花のある生活

毎日更新!花屋Piantaのブログ。お花情報いっぱいです。

乾式と湿式

2015-04-28 | 花の長持ち

レッスンで使用するお花は
少しでも良い状態でお待ち出来るよう
常に試行錯誤しています。

現在FlowerRoom全教室では
フラワーフードを利用し、
水揚げ促進剤と花保ち剤を併用。
花保ち良さを実感していただけていると思います。

さらにこれからの暑さ対策を考慮し
ヨーロピアンフラワーデザイン連盟ご協力のもと
今日は輸送方法の
「乾式」と「湿式」の比較テストを行いました。

乾式とは
ダンボールで配送し、
花材到着後に水揚げすること。

湿式とは
水揚げした花材をバケツで輸送すること。

花が垂直に輸送されてくることで
ガーベラの90度曲がりが無くなり
薬液に長時間浸かることで
湿式で全てクリアしそうにも思いますが、
輸送スタッフの人件費などコスト面や
輸送バケツのバクテリア問題を考慮すると、
どちらがベストなのか悩ましいところ。

いろいろ検討して
常に良い状態でご用意出来るよう進めていきますので
飾られる皆さんも花保ちを心掛けてください。

フラワーフードは
産地さんは前処理剤を使用し、
Piantaでは生花店用のプロ用を使用しています。
皆さんも水道水そのままではなく
消費者用の切り花長保ち剤の使用で
薬剤の連鎖が働き
長保ち剤のお値段の元が取れるくらい花保ちが良くなります。

ゆっくり開花していくよう
花屋と一緒に花保ちを考えていきましょう!