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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

安倍を倒そう!(576)<ジョン・ロック『統治二論』に見る安倍政権の暴政(1)>

2020年02月23日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
 この間▲ 安倍政権は憲法無視の暴政を繰り返している。
 それは、秘密保護法(2013年12月)、集団的自衛権の容認(2014年7月)、戦争法(2015年9月)、共謀罪(2017年6月)、辺野古沖埋め立て強行(2018年12月)などなど。

 さらにここに来て、検事長の定年延長まで強行した。
 まさに暴政の限りを尽くしつつある。

 ところで、ジョン・ロックの『統治二論』(1690年)は、フィルマーの「王権神授説」を批判し、「名誉革命」を擁護、「抵抗権」や「革命権」を主張したことで、その後のアメリカ独立革命・フランス革命などの市民革命に大きな影響を及ぼした書である。その最後の方に、「第十八章 暴政について」「第十九章 統治の解体」がある。
 安倍政権の暴政を考える上での参考になればと思い、その中から、いくつかの記述を紹介したい。
 まず「第十八章 暴政について」から。
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簒奪(さんだつ)が、他人が権利をもつ権力を行使することであるのに対し、暴政とは権利を超えて権力を行使することであって、何人もそのようなことへの権利をもつことはできない。
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法が侵されて他人に害が及ぶ場合には、どこにおいても、法が終わるところ、暴政が始まる
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権威の座にある者で、法によって与えられた権力を超え、自由に使える実力を利用して法が容認しないことを臣民に押し付ける者は誰でも、そのことによって為政者であることをやめ、権威なしに行動する者として、暴力によって他人の権利を侵害する他の者の場合と同様に抵抗を受けることになるであろう
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 次の「第十九章 統治の解体について」では、以下のようなことが述べられている。
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・・人民には、権威なしに何かを押し付ける者の暴力に対して抵抗する十分な自由がある・・社会からの委任を受けて公共の意志を宣言する人々が社会から排除され、そうした権威や委任をもたない者が彼らに地位を簒奪する場合には、誰であれ、自分自身の意志のままに行動してよいのである。
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社会のそもそもの指名によって権威を与えられていないのに、新しい法を導入したり、古い法を覆したりする者は誰でも、それによって法が作られた権力を否認し、転覆させ、新しい立法部を樹立することになるのであろう。
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立法者が、人民の固有権を奪い、また破壊しようとするとき、あるいは、人民を恣意的な権力に服する奴隷状態へと追いやろうとするときには、立法者は常に人民との戦争状態に置かれることになり、それによって人民はもはやそれ以上のいかなる服従からも解放されて、神が力と暴力とに備えて万人のために用意した共通の避難所へと身を委ねることになる・・・立法部は、この信託違反によって、人民がまったく異なった目的のために立法府の手に置いた権力を喪失し、人民にその権力が復帰することになろう。
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 また、次のようにも述べている。(励まされる記述である。)
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いずれにせよ、権利に反して全面的に悪しき取り扱いを受ける人民は、あらゆる機会を捉えて、自分たちに重くのしかかっている重荷を取り除いて楽になろうとするであろう。
人民はそうした機会を望み、求めているのであり、しかも、そうした機会は、人間の世界に特有の変化や脆さや偶然のうちに、やがては必ず到来するものなのである
その実例を自分の一生のうちに見たことがない人は、この世できわめて短い生涯しか生きなかった人であるに違いない。
また、世界におけるあらゆる種類の統治の中からその実例を挙げることができない人は、書物をほとんど読んだことのない人である
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 次回に続く。

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 都教委包囲首都圏ネットワークでは、五輪への子どもたちの強制動員に反対する都教委要請行動を、以下の日程で行います。
 会場は未定ですが、情報課の課長が出るとのことです。
 <日時> 2月28日(金)16:00~
 <集合時間・場所:15:30 ・都庁第一庁舎1階ロビー>

 *要請文などがありましたら持参してください

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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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  対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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