お風呂と洗濯も家人。犬散歩はできる時は二人で、無理な時は家人の仕事。外の仕事は私で、花の世話も私。それは暗黙の了解であり、何かの事情がなければお互いにその領域を侵したりしない。そうなのだが、だから当然というスタンスでいいのだろうかと思う。自分のために何かをしてくれる人をありがたいと、最近ひどく気にしている。
チボリの開演前、こうやって隙間に生えた雑草を整えている職員にあった。当たり前のことだ。それが仕事だとは言えなかった。ご苦労様、ありがとうと言いたくなった。そう言われても彼はピンとこないだろう。これは自分の仕事なのだから。私にとって彼の気持ちはどうでもいいのだ。
デンマークチボリ社のとの契約がうまくいかず、「チボリ」の名前が使えなくなるそうだ。今までこの契約のことを新聞等で聞いていた。デンマークの主張が当たり前と思う。日本側の考えは甘くて自分本位。当然の帰結が予想できたはずなのに、今更困惑してどうすると思っている。多くの職員に、支えてくれた人に、感謝の気持ちはあったのだろうか。
私はこの公園が好きだし、職員が好きだ。名前なんてどうでもいいのである。
