さて、ここからが難問です。
どんなに炎天下でも、熟したブルーベリーをそのままにはしておけません。その後に熟するものも駄目になってしまいます。
馬小屋からブルーベリー畑に行くには、柵があるので、ポニー達がついて来られないようにできますが、ここからは難しいです。
みんなが、お昼寝し始めたのを見計らって、徐々に離れて、隠れるように歩き出しました。誰かに気づかれても、きっぱりと早めに歩けば、ついて来ないかもしれません。
どうしても、この涼しい所でお昼寝させたいのです。
上手くいくかと思われた時、
ココ 「どこ行くの?」
気づかれてしまいました。心を鬼にして、早く歩き始めました。
ココには、これで、通じるはずです。ココは、強く訴えれば、言う事を聞きます。
上手くいったかなと、思った時でした。
あれは、ランコ!
ランコは駄目です。来たいと思えば、どこまでも着いてきてしまいます。
そこで、わずかな望みにかけて、思いっきり走りました。
やはり、駄目でした。
ランコが来るものだから、我慢していたココまで、来ちゃいました。
そこで、今度は、巨大な草の陰に隠れました。
ココ 「見っけ!」
見つかってしまいました。
ランコ 「こらこら、おいて行くなんて許さないぞ!」
あ~あ。