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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

ドラゴンを夢見た少年

2004-11-13 00:37:11 | Tolkien・映画
**ROTK SEEネタバレです**
amazonのROTK SEEフッテージ最後のほうに,ピピンがデネソールに仕える時にもらった服はファラミアが子供の時の物だったというエピソードが出ていますが,その時ファラミアの言うセリフ,"... wasted many hours slaying dragons instead of attending to his studies."がちょっと気になりまして‥‥

もしかして,彼は,ビルボ,ガンダルフ,トーリンが出会った,はなれ山のスマウグの話を聞いて,そのような事を考えたという設定にしたのでしょうか? これは第3紀の2941年の出来事で,彼が生まれた年2983年の42年も前の話ですが,この話は当時の人間の子供達の間ではヒーロー伝説として語り継がれたのでしょうかね?
‥とここまで書いて「あっ」もしかして,彼はそのスマウグを1本の矢で撃ち落としたバルドに憧れたのかな? 勉強好きなはずのファラミアにしては,ちょっと変なセリフだと思いましたが,それならば,納得。

ところで,そのドラゴン伝説には,きっともう1人憧れた少年がいたと思いますが‥‥。それはアラゴルンです。彼は2931年生まれで,2才でエルロンドに引き取られています。つまり,ビルボやガンダルフがエルロンドの家でくつろいでいた時,目を輝かせた10才のアラゴルンがそこにいたはずなんですよね。
特に谷間の国の王族の末裔のバルドが,湖の町の人達を助けたり,ドワーフ達と仲良く協力している様子,また後に王国を復活させた話などは,彼の心を動かしたんじゃないかな(彼はまだ当時自分の生い立ちは知らさせていませんが),と勝手に楽しく想像したりします。

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