花、江戸、

池坊の歴史を学ぶ
池坊歴史講座『池坊 大江戸物語』
夏に2日間勉強した講座の続き、3日目。

京都六角堂の住職である池坊家元が
江戸に来た記録を読み解きました。

京都から江戸へ向かって様子
江戸城での将軍御目見時の様子
奉行所への申請書類整理券など細かなことまで
具体的な記録が当時を想像させます。

もちろん江戸の門弟との花展も開催。
たくさんの出瓶数やお手伝いの人数、
花席図や出されたお弁当などの記録を見ると
大々的に花展が開催されていたことがわかります。

大切な用事が済んだら江戸観光も。
運河を使って移動した船のルートも
今も残る川をそんな風に使っていたかと思うと
見方も変わってきます。

花を生けて観光した江戸時代の家元と
今日の講座の後にスタバに寄る私たち、
同じかも知れません。