時間はあるので、

この日は、虫も多ければ、時間もたっぷりありました。

ココは、脱走したい様子がみえみえです。

そこで、池に誘ってみました。



ランコ　　「いいねぇ～。」

どんな時でも、ノリがいいポニーです。

スーちゃんも参加して、出口をうろつくココと、ノリの悪いウランを残して出発しました。



ココ　　　「待った！」

スー　　　「待たない！」

脱走はいつでもできると思ったか、ココが飛んできました。

でも、




スー　　「やっぱり、帰ろうっと。」

ココ　　「それじゃあ・・・。」

ランコ　「じゃあね。」

みんな、それぞれで、寄り道しながら、池には、ランコとココ。



ランコ　　「喉乾いた。」

ココ　　　「やめとく。」

池でも、それぞれ。



ココ　　「紅葉を見に来たんだよ。」

晩秋。

昨日、まきばに行きました。





これからは、どんどん葉が落ちて行きます。

わけですが、昨日は、結構、暖かい日でした。
また、虫が多いのかと思いながら放牧場に行くと、



冬に強い草が目立ち始めていました。



スー　　「あっ。」

スーちゃんとランコがいます。
いつもどおり、ランコは気づきません。



スー　　「虫が多いよ。」

ふたりきりのようです。
暖かい日は、ポニーも虫を嫌がります。
でも、昨日の暖かさで、もう一方の厄介なムシ、ヒッツキムシの弱点がわかりました。

明日も晴れそうですが。

気温も上がりそうですね。
気温が上がると、虫が必死に活動するので、困ります。

先週は、寒くて丁度良かったのですが、時間が遅かった。

ただ、いつもは撮れない写真も撮れました。











ヒッツキ虫も目立たない気がします。

順番だよ。

カボチャを食べ終わったスーちゃんが来ました。



スー　　「ヒッツキムシ、取って。」

はいはい。

取っていると、



ココ　　　「次は、私。」

ランコ　　「・・・・・。」

ちゃんと並んだのに、



ランコ　　「私が先でいいよね。」

ココ　　　「・・・・・。」

力関係で、ココは順番を譲りました。

小さいからね。



ココ　　　「もう少しだよ。」

がんばれ。

おまけ。



スーちゃんの目の中の空。

日が沈む。

最近、とても日が短くなりました。

ポニー達がカボチャを食べている間にも、どんどん日は沈みます。



ランコ　　「それがどうした。」



ココ　　　「カボチャはちゃんと見えるよ。」



スー　　　「私は、見えにくくなるかな。」



ココ　　　「私は、見えるよね。」



ウラン　　「日はまた昇るよ。」

暗さも寒さも、へっちゃらなポニー達です。