学生いけばなフェスティバルinTOKYO

池坊お茶の水会館で開催されている
学生いけばなフェスティバルinTOKYO。
Piantaの小学生お弟子ちゃんも出瓶しました。

今までの作品では
可愛く子どもらしいものが多かったのですが、
今回はお姉さんっぽくたてはな風に。

立花より素朴で小さめのたてはな。
シーグレープの葉の縁の曲線美や
ソフォラのかくかくしたラインなど
見せたい姿をそのまま活かせられ
オトナっぽい自由花になりました。

使用花材のソフォラは
出瓶が決まった5月から
おうちで大切に育ててきてくれたもの。

花屋が用意した花材を渡されて生けるのとは違い、
お水あげなくちゃ〜
新芽が出たな〜と
日々姿を愛でてきた草木を
晴れの舞台に立たせる喜びもあります。


面の葉を使用するに当たり
蒸散を防ぐクリームを塗ったり
花展用の技法も覚えました。


池坊雅史事務総長の巡視では
「点と線と面それぞれがまっすぐで
優しい気持ちが花に表れています」
とお褒めの言葉をいただきました。


出瓶者は幅広く、幼稚園から大学生まで。
池坊花の甲子園関東大会も開催されていたり、
こんなにロビーに人がいるのは見たことない！
というくらいたくさんの皆さんが花を生けていたり。

有意義な夏休みの締めくくりになりました。