ちょっとピンぼけ/倉敷界隈

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今日の見もの(復興へ、サッカー)

2011年03月31日 20時05分34秒 | 見もの

東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ
がんばろうニッポン! 大阪・長居スタジアム
日本代表 2 - 1 Jリーグ選抜
(日本代表)遠藤、岡崎 (Jリーグ選抜)カズ

久々に泣いた。

サッカーが見たかった。Jリーグができる状態でないこともわかっているし、サッカーなんて娯楽だろう、こう言う時にしていいのかと言う人もいるだろう。それは真摯に受け止めるけど、世界中から色々聞こえてくるサッカーでの支援を目の当たりにして、やはりここでサッカーをしたかったし見たかった。

日本人選手のいないイタリアのチームが日本のために祈ってくれたり、ベルギーでもドイツでもフランスでも横断幕を掲げてくれる。有名選手が復興のために言葉を発してくれ、あちこちからチャリティーマッチの申し出がある。それはクラブチームでもあるし、イタリアやスペ
インなどの代表チームでもある。ベッカムが話してくれる。プラティニが発してくれる。ジーコがチャリティマッチを企画してくれる。そんな中で日本人選手もすべきだと思っていた。
 

前半は主力の日本代表の独断場だった。ザッケローニの戦術を理解したチームの連動性といい選手が集まっていても急造チームとの違いは明らかだったし、長友の切れについていける日本人DFがいないことも事実。得点は2点だが、チームのレベルは違った。特にゴール前の守備の堅さは、まぁ得点は無理だろうという感じだった。その中で始まりの寿人のシュートは素晴らしかった。遠藤のFKが決まった後みんなで喪章を掲げたシーンには感動した。 

後半は日本代表の方がガクンと落ちたのは誰の目にも明らかだったろう。圧巻はカズ。闘莉王がすらすようにして落としたボールに走り込んでのシュートは久々に叫んだし、カズダンスを見て泣いてしまった。ザックが「決められてうれしかったのは初めて」と言ってくれたのも嬉しかった。やはり試合をやって良かったし、見られて良かった。サッカーの神様はベストの演出をしてくれた。点を取った全ての人が最高だった。

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