処分撤回を求めて（２５４）

東京・全国の仲間の皆さんへ。
（転送・転載・拡散歓迎。重複はご容赦を。一部報道関係者にも送信）
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。

　◆ 卒業式処分発令抗議・該当者支援総決起集会へ！
　◆ 不服従を貫いた教員（不起立者）の数は昨年を大きく上回る
　東京では３月２２日まで各学校の卒業式が行われています。この中で「君が代」斉唱時に職務命令に従わず不服従を貫いた教員（不起立者）の数は、昨年の３名（都立高校１名＋特別支援学校２名）を大きく超えて一桁の後半となっています（まだ卒業式は終了していないし都教委の処分も決定していないので最終的な人数は確定していません）。
　卒・入学式等で「日の丸・君が代」を強制する１０・２３通達（２００３年）発出されて１０回目の卒業式ですが、粘り強い抵抗が続いている証です。
　◆ かたくなな都教委の姿勢を許さない！
　しかし都教委は、被処分者の会、同弁護団、四者卒入学式対策本部などの「卒業式処分・再発防止研修の強行をするな」との要請（２月５日、３月１８日）にもかかわらず、かたくなに従来の強硬な姿勢を変えようとしていません。
　２０１２年１月・２月の最高裁判決では、硬直化した処分行政による教育環境の悪化を危惧して、「適切妥当な解決のための具体的な方策を見いだすよう最大限の努力」を求めるとの補足意見もある中で、都教委はひたすら「紛争拡大」の道をあゆもうとしています。
　都教委は３月２８日に臨時会を開催して「君が代」斉唱時に不起立を貫いた教員の処分を決定し、その日の午後には各学校に出向いて処分を発令することが予想されます。
　また、春休み中には被処分者に対する「服務事故再発防止研修」を強行しようとしています。昨年より質量共に強化された「再発防止研修」は「違憲・違法の可能性」を指摘した東京地裁決定（２００４年７月）等に反し許し難いものです。
　処分と再発防止研修で二重に教員を苦しめる都教委にいじめ問題を語る資格はありません。
　◆ 被処分者の会など都立高校四者は、都教委の処分強行、再発防止研修強行を許さないため、以下の行動に多くの皆さんの参加を訴えます。（報道関係者の取材歓迎を歓迎します。）
　◆下記の集会への大結集をお願いします。

　★ 卒業式処分をするな！都庁前ビラまき
　処分決定の教育委員会の日、都高教が例年の早朝ビラまきをしないので、四者卒入学式対策本部として早朝ビラまきをしますので来て下さい。
　３月２８日（木）８時　都庁第２庁舎前集合

　★ 卒業式処分発令抗議・該当者支援総決起集会
　　＊報道関係者の取材歓迎！
　３月２９日（金）１３時３０分～
　　全水道会館（水道橋・都立工芸高校北隣）
　　主催：都立高校四者卒・入学式対策本部

　◆学校に自由と人権を！―粘り強く闘われる各裁判の傍聴支援を！

　★「授業してたのに処分」事件第５回口頭弁論
　＊2005年再発防止研修・専門研修の日程変更を認められずいつものように授業をしていて減給６月の重い処分。福嶋さん（元福生高校）の処分取消を求める訴訟への支援を！
　４月１５日（月）
　　１０時傍聴希望者集合（傍聴抽選なし、先着順）
　　１０時３０分開廷
　　東京地裁５２７号法廷 （定員４２名）
　　終了後報告集会　場所は追って連絡

　★東京「君が代」裁判三次訴訟
　（東京地裁民事１１部、０７・０８・０９年処分取消請求、原告５０名）
　いよいよ原告証人尋問が始まります！
　５月１０日（金）第１１回口頭弁論
　　１３時１０分傍聴抽選〆切（予定）　
　　１３時３０分開廷　　東京地裁１０３号（大法廷定員９６名）
　　内容：原告２名（都立高校普通科教員、音楽科教員）証人尋問
　　終了後、報告集会　場所は追って連絡

＊東京地裁・高裁への行き方　地下鉄霞ヶ関Ａ１出口。徒歩１分

ＨＰのお知らせ、今後の予定（詳細）、裁判進行状況を更新しました。
最高裁判決全文、高裁判決全文、各種声明文、行動予定、資料等入手可能。
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「日の丸・君が代」処分取消訴訟原告団
事務局長　近藤　徹
携帯：０９０－５３２７－８３１８
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
被処分者の会HP↓（３月１９日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可）
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
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