私は、まきばに行くまで、桑の実を食べたことがありませんでした。
まきばで初めて桑の実を食べた時、正直、美味しいとは思いませんでした。
なので、喜んで食べるポニー達のために、放牧場の外でたくさん採ってあげたりしてました。
まだ、まきばに乳牛がたくさんいたころは、放牧場内の桑の実は、ほとんど乳牛の口に入っていたからです。体も大きくて数も多い乳牛に交じってポニー達が桑の実を食べることは。まず、不可能でした。結構高い枝にも、乳牛は届いてしまうのです。
牛がいなくなって数年、放牧場の桑の木は、どんどん実をつけるようになりました。
地面に落ちる量も、たくさん。とっても美味しそうに食べるポニー達を見て、つい、私も、ひとつ。
そしたら、とっても美味しいのです。
どうやら、依然食べた桑の実が、美味しい木の実ではなかったようです。個体差があったのです。
どうりで、こんな斜面で、逆立ちするような姿で、
こんなに小さな実を一生懸命食べるわけです。
納得しました。
ココ 「美味しいよねぇ~。」
うん。