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Pachiriの「きままに撮り歩き」

撮りたい時がシャッターチャンス!

続 フォト俳句

2010年06月15日 | フォト俳句

やっと梅雨らしくなってきました
やがてやってくる真夏を万物が乗り切るための命の水
程良い雨量であればいいのですが


蝸牛(かたつむり)が「時の上」、時間の流れの
上を這って行く。そして
蝸牛の視野を夏の緑の
風景がゆるやかに流れてゆくようだ

との選評を本県出身の長谷川先生から頂いた句です
二年前のK紙俳句大会の「地」賞になりました



田植の日のお昼時
田植機も木陰に置いて休ませてあげる気持ち
適当な写真がなくて、いまひとつです


フォト俳句

2010年06月12日 | フォト俳句
フォト俳句(フォト五七五)
なんでもないような写真でも俳句を添えればお互いが輝いてくる場合
があります。そのため、撮った写真はなかなか捨てきれないでいるの
です。フォト俳句作りのコツは写真と句の内容があまり付き過ぎず、且
つ離れすぎずの「不即不離」という距離感を保つことのようです。なか
なか思うようにはいかないものですがたまにはどうでしょうか
今回は先に句を作りあとで写真を付ける「先句後写」になりました。そ
の逆もありますがどちらでもよさそうです
4句作りましたが2句アップします(ネタ保留のためーーー)


自宅の畑で育つ南瓜
どんどん伸びる蔓(つる)に負けまいと
花も追っかけていくようです
季語は「花南瓜」で夏。「南瓜」だと秋になるというややこしさ



タケノコを擬人化しました
まだありましたタケノコ。
近くの竹林で今日撮ったもの。これは”真竹”でしょう
「竹の秋」が季語で春なのです
古い葉は黄ばみ、まるで秋のようになるから


フォト俳句

2010年01月29日 | フォト俳句

デジカメの普及で「フォト俳句」とか「フォト五七五」が話題になっている
俳句と写真が響き合って俳句だけでは伝わらない、
写真だけでも伝わらないイメージを表現する新しい楽しみ方だ
いわば俳句と写真のコラボレーションである

僅か1年間だが、俳句の講座を受講したことがある
最初は怖さ知らずで俳句の決まりごとなど知識もなく平気で乱作
暫くすると考えすぎるようになりなかなか句ができなくなった
でも写真と俳句は感動や想いを簡潔に絞り込んで
表現する点が似ているように思えて興味がある
現在は写真の方に傾注しているが将来の楽しみとして
フォト俳句も視野に入れている

折を見て他の句もアップしてみたい


シベリア付近の上空で浮かんだ句
イタリアからの帰り、どんどん時間差が広がり
まさに時差の上を飛んでいる感覚
この句はK紙俳句欄の選者である正木先生
の年間賞になった

句と写真が不即不離の関係が理想だが
このフォト俳句は少しつき過ぎと思う


晩秋の灯三景

2006年12月04日 | フォト俳句

晩秋の日は釣瓶落し。午後に車で外出し、もたもたしようものなら帰りは照明が必要になる。夕暮の時間帯は昼と夜が同居するような錯覚に陥る。公園の街灯は気付かぬうちに点灯し、今までと違う雰囲気に誘い込まれる。早速好奇心が湧き出して街灯三景を撮り回った。
昨日大津町図書館へフォト俳句の展示を観に行き刺激を受けて一枚目の写真に句を付けてみた。素人の怖さしらずか。


「秋の暮早く灯りて雲を染め」


テニス場の照明にカラスも家路を急ぐ


街灯の散歩道