ナイトメア・ミュージアム 2006年 89分 アメリカ
借りた理由は簡単。どう見てもナイトミュージアムを意識した名前で、間違えて借りて貰おうとしていることがありあり。ケロロのダンス☆マンとダソヌ☆マソみたいなもの。だからわざと借りた。いったいどんな映画なのか。
始まってすぐわかった。見事なB級映画だ。B級映画の本道を行くと書いたらいいだろうか。途中思った。B級なんて失礼だ。BC級と訂正しよう。見終わって思った。B級映画に失礼だ。C級映画だった。
作りがちゃちでも楽しめたらいいけど、演技が酷い。ここまでだと、B、C級の本道を行くためにわざとしているとしか思えない。アメリカ人には助手の人のああいうジョークとか行動が面白く感じられるのだろうか。私には下品で低俗、知性のかけらもない(本当は頭がすごく良いみたいだけど)としか見えない。どうもアメリカ人のユーモアはミステリアスだ。
2000年前、禁断の地に龍が住んでいた。それを封印したのだが、現代になって掘り出される。その龍は日蝕の光と黄金の杖を使って石に変えたものだった。その掘り出された石龍、現代の日蝕に合わせて公開したのだが、その封印が解けて生き返ってしまう。銃もバズーカも歯の立たない敵、人々は喰い殺されたり石に変えられたり・・。この最強の敵「バジリスク」に対するのは掘り出した張本人と伝説を信じる女学者。さてどうなるか・・・。
ランク:暇つぶしに見てもいいんじゃない? お金出して見るのはどうかと思うが。
ナイトメア(Nightmare):悪夢、夢魔を指す。姿は、悪魔じみた馬の姿。これは「メア」が「牝馬」を意味する事から来ている。※世界神話事典より
おまけ:どうやら原題はナイトメアミュージアムではないらしい。日本の配給会社が間違って借りる(売れる)ようにこんな名前にしたようだ。日本の会社だろうに、何でこんな恥ずかしい中国人的商売をするのか・・。
原題:BASILISK: THE SERPENT KING