人のふり見て我がふり直せ
先日車で帰宅してたら、前を一台の高級車が走っていた。500万ぐらいはするな、でもヘタだ。後ろをついて走っていてそう思う。
その数百メートル前に右折してお店に入ろうとする車があった。中央分離帯の隙間から曲がろうとウインカーを出して停まっていた。高級車はその車に近づいたと思うと急ブレーキを掛けて左に避けた。そしてクラクションを鳴らして睨み付けるように数秒停まって急発進した。
それを見て思った。
たぶん携帯を使いながら走っていたかCDを入れ替えようとでもしていて前をよく見てなかったのだろう。事前に止まっていた車に直前に気づき、その車が急停止して曲がろうとしたとでも勝手に考えてああいう行動をしたんじゃないか。
想像力が豊かすぎるだろうか。私にはそう見えた。
今度はその車が右折しようと思って停まっていたとき、横を通り過ぎるときに運転者を見てみた。若いお兄ちゃん。髪を逆立てて、シートを倒し、身体を斜めにしながら運転していた。シートベルトは見えなかったな。見えなかっただけかも知れないけど。人のふり見て自分の運転を思った。
チボリ公園にバラが咲いていた。バラって難しい。きれいなときは一瞬で、すぐ花びらが色あせたりしぼんだりしてきれいじゃなくなる。この人たち、そのきれいじゃない花びらを丁寧に自主剪定してあげてから撮っていた。私よりお若いおねえさん(言い過ぎ?(笑))と年配の女性。
人のふり見て自分の姿を思い浮かべた。こんなにまでして撮りたくない。