花の架け橋

今週のFlowerRoomレッスンは
花で作る架け橋。

ただ橋のような形に作る～という意味だけではなく、
上部と下部のデザインを繋ぐ“架け橋”や、
鮮やかな花色の花材と
秋を感じる紅葉した雪柳やアランセラなどの
異なるテイストの花材を繋ぐ“架け橋”など
たくさんの意味を含んでいます。

皆さんそれぞれの雲竜柳の風情を生かしてデザインされ
それぞれのフラワーブリッジが仕上がりました。


グロリオサの葉を利用して
雲竜柳の先端の流れを強調します。
先端の細く尖がった姿を生かしました。


FlowerRoomの生徒さんは花材をしっかり見定めてくれているので
なんとマムの葉をカバーリングに使ってくれました！
フォームグリーンのような動きのあるデザインです。


雪柳のブリッジとオンシジウムのブリッジで変化をつけます。
真横でなはなく斜めに並べることで
本当の紅葉トンネルをくぐっているような気持ちに。


花材をたくさん入れるだけが正しいことではありません。
グルーピングの花ですっきり、ブリッジもあっさり、とすると
雲竜柳の遊びが見せ場になります。


ブリッジで囲まれた中にMFPをクロスさせたグロリオサ。
MFPを一点に集めたスタイルとクロスのスタイルを合わせ
額縁効果で一輪が引き立ちます。


花器もデザインの一部というのがわかる作品。
曲線のある花器の雰囲気がプラスされ
柔らかく優しい仕上がりになりました。

今度のレッスンでは
あんなことやこんなことしようかな～
という次への“架け橋”になる作品になったと思います。

明日以降のFlowerRoomの皆さんへも“架け橋”になったかも知れません！