前回の記事にいろいろ反応がありました。ありがとうございました!(このトピックはず~っと前から書きたいと思っていたのですが、ちょっとセンスティブな内容だったので、伸ばし伸ばしにしてました。)
コメントの中には「いろんな長老がいてもいいと思う」という意見もありました。良い動機だから何も攻撃しなくても、と思った方もいると思います。
が!
私がこんな事をねちねちいうのも、これ、また、ものみの塔教育の賜物なのです。
人はその量りだしているはかりで、はかられる、と聖書にあるとおりです。
はい。
そのはかり、とは、
「コップの中にもし、一滴の毒が入っていたら、あなたは後の水はきれいだからといってそれを飲むでしょうか」
ってやつですよ~
これ、キリスト教を糾弾するものみの塔の決まり文句なんですが、キリスト教は良いことを教えていても三位一体や地獄の教理など「偽り」が入っているから、その全体も悪いものである、
と主張してるわけです。
んじゃ、なに?エホバの証人は~?
血の教理なんて、、ほかから見たら毒どころか文字通り死を意味しちゃってるわけだし、、予言の間違いの数々も、一滴の毒といえないでしょうか~
ほかの幼児虐待とか性犯罪とかは、カトリックに比べたら数は少ないかもしれないけど、カトリックの「規模」とJW規模を比べてみれば比率なんかではそう変わらないんじゃないでしょうかね~
じゃあ不祥事にしても「毒」の論理にしても、JWだって同じじゃない?
って私は思うんです。
私にとってJWとは「一滴の毒の入ったコップの水」ですから、ものみの塔の教えによって育てられた私はその良心に従って、それを、飲めない、(JWをやめる)と判断したわけです。
(改革派長老はそこんとこ、どうなんでしょう?
ねえ、どうなんでしょう???)
しかし、ものみの塔は自分たちのコップの毒を知っていながら「何も悪いところはない」といって成員に勧めているわけです。
そして自分たちが「唯一の神からの経路。」といって、成員に絶対服従を求めているわけです。
コメントで指摘していただいたように、これがものみの塔の一番の、そして根本の罪、ですよね。ここからすべての悪いことが発せられている。そのとおりだと思います。
だから、長老は神からの牧者であるべきであって、「自分たちは神からの使い」と物見の塔が主張しているから、それなりの事を期待されるわけです。
だから「いろんな個性があっていい」かもしれませんが、教えることにはそれなりの責任が伴っている事を認識するべきだと、私も思っています。
同じ年の、同じ能力の、すべて同じような二人がいたとして、独りは長老で、一人は普通の兄弟だとして、普通のJWだったらやはり長老ということだけで、長老と名のつく人の意見を尊重する傾向にあるのは、みなさん知っておられますよね。
特に若い2世に何か言う時、尊敬される「宗教指導者」としてその人の人生を狂わせてしまう、ということを覚えておいてほしいんです。
今、30代でJWをやめるとき、後10年早かったらどんなに楽だったか、、と思うこともあります。
組織の間違いに気づいている人は、そこをうまく指摘して、その上でうまくフォローすることも簡単だと思います。(そして人気を集めるのも簡単でしょう。)が、
そうされた、何もしらない成員はだからこそ納得して、やはりだましだまし、組織にとどまる、そういう機会がたぶん、これから多くなってゆくんじゃないでしょうか。
組織が「絶対」を主張する以上、その使いである長老にも神聖や完全が暗に求められる。
私はそう思います。
私はまるで蛇に睨まれたカエル(本当に身動きできなくなるんだよ)状態で十代からJWに係わってきて、そろそろ四十年になるんだけど
夫は未信者、子供も一般の教育(最初から子供の幸せはJWにはないと感じてた^^;)私だけJWの世界にいたので心の格闘はかなり長かった
奉仕や集会の多さも、聖句の解釈に関しても、JWに没頭できない部分だったし、長老の言うことは、人(成員)の人生に口出しするだけで、ありがたい助言として聞くに値しないって思ってた^^;
つまり頭でいつも(JWに)拒否反応をことごとくしていたみたい
なのになのに・・なぜにあのJWに居たのかというと・・やっぱりそれは、「神の組織」だと・・だからそこから出ることは考えられなかった
それは(エホバの証人でいて)自分だけが助かるためとかではなくね
胸を打ち叩くように祈って祈って、そのうち・・真の神であれば、どう考えても世の良心的な人達を滅ぼすなんて思えなくなってきて、このエホバの証人達だけが助かるなんてこともあり得ないと思えるようになってきて
どんどん不活発になってきた
何を言いたかったのか・・
そうそうJWの最も痛い(罪ともいえるね)ところは「神の用いる唯一真の組織」と高言しているところ
だから・・そこにあって長老としての立場は、やはり何事にも「欺いてる」といえるのかもですね~
「毒入りの水」を「命の水」といって勧めるのに先頭きって加担しているといえるかも
話違うけど
