★05年処分撤回請求 人事委員会審理傍聴者の声 その(30)【2007.7.12】
子どもを学校に合わせるのではなく、子どもにあった学校を作ろう!
★7.12卒業式⑬グループ第3回・証人尋問
:池谷正(都障害児教組副委員長):依田明(多摩養護学校校長):江崎安幸(大泉養護学校長)
*「Iさんの理路整然とした陳述はよかった。教育とは何か、教育を破壊するものは何かをあらためて感じました。卒業式について『壇上でのメリット』について質問した、処分者側代理人の方のくどいような問いかけに、思わず傍聴席から声があがりました。人事委員会審理担当の事務局から注意がありましたが、『壇上式』を是正させようとするような執拗な質問にはあきれかえりました。
依田校長については、非常に重要な点について、『記憶してない、覚えていない』と返答をさけているのには驚いた。校長として卒業式をどう考えていたのか、本当に覚えていないのか、答えをさけるのか。
ただ学習指導要領通りとしか言えない校長の姿は惨めでした。傍聴を経験して得るところは多く、これからも機会を作って参加したいと思いました。」 (Y・U 都障教組退職教員)
*「『障害児教育で、個人個人の事情に応じ自立を助ける』と口では言いながら都教委の『10.23通達』に屈してしまう二人の校長の姿勢が明らかにされてよかった。Iさんの誠実な教育への熱意とは、あまりにも違う校長二人に心底腹が立った。
通達には抵触しない形で、ハンデある子供に即した必死な、多摩養護の先生方の提案にも不誠実な校長。校長と教育委に教育を語る資格はない。」 (A・K 請求人)
*「証言に立った、どちらの校長もどのような教育観を持って校長になろうとしたのでしょうかねえ。ともかく、主体性を持たず、自己の信念を持っているのならば、子どもより自己保身(国家や教育委員会に忠誠を誓っているとしか思えないが)の方が大切ならば、校長失格であり辞任すべきでしょう。
3人の請求人および弁護士の迫力と余裕は痛快でした。大切なことの多くを、『記憶していない。わからない。答えられない。答えたくない。』とは語るに落ちます。」 (T・K 都障教組退職教員)
<ヒゲメモ>
I先生の陳述は、全国の教育関係者・保護者に聞いて欲しかった。障害児教育34年間の思いは、どんな重い障害児でも人間として一歩でも卒業まで成長させる誠実な教師集団のひたむきな、地道な創意ある日常の取り組の中で作り上げてきた。最後の授業である卒業式もどの学校でも、その学校の子どもの障害に応じて、即したものを、校長を含めて教職員みんなで作り上げてきた。『10.23通達』は、現場の実情を全く無視した、教育破壊そのものであることを詳細に証言した。
二人の校長は、都教委の縛りが強いのであろう、証言する背中に、真実を語りたくても何ものかに怯える影が透けて見えている。
明日・13日も14時都庁第一39階 人事委員会審理あります。支援よろしく。
(請求人・代理人15名 傍聴者37名 心から感謝。 被処分者の会 星野)
子どもを学校に合わせるのではなく、子どもにあった学校を作ろう!
★7.12卒業式⑬グループ第3回・証人尋問
:池谷正(都障害児教組副委員長):依田明(多摩養護学校校長):江崎安幸(大泉養護学校長)
*「Iさんの理路整然とした陳述はよかった。教育とは何か、教育を破壊するものは何かをあらためて感じました。卒業式について『壇上でのメリット』について質問した、処分者側代理人の方のくどいような問いかけに、思わず傍聴席から声があがりました。人事委員会審理担当の事務局から注意がありましたが、『壇上式』を是正させようとするような執拗な質問にはあきれかえりました。
依田校長については、非常に重要な点について、『記憶してない、覚えていない』と返答をさけているのには驚いた。校長として卒業式をどう考えていたのか、本当に覚えていないのか、答えをさけるのか。
ただ学習指導要領通りとしか言えない校長の姿は惨めでした。傍聴を経験して得るところは多く、これからも機会を作って参加したいと思いました。」 (Y・U 都障教組退職教員)
*「『障害児教育で、個人個人の事情に応じ自立を助ける』と口では言いながら都教委の『10.23通達』に屈してしまう二人の校長の姿勢が明らかにされてよかった。Iさんの誠実な教育への熱意とは、あまりにも違う校長二人に心底腹が立った。
通達には抵触しない形で、ハンデある子供に即した必死な、多摩養護の先生方の提案にも不誠実な校長。校長と教育委に教育を語る資格はない。」 (A・K 請求人)
*「証言に立った、どちらの校長もどのような教育観を持って校長になろうとしたのでしょうかねえ。ともかく、主体性を持たず、自己の信念を持っているのならば、子どもより自己保身(国家や教育委員会に忠誠を誓っているとしか思えないが)の方が大切ならば、校長失格であり辞任すべきでしょう。
3人の請求人および弁護士の迫力と余裕は痛快でした。大切なことの多くを、『記憶していない。わからない。答えられない。答えたくない。』とは語るに落ちます。」 (T・K 都障教組退職教員)
<ヒゲメモ>
I先生の陳述は、全国の教育関係者・保護者に聞いて欲しかった。障害児教育34年間の思いは、どんな重い障害児でも人間として一歩でも卒業まで成長させる誠実な教師集団のひたむきな、地道な創意ある日常の取り組の中で作り上げてきた。最後の授業である卒業式もどの学校でも、その学校の子どもの障害に応じて、即したものを、校長を含めて教職員みんなで作り上げてきた。『10.23通達』は、現場の実情を全く無視した、教育破壊そのものであることを詳細に証言した。
二人の校長は、都教委の縛りが強いのであろう、証言する背中に、真実を語りたくても何ものかに怯える影が透けて見えている。
明日・13日も14時都庁第一39階 人事委員会審理あります。支援よろしく。
(請求人・代理人15名 傍聴者37名 心から感謝。 被処分者の会 星野)
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