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三越創業350周年記念
いけばなの根源池坊展「とらわれのない美」東京花展
お弟子さんの作品。
作品は
私の先生の東京花展出瓶作品の竹デザインをオマージュした作品で
敷板を竹細工のように自分で編んで作成してくれました。
メイン花材は私の東京花展出瓶時に使用した花材と同じ
ガーベラピッコリーニを使用。
デザインや花材を受け継ぐことから
池坊を何百年も継承していくことに繋がっていくのだと思いました。
池坊雅史事務総長のご巡視。
敷板お褒めいただきました◎
華道家家元四十五世池坊専永作
次期家元池坊専好作
池坊専宗作
自然の中にちゃんと花器に生けた花のある出生を再認識する作品でした。
宗匠、次期家元、池坊専宗の三代の花がそれぞれ異なる趣旨の花で
それぞれ解釈が違うとこからも「とらわれのない美」という宗匠のお話でした。
立花が成立する前の15~16世紀の花たてはな。
素敵な作品ばかり◎
池坊東京連合支部青年部作
地下から入ったところにお迎え花。
天女像前には池坊の花器がずらりと鎮座。
いつもお稽古で使うお玄猪も特別な器のように見えてきました。
京都いけばな資料館の歴史資料の展示コーナーでは
花伝書で使われている花器が一緒に展示。
宣徳銅 瓢箪文薄端花器(明治時代)と
皇后宮行啓 京都高等女学校 六華並生徒生花之記(明治23年)
銅 月形耳遊環付薄端立花瓶(江戸時代)と
池坊専好(二代)立花図(江戸時代)
花展は花の技術を披露する場であるとともに
他支部を含め諸先生方や池坊の方々と交流できる場としても
大きな意味を持つ会でした。
花展に関れることに感謝です。
東京花展は三次展終了の29日までまだまだ続きます。