ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

Shadowlands 感想(1)

2006-09-26 02:02:18 | ナルニア・C.S.Lewis
‥しかしとりあえず読んだ分は感想書いておきましょう。
著者は,ブライアン・シブリー。ご存知の方も多いと思いますが,BBCラジオドラマ版のLOTR,ナルニア,ゴーメンガーストを手がけた人です。その他LOTR映画関係,ナルニア関係,ディズニー絡みの著書多数。公式サイトリンクしちゃったけどいいかな;なかなか素敵なオジサマです。実はまめにブログも書いていらっしゃるようなので,英語の勉強に,どうぞ!

で,このように,子供向け,でもないけど,若い人向けの本の関係著作が多いので,易しいかな~と思ったら,甘~い!(笑) 結構難しいんです。

以下,本の内容に触れます。

まず,プロローグは,ジョイの葬式から。喪主は,ちょっと風変わりな4人の男達,年取った兄弟と,若い兄弟,皆ジョイを愛していた,という所から始まります。

1章は,C.S.ルイスの子供時代の話。この辺りは映画には出てきませんが,いろいろ勉強になります。ルイス一家はアイルランド人で,これは有名ですが,ジャックの本名はClive Staplesですが,決して本名で呼ばれた事がない事,兄はWarren Hamiltonと言いますが,ウォーニーと呼ばれていました。2人は仲良しでいつも自宅の屋根裏部屋で一緒に想像の世界を楽しんでいたのだそう。しかしお母さんが40代でガンで亡くなり,彼は魔法を信じなくなったのだとか。学校にはなかなか馴染めず何度か転校しましたが(何でも小学校の先生が超恐ろしい先生で,結局精神病院に行ったとか。。(汗)),ある時Kirkpatrickという先生に出会いそこから勉強が大好きになったのだそうです。で,何かどっかで見たようなスペルだなあと思っていたら,この先生が,Digory Kirk教授のモデルだったのだそう。

イギリスの学校の先生というのは,ハリポタ読んで以来ずっと思っているのですが,いい先生にしろ悪い先生にしろ,とてもユニークな存在ですねぇ。。(まあトールキンもC.S.ルイスもその範疇ですが(笑))

またある時,お隣のアーサーという少年をお見舞いに行った事がきっかけで,一生の友達になったのだそうです。余談ですが,西洋にはご近所さんが病気になると,子供がお見舞いに行って話し相手をする,という習慣があったのですね。そういう話を若草物語とかアラバマ物語で見た覚えがあります。

という事でまだ1章しか読めていませんが,なかなか盛りだくさんでした。


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