この季節にはこの花が素敵です。サルスベリの花が咲きました。
田舎で人が集まるところと言えば鎮守の森かお寺の境内、それ以外は学校の校庭でした。今と違っていつでも学校が解放されていてよく遊んでました。この季節はいつも蝉捕り。ニイニイゼミが一番多く、次がアブラゼミ、ミンミンゼミやクマゼミのような透明な羽の蝉はなかなか捕まえられず高級なイメージがありました。初めて捕った透明な羽のやつはミンミンゼミで、当時はクマゼミを捕ってみたかったのを覚えています。
お寺の境内には桜がたくさんあり、その木には蝉が集まるのですが一本だけあるサルスベリには全く蝉が集まらない。それに木肌がつるつるしていてこぶまであるものだからひどく気持ち悪かったのを覚えてます。大人になってもサルスベリにはいい印象を持ってなかったのですが、チボリにあるサルスベリを見て印象が変わりました。ピンクの花の木と白の花があり、今咲いているのはピンクの方。このあと実が割れたように種が出来ます。それも素敵。持って帰って植えてみたいんだけどちゃんと芽吹くでしょうか。大きくなっては困るけどこの花が家に咲いたら嬉しいなと思ってます。