花七夕という祭りがあった。今年のテーマは風だそうだ。うまい飾りだと思った。
去年のことだ。花七夕祭りというのがあるというので家人と夜歩いて美観地区に行った。そこには幽玄の世界があった。薄暗い倉敷川の流れの中に竹と生花を使った生け花が飾ってあり、松明やろうそくで仄かにライトアップされた美観地区を楽しむことが出来た。軒先の七夕飾りが風に揺れ、短冊に願いを書いて結ぶことも出来た。とてもよかったんだけど心残りもあった。
暗くなってから行った方がきれいと8時過ぎて行ったのだが(点灯は9時まで)、その時に中橋の太鼓を片付けていた。天領太鼓があったのか、残念。そう思った。
とまぁそんなことがあり、今年はちゃんと催し物のスケジュールチェックをして出かけた。まず昼は下見とばかり出かけて驚いた。各橋の上に円形の竹飾りがあり、そこに竹の風鈴がぶら下げてある。音は大きくはない。ころころと小さな乾いた音を聴かせてくれる。しかしその飾り方は素晴らしい。コーディネータの才に感謝した。
このカップル、これをバックに記念写真を撮らない手は無かろう。いいときに倉敷に来たね。最高の記念写真になっただろう。
おっと忘れてた。夜の花七夕祭りはまた明日と言うことに。