ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

The Hobbit CD : Audacious conspirator

2004-11-24 23:42:26 | Tolkien・Hobbit
UTや他の資料から得た話は,ちょっと色を変えてみました。

Chapter 1 : An Unexpected Party続き
最後に来たドワーフのうちトーリンを除く3人はパイをオーダー。

ドワーフ達は忙しく働くビルボをおちょくる(脅かす)歌を歌いました。やがて彼らはいろいろな楽器の演奏を始めます。トーリンは金色のハープ(似合わない(笑))を弾きます。完全武装したギムリばかり見ていて,すっかり忘れていましたが,ドワーフはこんな優雅な文化を持っていたんですね。
ガンダルフは,煙草でいろいろな形の煙を作って遊びます。(映画FOTRでやってましたね)
やがて暗くなりましたが,ドワーフ達は「暗いのが好き」と言って灯りをつけさせません。

トーリンが演説を始めました。ビルボは耐えられなくなって無礼に割り込みを入れようとしましたが,ガンダルフに「取り押さえられ」ました。
この辺りで,ビルボのひいひいおじさん?て言うのか,「ゴルフの始祖?」バンドブラス・トゥックの武勇伝が出てきます。

グローインが,ビルボを馬鹿にするような一言,このホビットは何の役に立つのか,というような事を言い出します。まあ結構当たっているとは思いますが(笑)。すると,ビルボは俄然怒り出して反論,あまりの勢いにグローイン,引っ込んでしまいます。

ここで突然,はたと思ったのですが,なんでギムリは,まあ王位継承権を持つトーリンやフィーリ,キーリの,でないのはいいとして,バーリンでもドワーリンでもドーリでもノーリでもボンブールでもなく,グローイン(しかも何故かオーク声)の息子だったのでしょうね?

話が逸れてしまいましたが(汗),やがて,ガンダルフがトーリンのお父さんにもらったという地図と鍵を取り出し,今回の計画(の一部)について話し始めます。

実は,ガンダルフは後でUTで,この旅の真実について語ってます。彼は,当時闇の森の南側に住処を構えていたサウロン(死人占い師)が,スマウグを利用して,裂け谷を攻撃するのを心配していたんですね。スマウグを追い出すかうまく行けば退治して,はなれ山と谷間の国の王国を復活して,北側の守りを固めるのが本当の目的だったようです。ただし彼はトーリンを信用していなかったようで,当時のドワーフ達やビルボには,計画の全容をちゃんと語っていませんね。(しかしトールキンさんは最初からこのように考えてこの話を書いていたのかなあ?(^^;))

トーリンは,ビルボにかつてのはなれ山と谷間の国の王国の話をします。そこではドワーフと人間が仲良く暮らし,繁栄していたようなのですが,ある時,スマウグがやってきて,ドワーフ達の住処を破壊して,宝を取ってしまいました。王家の3代のドワーフ,スロール,スラインとトーリンは幸運にも無事でしたが,彼らは避難せざるを得ません。谷間の国では,当時の王様ギリオンはスマウグに殺され,人々は次々とさらわれて食べられてしまったので,皆逃げてしまいました。
ガンダルフが続きを語ります。スロールはモリアに行く事にしますが,何か予感がしたようで,はなれ山の地図と鍵を息子スラインに渡します。スロールはモリアでアゾグというゴブリン(オーク)に殺されてしまいます。(この時,スロールのというより,一緒に殺された父ナインの仇を討ったのが,当時若干32才のダインでした)スラインは死人占い師に捕まってしまいます。ガンダルフが助けに行きますが,その時スラインは既に人事不肖に陥っていて,地図と鍵を託すのが精一杯,ガンダルフは彼を助ける事ができませんでした。

ビルボはその地図に魅せられます。(彼は地図好きでした)
結局ドワーフとガンダルフは泊まる事になり,ビルボは悪い夢にうなされました。

A Wizard of Earthsea : The Shadow

2004-11-24 23:10:34 | ゲド戦記・Le Guin
2章はちょっと時間がかかってしまいました。航海用語を全然知らなくて四苦八苦しました。そーいえば,The HobbitやLOTRを初めて読んだ頃は,森林用語や山岳用語に悩まされました。(^^;)

