花のある生活

毎日更新!花屋Piantaのブログ。お花情報いっぱいです。

お部屋に春を

2006-02-23 | Flower
花粉が気になる季節。
外出も控えてみるのも、
ひとつの防除手段です。

だけど、せっかくのやさしい春の風を
肌で感じられないのは
勿体ないですよね。。。

お部屋の中でも、
春を感じる黄色のカーネーション
『パックス』です。

こんな優しい黄色は“刈安色(かりやすいろ)”
と言います。
ススキに似た植物“刈安”で染め出した色で
黄色の植物染料の代表するものです。

窓を閉め切って、
洗濯物も部屋干しの毎日で、
鼻が詰まって目が覚めるような毎日でも・・・
お部屋に春色のお花を飾って
自分だけの小さな春を楽しんでください

必需品

2006-02-22 | Flower
花と花を組み合わせて、
いろいろな形を作り上げるフラワーアレンジは
隙間を見せ、空間を活かす作り方と
隙間なく、びっちりと形を作り上げる作り方があります。

びっちり作っていく場合、
葉っぱをしっかり入れていくことで
形が整っていくわけです。

隙間を埋めていくだけではなく、
花だけより、花の色が鮮やかに見せてくれる役割もあります。

お肉屋さんで、生のお肉の下には、
必ず緑色のものが敷かれていますよね。
これは、お肉がより新鮮に見えるような効果があるんです。

お花だけ入っていればいいのに…ということではなく、
縁の下の力持ち効果があるってワケなんです。

だからといって、
どんな葉っぱでもいいというワケではありません。

『ピットステヌイフォルム』は、よく見る「ピットス」より
枝が細く、しなやかです。
また、葉の部分も、つやのある黄緑色で、春らしく若々しい感じです。

また、ユーカリのようにシルバーグリーンのものは
ちょっとオトナっぽい感じにも見えます。

脇役でも、いろいろ考えて使っているんですよ。
花に、グリーンは必需品なのです

今度、フラワーアレンジを贈られることなどあったら
葉っぱ1枚1枚まで、見てあげてくださいね

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はるばるコロンビアから

2006-02-21 | Flower
花も野菜も、四季のある日本の土では、
収穫出来る季節も限られてきますが
温室や輸入のものを取り入れることで
あらゆるものが、一年を通して手にすることができます。

以前は、花の輸入も国産には負けるというイメージがありましたが
最近では、空輸ですぐに届いてしまうし
太陽の光をいっぱい浴びた国からの花も
充分綺麗なものが多く市場に並ぶようになりました。

写真のバラは、コロンビア産のもの。
色も鮮やかだし、茎も太くてしっかりしています。
その分、デザインにも扱いやすく、花保ちもとっても良いです。

ケニアでは、近年、日本向けのバラの栽培所が
国際空港の近くに作られたとか。
空港までの輸送の時間と経費を削減することが考慮されています。
梱包も、日本人は、細かいところまでチェックするので
日本人が好むように、10本ずつに束ねられていたりします。

オランダでは、大ざっぱな花の扱いをするらしく
日本人が「ああして」「こうして」と
あまりにもうるさく注文をするため
日本向けの輸出が激減しているという問題も。

市場も変化していくようですが
綺麗な花を求める気持ちは
いつまでも変わらないようです

自由奔放

2006-02-20 | Flower
マーガレットが小さくなったような
『マトリカリア シングルペグモ』
キク科の植物で、初夏に咲く花。
花のサイズは2cm程度。
とっても小さいです。
茎が右に左にと、思う存分動きがあって
自由奔放な姿をしています。

今日は雨。
お店のガラス越しに見ていると
歩道に打たれた雨が、あちこちに跳ね上がっています。
雨の向きなんて全然予想も出来ないし。
そんな動きのある茎をしている
マトリカリアシングルペグモなのでした

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モンテカルロ

2006-02-19 | Flower
黄色いチューリップ『モンテカルロ』です。
まっ黄色というより、緑味がかっていて
とってもナチュラル。
こういう色を、本当の黄緑色って言うのかなぁ。。。

『モンテカルロ』というのはモナコの市街地で、
カジノで有名です。
高級レストランとか大金持ちの邸宅があって
セレブな響きがあります。

でも、私が連想する『モンテカルロ』は
トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団です。
伝統的なクラシック・バレエをパロディ化して、
楽しく娯楽性の高いパフォーマンスを提供している
男性ばかりのバレエ団です。
数年前の私の誕生日に、公演を見に行ったことのあるのですが
パロディといっても、実力があってのパロディなので
見応えは充分過ぎるほどありました。

このセレブなチューリップのイメージとも
重なり合う点も多いかと思いますが・・・どうでしょう・・・



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