25日、山鹿市「番所の棚田」へ行った
熊本県農村景観コンクールで大賞に選ばれた所でもあり棚田に咲く彼岸花が見事
9月中旬から下旬にかけて畦道などが赤い帯で巻かれたようになる
毎年20日前後が見頃で2~3日ずらすと様子が一変する程微妙な花でもある
今年は咲くのが遅いとの情報で鷹をくくっていたがやはり遅かった。既に白や黒色に変色しているのが目立つ。それに、近年猛暑のせいか数が少なく、色鮮やかさも今ひとつ
大勢の人達が訪れて地元にとっては知名度はあがるかもしれないが金は落ちず車が増えて足跡が残るばかりで、決して歓迎はできないだろう。観賞のマナーだけは守らねばと思った彼岸花には似合わない曇り空。ぱらっと小雨も降りだし約1時間半くらいで引き上げた
棚田に咲く。なんとなくまばら咲き
米の収獲も行われていた
コスモスの花と
ギメがいた。ショウロウバッタのことを熊本弁でギメと言う
例えば、「ぬしゃギメんごつ痩せとるね」(あなたはバッタのように細身だね)などとと言う
「十五夜大綱引き」の情報を美里町のFさんから戴き行ってみた。15年ぶりの復活である
場所は三千段の石段の近く
大綱引きは120年程の歴史があり米などの豊作を願って行われていたがダム建設の賛否をめぐり地区の意見が割れて以来途絶えていた
結局ダム計画は地質の状態が良くないため2003年に中止が決められた。しかし水没予定地だった三地区にはぎくしゃくしたものが残った
そこで今回、融和と再興を狙って大綱引き復活が計画された。心配されたのは藁(わら)集めと編み上げ協力者の確保だったが三地区の皆さんが一致団結して大綱引きは大成功だった
延べ約300人で編み上げられた大綱
長さ約40米、直径70cm重さ1.3t
シヨベルカーで大綱を引き出す
18時に大綱引きが始まった
どちらが勝ちの問題ではない融和の勝利だ
舞台も出来ていて。踊り、歌などで賑わう
お祝いに駆けつけられた知事
子供の「お化粧してこらした」に大爆笑
もうすぐ十五夜
阿蘇の高原に蕎麦の花を撮りに行った
朝から晴れ渡り高地にもかかわらず暑い。さぞかし平地ではと思っていたら案の定、熊本市で36.3度と全国最高を記録していた
蕎麦の花は白くて群がり咲き、畑は一面綿を敷いたよう。風に揺れ動くと大海原の白波のようにも見えた
ちぎれ雲も次々に流れて秋の風情を演出してくれた
by GX100
「蕎麦の花阿蘇の連山浮べたり」
背面へ目を向けても蕎麦の花
白い星のよう。風に揺れて接写は難しい
白の世界にゲンノショウコも顔を見せていた
このカメラはアスペクト比1:1が選べる
今年も早朝から秋の例大祭を撮りに行った
午前6時にご神体を御旅所へ移す「朝随兵」が始まる。飾り馬を先頭に鐘やラッパの音に合わせて「どーかいどーかい」の掛け声を発してねじり鉢巻に法被姿の勢子達と共に勇荘に練り歩く
14時過ぎには逆に神宮へ帰る「夕随兵」があるが馬も勢子も疲れ気味のため威勢のいい写真なら朝随兵だろう
今年は小雨の後蒸し暑く、午前中だけで引き上げた
熊本に秋を呼ぶ祭りだけど、今年の秋はまだ先のようだ
by GX100
鳥居を出た飾り馬。ここが一番威勢がいい
「どーかいどーかい」の掛け声
犬も見物
あら!
「朝随兵」終えた頃。雨が
猛暑の連続で少々バテ気味
流石に、ここ2~3日の朝夕は涼しくて秋の気配が
台風9号が強引にもたらした秋に思えるが大歓迎だ
今日は散歩コースで見つけた秋を持ち込んでみた
でも10月にならないと本格的な秋は望めない
そこで一句 「政局の混沌として残暑かな」
イナゴ
咲き始めた彼岸花
最近目にする大ススキ
顔を出した栗
今年も山都町(旧矢部町地区)の八朔祭へ行った
この祭りの呼び物は「大造り物」。今年は11基が参加杉やシュロの皮などの自然の素材を利用して造られその年の世相を風刺するのが特徴。今年も大賑わいで観客を楽しませてくれた。携れた方お疲れ様でした
造った人たちからは老齢化と商店街の疲弊化等の悩みがあり「出展を断念しようか」と思ったとの声も聞かれた。最近どこの祭りでも聞かれることで心配だ
GX100
金賞「カリブの海賊 山都に上陸」
酒蔵の前で。作品名不明
ここではお酒が振舞われていた
なんだか酔っ払いに見える
通潤橋の放水
二時間ごとにありその度に歓声があがった
橋の上。三列の水路が見える
おそるおそる水の落下先を見る