この日は、畑の入り口は、閉まっていましたが、パイは、いたずらをしないので、Hさんが、開けてくれました。
パイは、どんどん入っていきました。マルクが、戻ってきましたが、パイには、怒られました。近くにいるだけです。
このあたりを、パイは小さい時、父親であるドルと一緒に歩き回りました。夏の日の夕方、ブルーベリー畑で草を食べました。先週、思い出したのでしょう。この日は、さらに、歩き回っていました。
でも、私には時間がありませんでした。そろそろ、出掛けなければなりません。その前に、太郎の事も見に行きたいので、パイを、呼びました。無視されました。そこで、パイの名を呼びつつ、太郎の方に行きました。
もう、見えなくなってから、マルクが来ました。
すると、ひとりになったのを気付いたパイが、飛んできました。畑の出口に、一直線に向かっています。
勢いづいたまま、出口から飛び出したので、こんなに、大回りしています。出口あたりにいたマルクは、ポカンとしていました。
ごめんね。次は、ゆっくりしていくからね。
パイ 「きっとだよ。」
ええ!パイのお父さんはドルだったの!?
そっか・・・ドルパパと散歩した思い出ね。
ドルも早くみんなと一緒に放牧できるといいのにね
こうして、みんなを見てると、いつも思うのよね。
すごく羨ましそうに見てるもんね・・・
ああいうの弱くてね、おばちゃんはさ^^:
ただ、ドルは、柵を飛び越えて出て行きましたが、パイは、小さかったので、柵をくぐり抜けていました。おかしいことに、ドルは助走なしで、飛んでいましたが、パイは、勢いよく、助走して、くぐり抜けていました。