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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

都庁で働く皆さま 都民の皆さま 2013年12月19日号

2013年12月24日 | 日の丸・君が代関連ニュース
  《河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会 都庁前通信》
 ● 秘密保護法・世論無視の安倍政権 ● 5000万円の猪瀬都知事
   声をあげ続け、主権在民の政治をつくろう!


 国民が反対する声には耳を貸さず、アメリカに擦り寄り、数の力に任せて国家安全保障会議(日本版NSC)を設置し、秘密保護法を成立させた安倍独裁政権。「今ある秘密の範囲は広がらない。一般の人が巻き込まれることは決してない」と安倍首相は言った。では、法の36か所に上る「その他」は何を意味するか。歴史は秘密拡大により言論が弾圧されたことを示している。私たちはその歴史を繰り返してはならない。
 政府が重大な情報を隠して国民にウソをついていても国民はそれを知ることができない。知ろうとする行為を厳罰で威嚇する。国の政治に関する正しい情報を国民が知り、国民が政治に参加することで成り立つ民主主義の根幹が損なわれようとしている。
 一方、猪瀬都知事はしどろもどろの議会答弁や記者会見での弁。見え透いた嘘をいつまでつき通すのか。辞職しか、残された道はない。
 安倍首相は「教育再生実行会議」を開き、道徳の教科化や教科書検定基準の改悪(=南京大虐殺や領土問題等に「政府の見解」を入れる、領土問題のスペースを多くするなど)を決めた。
 石原・猪瀬都知事が任命した教育委員たちは、「都教委の方針と異なる教科書」の使用を禁止し、「君が代」不起立処分を続ける。それは、子どもたちが独立した人格として育っていくのに欠かせない、自由に学習する機会を子どもたちから奪い、権力の座にある自分たちの好みの色に子どもたちを染め上げようとすることである。
 こうしたことが拡大され、その延長にあるものが、国民の知る権利を大きく損なう秘密保護法です。私たちはその正体を見定め、声をあげ、政治を市民のものに変えていきましょう。
 ● 練馬区教委 教育現場から『ゲン』の撤去求める陳情を全員一致で不採択

 12月2日、練馬区教育委員会は、教育現場から『はだしのゲン』を撤去するように求める陳情などを、全員一致で不採択とした。
 陳情に対し、委員一人ひとりが発言

 ○図書を選定する学校現場の先生や校長の判断を信頼し、尊重する。
 ○教育委員会は、特定の図書を取り上げて撤去を求めたり推薦はしない。
 ○『ゲン』は、全体としては“有害”といえるものではない。
 ○特定の書籍の図書からの撤去を求めることは、言論表現の自由、検閲を許さないとした憲法21条や、子どもの知る権利の保障などに触れる恐れがある。 
 練馬の市民が大きく声をあげ全国に発信したことが、討議に向き合う教育委員の皆さんを触発した部分もあるのではないでしょうか。
 安倍政権が進める教育改革はこうした良心的な教育委員会を政治介入で潰そうとするものです。
『河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会』
http://kaikosasenaikai.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/index.html#entry-78448124
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