piebald's blog

ポニーと馬と私が作るブログです。

困難、第4章

2013-12-18 21:01:52 | インポート
この日、放牧場で作業をする人がふたりいました。

それは、その人達が、ポニー達がいるところを通過したときの事です。



ココのいる所を通りかかったのではありません。

ココがふたりに近づいていったのです。

ココ  「どちら様ですか?」

男A  「ちょっと作業するものです。Hさんは知っています。」



ココ  「そうですか。

     よろしくお願いします。」

遠ざかるまで、付いていきます。



男B  「利口なポニーですね。」

ココ  「恐れ入ります。」

知らない人の接待。

これは、ポニー達のグループが出来る以前のパイの役目でした。
大人も、子供も、犬も、みんな、放牧場に入って来ると、パイが接待してました。

ココは、それを知らないはずなのに、母のようにしています。
「困難」と言えませんが、命が生きた証は、消えないものなんでしょうね。



ココ  「母さんにも、こんな事したの?」

パイが子供の時は、ヒッツキムシなかったんだ。

ココ  「じゃあ、違う事してたんでしょう。」

えっ。それは・・・。