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パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

過重な労働条件を改善し、意欲的で多様な魅力をもつ人が教員を目指すように

2018年12月25日 | こども危機
  《朝日新聞【声】から》
 ◆ 小学校の学級担任2人制に
小学校教員 土屋 聡(宮城県53)

 小学校の「学級担任2人制」を提案する。
 多くの小学校では、学級担任が全教科の指導をするため、授業準備にも事後評価にも十分な時間を費やせない。まるで仕込み時間のない料理店だ。多様な児童がいてレシピ通りとはいかないのに。
 放課後も、採点保護者との連絡など膨大な仕事がある。準備が十分できないまま授業を始め、うまくいかないことも。
 そこで学級担任2人制だ。2人の担任が交互に授業をする。1校時にA教員が指導。その間B教員は2校時の準備。2校時以降は入れ替わる。
 その日のうちに児童への手立てを講じることができ、いじめ不登校などの対応も可能だ。2人担任なら多角的に対応できる。責任が集中しないよう、主副担任とはしない
 課題は教員の確保だ。教員を倍増するために教員養成対応や予算措置が必要だ。
 だが、現在の過重な労働条件を改善することになるので、意欲的で多様な魅力をもつ人が教員を目指すことが期待できる。
『朝日新聞』(2018年12月23日【声】)

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