せめてJWで三十年近くダラダラと悩んでいる時、組織を出ても大丈夫(人の道から外れていない)という微かなところを教えてくれる人がいたなら、あんなに長く悩む事はなかったのにって思います
(長くなってゴメン><;)
公然と改革を口にしたらJWでいられないことは本人が一番わかってますから、PWさんの言うように「含み」を持たせるとか、あるいはネットの匿名性を利用してそこで言葉を吐くくらいしか出来ないわけですよね。
いつしか脱JWを果たそうと考えている方の批判系ブログなら応援する気が起きますが、そうでない現役の方のブログは正直哀れに思えてきます。自分で自分の首を絞めているようにしか見えません・・。
PWさんにつられて、半年以上前の未投稿の記事UPしてみます(;・∀・)
これ、至言ですね^^;若いうちに辞めたほうが傷が浅いとは一概に言えませんが少なくとも30代になってからようやく組織の偽善に気付くというのはかなり厳しいと思います。仮にそこからすぐ脱出できたとしても「外の世界」との繋がりを新たに構築していかなければいけない場合が多いですからね。そういう意味でも成員の脱出を遅らせてしまう「内部改革派長老」の罪は重いと言えるのかも知れません。
様々な事情があるでしょうが、私は自分が勇気があったから組織から出たと言えますよ。地球に生きている限り神にはお世話になり続けますが、組織にお世話になることは何もありません。神の組織や会衆の悪をエホバが許していると言うことこそ、エホバを侮辱していると思いますよ。
多くの場合、通りすがりの証人さんが言うような、“JWであるが故の問題”というのは、自分の不注意でまいたものか、あまりの非常識さゆえに降ってきた事柄ですよね。本当に信仰ゆえに忍耐しているなんてこと日本ではそうそう(まったくとは言ってませんよ)ないのではないでしょうか?
狭く窮屈な世界、広い社会からは迷惑な存在と見られているのも知らず(知ろうともせず)一方的で無神経な精神(信仰)に捕らわれている宗教人
そうね・・三十年前から十年間ぐらいなら(割と熱心だった頃)私もこんなくだらない一方的な狭い考えしか出来なかったかもw
あっ!でも・・わざわざ人を不愉快にするこんな図々しい無神経な書き込みはしなかったと思うよw
あ~なるほど、、、表現が私の気持ちにもぴったりきました。蛇ににらまれた蛙状態。わかります、わかります、、なんか逃げないといけないのに、硬直して、、動けなくなってしまう、、
私もそんな状態がほんと長く続いていましたよ、、。
●なのになのに・・なぜにあのJWに居たのかというと・・やっぱりそれは、「神の組織」だと・・だからそこから出ることは考えられなかった
そうなんですよ!!!!これなんですよ。。。ね?
だから、、やはり教える人には責任を持ってほしい、、と思います。中には組織崇拝を匂わせたくないので、できる限りマイルドな表現を使ったり、組織崇拝をぼやかすようなリベラルなことを話に混ぜたりする長老、巡回監督なんかもいます、
現役当時はそれがさわやかな水、のように感じられたけれど、結局、それはその場しのぎの麻薬でしかなかったと今気づきました。
やはり、、もし長老たちがそういう「耳ざわりの良い」話をして自己満足に陥っているのなら、、もし、こういう所を見ているなら、、その後の成員の人生も見てほしいな、、と思い書きました。
●せめてJWで三十年近くダラダラと悩んでいる時、組織を出ても大丈夫(人の道から外れていない)という微かなところを教えてくれる人がいたなら、あんなに長く悩む事はなかったのにって思います
そうなんですよね。。。長老が物事を濁す代わりに、そして、心の中で「早く気づいて」なんて思う代わりに、、正直に言ってくれたら、、
そう思います。
● いつしか脱JWを果たそうと考えている方の批判系ブログなら応援する気が起きますが、そうでない現役の方のブログは正直哀れに思えてきます。自分で自分の首を絞めているようにしか見えません・
私も実は同じような気持ちです。つまり、、自分にこの組織が正しい、と言い聞かせているようなブログ、ということですよね、
私も現役時代がそう遠い過去ではないので、、そのプロセスが痛いほどわかるんです。こうやって自己暗示をかけないとJWではいられないこと、、を。
ネットなんかを見てると、大多数のJWが教理の間違い云々を踏まえたうえで、納得して、そして極端なところはうまく自分なりに調整してJWやっている、、
なんて幻想にとらわれてしまう事があるんですが、現実は、ベロさんのおっしゃるように、自己暗示をかけながら、組織の言うままにがんばってマイコンを維持させている、
それがまだまだJWの主流,といえると思います。
ほんっと、ものみの塔!!どうにかして!という感じです。
でも社会復帰、、、これは、、年とってくるとつらい。
普通に人生送ってきた人に経済面、社会面で追いつくことが生きてるうちにできるのかなあ、って思いますよ。
●そういう意味でも成員の脱出を遅らせてしまう「内部改革派長老」の罪は重いと言えるのかも知れません
そうそうそう!!つまりはこれが言いたかったのです、、。はあ~~。