OgionはRe Albiの自宅にGedを連れてきます。Gedは彼が何か魔法を教えてくれると期待していたのですが,何も教えてくれないと言うと,Ogionは
Because you haven't found what I am teaching.
彼が教えたのは,辛抱する事,植物の名前を覚える事,雨の下で寝る事でした。(それにしても何故普通の人の「9倍」我慢強くなくてはならないんだろう?)
Ogionの家に着いてから,GedはHardicのルーン文字とハーブを採ってくる事を許されました。ハーブを採る時間は彼にとって自由時間で楽しいものでした。ある時,彼は町の支配者の娘に出会います。彼女は魔法を見せてくれとせがみます。彼は彼女の言いなりにはならないよう気をつけていましたが,彼女に弱虫と言われ,彼は何か彼女を驚かしてやろうと,Ogionの持っていた本を読みます。
その本はOgionが彼の師匠からもらったものでした。Gedは死の霊を呼び出す魔法を読みます。すると部屋に何か恐ろしい物が来たのを感じます。その時,Ogionが帰ってきて,死霊を追い払いました。OgionはGedの会った娘の母親は魔女で,Gedにわざと悪い事をさせようと仕向けたのだと言い,
Before you speak or do you must know the price that is to pay!
と言いますが,Gedは教えてもらわなくてはそのような事を知る事はできないと反論。するとOgionは自分の所に留まるか,Rokeに行って魔法を習うか,を迫ります。
GedはOgionと一緒にいたいと思いましたが,いろいろな事を学びたいという熱望が勝って,Rokeに行く事になりました。
彼はHort Townという町へ向かうShadowという船に乗り,南へ向かいます。Rokeに近づいた時,強い風が吹いて,船の舵手はこの天候ではRokeに寄航できないので,Hort Townから船を見つけて行ってくれといいます。その時Gedは西側に光を見ます。その光に導かれ,船はRokeに到着しました。。。

うむ,この「光」は誰かが誘導したのでしょうか,それとも自然の力なのでしょうか。まあ,おいおいわかるでしょう。


遠回り

2004-11-24 00:05:55 | ハリポタ6巻
***6巻強力ネタバレ要注意。***
悪ふざけ予測シリーズ,今度はJKR公式サイトの秘密のドアからの話題です。
ハロウィンの頃,6巻に次のような章があると発表されました。

Chapter 2 : Spinners End
Chapter 6 : Draco's Detour
Chapter 14 : Felix Felicis

さて,これらは一体何なのでしょう? 当たる見込みのない(笑)予想を思いついた順に書いてみます。今日は,この中の,6章の話題です。

Chapter 6 : Draco's Detour
Detourとは,迂回路,遠回りという意味です。Dracoの遠回りとは一体何でしょうか。6巻の6章と言うと一体どの辺りでしょうか。もし,4巻,5巻と同じ位の長さとすると,ここはまだ夏休みです。でも6巻は少し短くなるという噂もあります。もし3巻と同じ位の長さとすると,ちょうど新学期の始まる頃ですが,そこまで短くなる事はなさそう,いや,なって欲しくない(不思議なもので,4巻5巻は読むのが大変だったと文句を言いながら,3巻と同じではもはや短すぎるというのも人情でして‥‥(笑))なので,多分,夏休み,でしょう。

だとすると,Dracoは一体どこへ「旅行」するのでしょうか? わざわざ"detour"と言っているので,Diagon Alley等の事ではないでしょう。今回,彼のお父さんはAzkabanにいるはずなので,彼1人,あるいははお母さんと一緒なのかもしれません。また,今までの例から見ると,一部を除いて,物語がHarry本人から離れる事はありません。あるとしても1章止まりです。と,言うことは,(まあ前例を破ってこの部分だけDracoを中心に話が進むというなら話は別ですが)Dracoは「遠回り」の結果,Harryと顔を合わせる事になりそうです。

と,すると,一体,「どこで」顔を合わせるのか,というのは,ちょっと興味がそそられますね。6章と言えば,これも前例から言うと,Privet Driveでという事は多分ないとは思いますが(そりゃあ,Death Eaterの息子がそこを突き止めたらえらいこっちゃ)大抵は,HarryがDursley家を抜け出して,夏休みの残りの期間を過ごし始める時期です。で,6巻ではこの時期HarryはBurrowにいる可能性が高いと思います。‥という事は,Dracoは,Weasley家を訪ねてくる可能性も出てくるわけです。

さて,もし,DracoがWeasley家を訪れるとしたら,一体どんな事をするでしょうか。Dracoが結局,Voldemort側につくのか,Dumbledore側につくのかは,これからの話のポイントになると思いますが,ただ,どちらの側につくにしろ,この時期は,彼は逆恨みしているのが関の山で「父の考えは間違っていた」などとWeasley家の人達やHarryなどに許しを請うというのはあまり考えられませんので,何らかの理由を付けてやってきて,何か禍をもたらすものをWeasley家に持ち込むのではないかという心配があります。

ただ,Weasley家ではない可能性もあるわけで,その可能性の高い場所と言えば‥! やはりBlack屋敷でしょう。Black家は元々Dracoのお母さんの出身です。Black屋敷からOrderの荷物などを引き上げ,Fidelius Charmを解いてしまえば,誰でもそこへ来る事ができるわけですから。
そうすると,Harryが登場するはずですから,彼がどういう状況でそこに来ているかというのが,また心配の種です。誰か大人と一緒ならいいのですが,もし彼がKnight Bus等で,1人もしくはRonやHermioneなどとSiriusの思い出を訪ねてたりでもしようものなら,そんな所で,ママと一緒のDracoに遭遇するというのは大変危険です。またまた"Diciplinary hearing"騒ぎに発展してしまわなければよいのですが。(今度彼が単独でそんな事をしでかしたら,たとえFudgeやUmbridgeがいなくてもヤバイ事になります)

‥という事で,だんだんまとまらなくなってきたので,今日はこの辺で‥‥。(笑)



Run!Run!Run!